令和元年、最後のこんばんわ。(笑)
令和元年最後の夕焼けがみられました。
令和元年最後の夕富士もみられました。
雲も結構、あったので、無理かなと思いましたが、日が暮れてから、令和元年最後の夕月も見られました。
暮れなずむ、令和元年最後の夕富士をもう一度。この一年、働き詰めだったクレーンと一緒に。ご苦労さまでした。
では、よいお年をお迎えください。
令和元年、最後のこんばんわ。(笑)
令和元年最後の夕焼けがみられました。
令和元年最後の夕富士もみられました。
雲も結構、あったので、無理かなと思いましたが、日が暮れてから、令和元年最後の夕月も見られました。
暮れなずむ、令和元年最後の夕富士をもう一度。この一年、働き詰めだったクレーンと一緒に。ご苦労さまでした。
では、よいお年をお迎えください。
おはようございます。
5月1日からはじまった令和元年もあっという間に大晦日。さて、令和元年の納めは寅さんにお願いしましょう。
寅さんが帰ってきましたよ。”男はつらいよ”シリーズ開始から50年目の50作目、山田洋次監督88作目の新作。昨日、観てきました。
この夏、日本橋三越でみんなの寅さん/50周年記念展を見たとき、暮れに本作が上映されることを知り、楽しみにしていた。思っていた通り、昭和の寅さんが、思い出シーンの中でたびたび登場する。おまけに吉永小百合はじめ数々のマドンナたちも。なつかしさで胸がいっぱい。令和元年の最後を飾る、とてもいい映画でしたよ。
あれから20数年たった物語。諏訪家の夫婦、さくら(倍賞千恵子)と博(前田吟)、そして、息子の満男(吉岡秀隆)が誰一人欠けない、当時と同じ顔触れなのがうれしい。今回の主人公は満男。サラリーマンを辞めて新進作家となっている。妻を亡くし、中学生の娘と二人暮らし。そこに突然現れた、幼馴染で初恋の人、イズミ。これもシリーズで同じ役で出演していた後藤久美子。さて、どうなるでしょうか。その先を知りたい方は映画館へどうぞ(笑)。
満男が、”人間は何のために生きてんのかな”と聞くと、寅さんはこう答える。”難しいこと聞くなぁ、お前は・・何と言うかな、あぁ生まれてきてよかった、そう思うことが何べんかあるだろう。人間そのために生きてんじゃねえのかなぁ”
寅さんの名言も啖呵もいくつも聞けますよ。
困ったことあったら、風に向かって俺の名を呼べ。(寅)
。。。。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!
おはようございます。
昨日、2019年展覧会ベスト10を発表しましたが、今日は、3年振りに復活、”今年の展覧会美女ベスト10”を。これは、展覧会に現れた画中の美女を対象に選出するもので、同一の展覧会からは1名のみという決まり。何故、復活させたか、それはもちろん、鏑木清方の幻の名作、築地明石町が44年振りに出現したからでござりまする。
それでは、発表いたします。ご笑覧ください。
2019年 展覧会美女ベスト10
おはようございます。
2019年もいよいよ、あと三日。そろそろ、恒例の(笑)、ぼくの2019年展覧会ベスト10を発表したいと思います。定年後、ぼちぼち展覧会を見はじめ、5、6年ほどたって、ある程度の数をこなすようになった2012年に、はじめてマイベストテンを記事にしました。今回で、8回目となりまする。今年も、何とか100を超す展覧会をこなすができました。これが元気のバロメーター(笑)。一昨年は病気をして半数になりましたからね。
今年は素晴らしい内外のコレクション展がいくつもあり、随分、楽しませてもらった。それに、清方の名作、築地明石町が44年振りに現れたのもうれしかった。これらが、マイベスト10の上位を占めている。それでは、どうぞ、ご笑覧下さい。
2019年展覧会ベスト10
第1位 コートールド美術館展(都美)
第2位 幻の《築地明石町》特別公開 (東近美)
第3位 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美(京博)
第4位 オランジュリー美術館コレクション展(横浜美)
第5位 松方コレクション展(西美)
第6位 原三渓の美術/伝説のコレクション展(横浜美)
第7位 奇想の系譜展(都美)
第8位 美を紡ぐ 日本美術の名品展(東博)
第9位 東寺/空海と仏像曼荼羅(東博)
第10位 吉野石膏コレクション展(三菱一号館)
次点 大浮世絵展(えど博)
もう一人のぼくが選ぶベスト10
第1位 奇想の又兵衛/山中常盤物語絵巻展(MOA)
第2位 岸田劉生展 (東京ステーションギャラリー)
第3位 鳥海青児とその時代(平塚市美術館)
第4位 屏風を開けば (神奈川歴博)
第5位 名品展&桃源郷展(大倉集古館)
第6位 円覚寺至宝展(三井記念)
第7位 伊庭靖子展/まなざしのあわい(都美)
第8位 小原古邨展(大田記念美術館)
第9位 荘司福・荘司貴和子展(平塚美術館)
第10位 いしかわの神々/信仰と美の世界(石川県立博物館)
次点 うつろひ、たゆたひといとなみ 湊茉莉展(銀座)
捨てておけないベスト10
第1位 キスリング展 (庭園美術館)
第2位 第71回正倉院展 (奈良国立博物館)
第3位 ラスキン生誕200年/ラファエル前派の軌跡展(三菱一号館)
第4位 ギュスターヴ・モロー展(パナソニック)
第5位 ゴッホ展(上野の森美術館)
第6位 クリムト展/ウイーンと日本(都美)
第7位 ウィーン・モダン/クリムト、シーレ 世紀末への道(国立新)
第8位 ハプスブルグ展(西美)
第9位 三国志展(東博)
第10位 円山応挙から近代京都画壇へ(芸大美)
次点 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展 (BUNKAMURA)
科学展・文学展・写真展等合わせてベスト10
第1位 マンモス展(日本科学未来館)
第2位 巨星・松本清張展(神奈川近代文学館)
第3位 高畑勲展(東近美)
第4位 滝口修造コレクション(富山美)
第5位 恐竜展(科博)
第6位 みんなの寅さん展(日本橋三越)
第7位 中島敦展(神奈川近代文学館)
第8位 2019世界報道写真展(東京都写真美)
第9位 日本を変えた千の技術博(科博)
第10位 水木しげるの魂の漫画展(そごう美)
次点 江藤淳展(神奈川近代文学館)
最後にベストスリーの美女にしめくくってもらいましょう。
マネの名作、”フォリー=ベルジェールのバー”。(コートールド美術館で撮った写真)
清方の名作、築地明石町。
佐竹本三十六歌仙絵のうち、”小大君”。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!
こんばんわ。
ぼくは富士山とお月さまが見られればほかに何もいらない(笑)。令和元年も残すところあとわずかとなった今日、最高の富士見とお月見ができ上機嫌でござりまする。
日の出直後のピンク色に輝く富士。やっぱり富士山は冬ですね。春は花、夏ほととぎす、秋は月、冬雪さえて富士の山(道元さんの歌をアレンジ)
しばらく後の朝の富士。
秋の月に限らず、月はどの季節もよし。今夕の月は新月を初日とすれば、三日目の月、三日月。日没わずかな時間しか見られない高貴なお月さま。ばっちりと見せてもらいましたよ。おまけに、宵の明星、金星姫をお供に!
日没後の三日月と金星
暮れなずむ頃。金星がはっきりしてくる。
月の蔭の部分、地球照もみえる。
金星
そろそろ月の入り。30分ほどベランダで楽しませてもらった。明日は月と金星が”大接近”。月星マークが見えるかも(笑)。ただ、天気がどうか。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
今日はお墓参りに。
おはようございます。
明月院は境内に十数本の蝋梅(ロウバイ)があり、咲きそろうと見事なものだ。そろそろ咲き始めているだろうと出掛けた。いつも最初に咲く株がお目当て。休憩所の近くにある蝋梅の木だ。
さてさて、どうだったか。これほど咲いているとは!あまりの蝋梅の咲きっぷりに狼狽した(笑)。
栗鼠くんも狼狽!
また、食べ始めた。もぐもぐ。
でも、ほかの十数株の蝋梅はまだ蕾。見頃は、お正月明けでしょうか。
まだ、紅葉も共存。花想い地蔵さんのもみじがようやく色づいた。
大きな岩石の上に育っているモミジも、見頃に。右のもみじの支根から伸びている左側のモミジ。
矢倉の前の水仙も咲き始めた。
ミツバツツジの花も!狼狽・・・
春はもうすぐ。若葉も!狼狽・・・
メラレウカ(フトモモ科)。若葉というわけではありません。
狼狽するうさちゃん。
アメリカ芙蓉の白花が!
よくみると、ツワブキの葉っぱだった。ここでも大狼狽・・
蝋梅の咲きっぷりだけではなく、いろいろ狼狽した年の暮れの明月院でした。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!
こんばんわ。
10日振りに浄智寺を訪ねた。あのとき、見事に染まっていたモミジは散り、あのとき、五分染のモミジが見頃になっていた。年の暮れの名残りのもみじを楽しんできた。
春を待つミツマタ。
途中の明月川の名残のもみじ。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
おはようございます。
令和元年納めの展覧会は、クリスマスの前日に見に行ったえど博の大浮世絵展となりました。フィナーレを飾る豪華な展覧会でしたよ。なんと、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳という五大浮世絵師の名品が勢揃い。加えて、版画は”経年疲労”で色が褪せてくるものだが、ここのは、まるで刷ったばかりのような鮮やかさのもあり、質が良く、色がとてもきれい。それもそのはず、保存状態の良い海外の美術館所蔵のものが、多数、来日している。最高の浮世絵展といっていいかも。
第1章の歌麿からはじまり、順次、写楽、北斎、広重、国芳と続く。では、それぞれの代表作をご覧下さい。ここでは色が出ていないので、もの足りない方は会場まで足をお運び下さい(笑)。
第1章 喜多川歌麿
婦女人相十品 ポペンを吹く娘
当時三美人
難波屋おきた
高島おひさ
第2章 東洲斎写楽
三代目大谷鬼次の江戸兵衛
四代目岩井半四郎の重の井
市川鰕蔵の竹村定之進
第3章 葛飾北斎
凱風快晴
諸国瀧廻り 下野黒髪山きりふりの滝
冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏
芥子 構図が上の作品と似ているという説がある。
第4章 歌川広重
東海道五拾三次之内 蒲原 夜之雪
東海道五拾三次之内 庄野 白雨
名所江戸百景 亀戸梅屋舗
第5章 歌川国芳
相馬の古内裏
宮本武蔵の鯨退治
其まヽ地口猫飼好五十三疋
めったにない素晴らしい浮世絵展でした。ぼくの年末恒例の(笑)”今年の展覧会ベスト10”入り濃厚か。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!
こんばんわ。
今日は部分日食でしたが、関東地方ではあいにくの曇り空。沖縄や青森からはこんな便りが。
見えた!月みたい、部分日食で観測会 沖縄(時事通信)
青森からは、欠けたまま沈みゆく夕日 「日入帯食」を観測(ウェザーニューズ)
こういう自然の写真はいいですね。先日の2019年報道写真展でもこの種の写真がいくも展示されていました。
水面に映る“中島の地蔵桜” ライトアップされ田んぼの水面に映り込む樹齢200年の福島県二本松市の地蔵桜。朝日新聞社。
中秋の満月と岐阜城。
富士山のご来光。
立山で雲上の朝。
アオリイカの産卵。
狙ってぱくり、カワウ。
カイツブリの子育て。
ぼくの最近の自然写真(汗)。
鉄塔から月の出。
カワウの羽干し。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
おはようございます。
令和元年も残すところわずかとなりました。展覧会や観劇などの感想文を書き残しているものが結構あり、今日、紹介するスーパー歌舞伎IIオグリもその一つ。
新橋演舞場に11月14日に家内と一緒に見に行った。小栗判官はこちらに引っ越してきてから身近な存在になった。藤沢の遊行寺に小栗判官と照手姫、そして小栗十勇士のお墓があるのだ。暴れ馬、鬼鹿毛(おにかげ)の墓まである。
そして、今年は、3月に藤沢浮世絵館で”小栗判官物語と遊行の縁”展が開催され、すぐそのあとには、東博で、(両陛下と文化交流展の中で)、岩佐又兵衛の通称、”をぐり”、小栗判官絵巻を見た。さらに、三の丸尚蔵館でこの”をぐり”の表紙裂を見ている。というわけで、2019年は、ぼくにとってはオグリ祭だった(笑)。
平成3年に梅原猛と市川猿翁がつくり上げ、演劇界に新風を巻き起こしたという伝説のスーパー歌舞伎『オグリ』の新版である。梅原猛の原作をもとに、スーパー歌舞伎を熟知する横内謙介が脚本を書き、猿之助と杉原邦生の共同演出という布陣。さらに、配役は、市川猿之助と中村隼人のダブルキャストで、小栗判官と遊行上人役を交互出演(我々は猿之助の小栗を見た)。新橋演舞場初の客席左右同時両宙乗りも見られる。舞台うしろは鏡・スクリーンで映像がはなやかに映し出される。
あらすじは中世説話と大幅には変わらない。公式サイトより。
武芸学問に通じた美貌の若者、藤原正清後に小栗判官=オグリ(市川猿之助・中村隼人)は、縛られることを嫌って心のままに生き、集まった若者たちとともに自らを小栗党と称していた。ある日小栗党は、横山修理の娘、照手姫を輿入れ行列から奪い去る。照手姫とオグリは強く惹かれ夫婦となることを誓うが、修理は二人の仲を許さず、オグリたちは殺され、照手姫は川に流されてしまう。閻魔大王の前にやってきたオグリたちは地獄で大立廻りを繰り広げるが、ついには捕えられ、オグリは顔も手足も重い病に侵された姿で娑婆に送り返される。生き返ったオグリは、遊行上人(市川猿之助・中村隼人)の導きで善意の人が曳く土車に乗り、熊野を目指すこととなる。その道中、照手姫と再会するが、姫はオグリに気づかず再び別れていくのであった。果たして二人は再び会うことができるのか、オグリの旅の行く先は—
開演前の舞台。後ろが鏡になっていて、客席が写っている。
市川猿之助と中村隼人のオグリ。
とても面白いオグリ歌舞伎でした。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!