気ままに

大船での気ままな生活日誌

熱海梅園 早咲き見頃

2015-01-31 21:44:41 | Weblog

今日は愛妻の日(1.31)ですが、愛meの日でもありますので、妻は連れず、一人で熱海梅園に行ってきました(爆)。さすが、暖かな熱海の梅園、早咲きはもう、すっかり見頃になっていましたよ。

梅園入口の紅梅、白梅。


入場すると、いきなり、花よりだんご。

家を8時に出てきたから、まだ、10時。おなかはすいていないので、だんごは食べずに、花に専念。でも、”梅より蝋梅”の声がどこからか、聞こえてくる。でも、もう盛りは過ぎていた。蝋梅というより老梅かな。

やっぱり、熱海梅園は梅の花。紅白だけではなく、ピンクの花も。”林州”

これは紅冬至

濃いピンクの鹿児島紅

この鹿児島紅は、梅園創始者茂木氏の孫、昌子さんからの寄贈だった。

梅見の滝

ここから、滝の裏に入ることができる

梅見の滝裏

梅見の橋

梅見の水仙

遠目の梅

中山晋平旧宅。 名曲をたくさんありがとうございました。雨降りお月さん雲の中

もちろんここも寄りました。澤田政廣記念美術館。以前、記事にしていますので今回は省略します。


そのあとは糸川沿いの熱海桜見物へ。これが、またお見事!明朝をお楽しみに。おやすみなさい。

  

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吉田五十八建築にみる日本画家の画室/鏑木清方と山口蓬春

2015-01-31 07:48:06 | Weblog

鎌倉の鏑木清方記念館と葉山の山口蓬春記念館とがタイアップして、”吉田五十八建築にみる日本画家の画室”というキャンペーンをはっている。画室はこれまでも自由に観られたから、特別公開というわけではない。両画室とも吉田五十八の設計であることをよりよく知ってもらいたいということだろうか。

清方は、昭和7年に東京矢来町の自宅の改築を吉田に依頼している。その後、昭和29年に現在地に居を構えるが、気に入っていた、矢来時代の吉田設計の画室を模してつくった。一方、蓬春は、昭和28年に、戦前の自邸に引き続き、画室の設計を吉田に依頼した。吉田とは美校で同期生だったそうだ。

地元といっていい両美術館は、よく訪ねている。もちろん画室も覗いているが、今回は目を皿のようにしてみた(笑)。専門的なことはよくわからないが、どちらも、広々として、自然光がたっぷり入る、和風の居心地の良さそうな画室である。このキャンペーン期間くらい撮影可としてもらえれば、もっとよく紹介できるのに残念。

ちらしに、両画室の一部が載っているので、雰囲気はわかってもらえると思う。

鏑木清方の画室

山口蓬春の画室

山口蓬春の画室を庭からみる

最近、山口蓬春記念館は隣地に別館が出来て、展示室も増え、別館の二階ではコーヒーやお茶がサービスされる。のんびりできますよ。葉山の海をみながら、日本画鑑賞という、ぜいたくな時間をすごしたい方、どうぞ。

現在の展覧会

近代数寄屋建築の第1人者、吉田五十八建築といえば、鎌倉では吉屋信子邸。詳しくはここの訪問記をどうぞ。

 

 

湘南地区では、大磯の吉田茂邸もそうだったが放火で焼失。また、二宮には吉田五十八の自邸がある。

そして、前の歌舞伎座も吉田五十八設計。2010年4月。閉館5日前の写真。



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海老蔵の石川五右衛門

2015-01-30 12:42:23 | Weblog

先日、新橋演舞場の初春花形歌舞伎を観てきた。昨年末、海老蔵で〆、また新年、海老蔵で明けた。演目は”石川五右衛門”。

筋書の中で、原作者の樹林伸が、海老蔵のことを、当代随一の”傾き(かぶき)役者”と書いていたが、確かに!歌舞伎役者はかぶかねば面白くない!そして、原作もずいぶんとかぶいている。かぶきとかぶきの相乗効果(笑)でとても面白い歌舞伎となった。

五右衛門といえば、大泥棒で、南禅寺の山門で絶景かな、絶景かなと叫び、最後は鴨川の河原で釜茹でにされてしまうことくらいしか知らないが、実際、史実もほとんどないそうだ。逆に言えば、小説家にとっては、想像力を駆使して、どんな五右衛門史でもつくることができる。

金田一少年の事件簿(さとうふみや)の漫画原作者として知られる樹林伸は、破天荒といってもいい(笑)、五右衛門一代記をつくりあげた。

一幕目、聚楽第に忍び入った五右衛門(海老蔵)は、秀吉の愛妾、お茶々(孝太郎)に出会い、恋に落ちる。そして五右衛門の子を宿どす。

二幕目では、茶々が懐妊したことを知った秀吉(右近)が訪ねてくる。しかし、茶々の、いたたまれない様子と、見慣れぬ銀煙管に秀吉はぴんとくる。五右衛門は、秀吉を南禅寺の山門に呼び出し、茶々の子は自らの子だとあざ笑う。ところが、秀吉は意外な事実を明かす。五右衛門は秀吉の落とし子だったのだ。茶々の子は孫のようなものと喜ぶ。山門前には満開の桜。絶景かな、絶景かな。

一転、三幕目は満州にある臥龍城。ハダ女真族を率いるワンハン(獅童)が城主。部下は櫻嵐女(笑三郎)はじめ、軍隊もすべて女性。理想の女性、が日本に居ることを知り、櫻嵐女らを差し向け、お茶々をさらってくる。その際、こども鶴松を惨殺する。これを知った五右衛門は秀吉から舟をもらい、茶々を取り返しに行く。

ワンハン一味との戦いで五右衛門は海に放り出されるが、建州女真族のヌルハチ(九團次)に助けられる。そして、共通の敵、ワンハンに攻め入るのだった。しかし、途中でヌルハチは一味に襲われ、殺される。五右衛門はヌルハチの、中原の覇王になる夢を受け継ごうと、打倒ワンハンに向け闘志をみなぎらせるのであった。

そして大詰。まず、五右衛門の前に大きく立ちはだかるのは黒龍江の巨大な龍。大決闘の末、五右衛門は征龍の宝刀により悪龍を仕留める。一方、お茶々はワンハンに従わず、あわや、殺されそうになる。そこへ、鳥に乗って、宙乗りの海老蔵が助けにくる。大決戦がおわり、ヌルハチの夢はかなえられるのであった。

万里の長城の場で、巨大な城門で、絶景かな、絶景かなと叫ぶ海老蔵・五右衛門の顔は晴れやかであった。

舞台装置も豪華絢爛、悪龍との海老蔵の大立ち廻りも迫力満点、突如、大ガラス(?)に吊られ、空を飛んでくる宙乗りの海老蔵にも驚かされる。見所満載の、かぶいた、面白い歌舞伎だった。

。。。

ヌルハチは五右衛門と同時代の実在の満州族の長。落ちぶれた明に対抗し、後金国(のちの清)と名乗った。明に攻め入り、連戦連勝で、北京まで攻め入ったが、一度だけ敗北し、そのときの負傷が原因で亡くなる。大清帝国の祖、太祖と呼ばれたのは死後のこと。なお、モンゴル語から自分たちの満州語をつくったのはヌルハチで、文武共優れていたという。(筋書中の朝田富次の文章より)

ヌルハチ

時代背景

ジンギスカンの義経伝説を彷彿とさせる、面白い原作本。五右衛門は釜茹にされず、実は海を渡り、ヌルハチと名を変えて、清国をつくったなんて、わくわくするような物語。

五右衛門(海老蔵)

秀吉(右近)

ワンハン(獅童)

お茶々(孝太郎)

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アオガエル、熊本電鉄で活躍中

2015-01-29 09:46:48 | Weblog

先日、友人と横浜にぎわい座に、ダメじゃん小出の漫談・コント、”新春18切符”を観に行った。ぼくも、すっかりダメじゃんのフアンになり、もう3回目になる。時事ネタが多いが、今回は演題名からも知れるように、自身が長年の趣味である鉄道ネタだ。二時間、ぶっ通しの演技で、満員の観客を湧かせる。

最後のネタが、東急電鉄で長年、働いてきた車両、通称”アオガエル”のこと。昭和32年に製造され、東急東横線からはじまり、大井町線、目蒲線などで働きつづけたが、最後は熊本電鉄に引き取られ、現在も一両編成で、二車両が現役で活躍している。当時としては最先端の超軽量車両5000系、アオガエルの車両は日本中探しても、ここにしかないのだそうだ。

ダメじゃんは、博多の公演を終えたあと、はじめて九州新幹線に乗り、アオガエルをみに行った。その活躍の様子を動画にも撮った。上熊本から北熊本まで実際に乗って、つり革が大揺れして荷台にぶつかるシーンなども撮った。つり革くんからみた人間観察のコントをした後だったから大爆笑。

そして、ふたつの車両を老夫婦にたとえたコントがはじまった。華やかに活躍した東京時代、そして、定年後、第二の人生を熊本で送り、いよいよ最晩年を迎えている。しばし、笑わさせ、おわりに、ほろりとさせる。ダメじゃん小出の芸が冴える。

実は、家内が熊本出身で、熊本電鉄の車両をみたこともある。でもそれが、ぼくの若き日の通勤電車であった東横線の車両であったとは、夢にも思わなかった。そして、渋谷のハチ公前にモニュメントとして置かれている、緑の車両がまさに、アオガエル第一号なのだそうだ。

それで、昨日、渋谷ブンカムラでのバンクス花譜集を観に行ったとき、アオガエルの写真を撮ってきたので、ご紹介したい。

まず、ハチ公との位置関係。ハチ公は、毎日、アオガエルを見ています。

そして、正面右から。よくみると、可愛い顔をしてますね。二つの窓が蛙の目のような。左目の上に名誉の5001の数字。5000系第1号車の印。

うしろからみると。NHKのゆるきゃらが。

内部。つり革ははずされている。NHKの宣伝が多い。NHKに乗っ取られたか(爆)。

このアオガエル電車の由来と履歴が説明されている。記念すべき第1号車。昭和29年に制作され、昭和45年まで東横線で活躍。その後、田園都市線、大井町線、目蒲線等、転籍を繰り返し、昭和61年に上田交通に譲渡。平成5年廃車。平成6年、長津田操車区に保存。平成18年、ハチ公前に設置。その際、18メートルの車両を11メートルにカットされた

現在も熊本で活躍中。5101号。(昭和32年生まれ)
6000形パンタグラフ
(熊本電鉄ホームページより)

なお、都営三田線の車両も同電鉄(藤崎宮前~御代志間)で使用されている。この車両はインドネシアでも働いているとのこと。
6000形

こんどの熊本行きのときには、ぜひ乗車させてもらおう。
アオガエルさん、まだまだ、がんばって!

 

 

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京博・平成知新館/鰐淵寺の名宝展 (冬の京都#6)

2015-01-28 09:36:02 | Weblog

冬の京都シリー ズもいよいよ最終回。とびとびになってごめんなさい(汗)。〆はやっぱり京博。昨秋、紅葉見物に行ったとき、8時まで開いているというから、夕方、訪ねたら、まだ1時間待ちというので諦めた経緯がある。あのときは鳥獣戯画展だったからね。今回は、是非にと思っていた。特別展の”鰐淵寺の名宝”にも興味はあったが、新装の平成知新館も見学したかった。

平成知新館の設計者は、ニューヨーク近代美術館(MoMA) 新館、東博・法隆寺宝物館も手掛けた谷口吉生だという。二年ほど前、MoMAを訪れたとき、設計者が日本人の世界的建築家と聞いて驚いたものだ。自然光を取り入れるスタイルで、居心地の良い空間だった。平成知新館はどうだったか。ちょっとMoMAと比べながら眺めてみたい。

自然光を取り入れる平成知新館ロビー

自然光と直線美

MoMAの階段と自然光


MoMA

水を取り入れる、平成知新館の外観。東博・法隆寺宝物館もそう。 

また、館内に戻ろう。展示室は撮影禁止なので、案内図だけを。1Fは仏像、墨跡、染織、金工、漆工など。特別展示室(鰐淵寺)も。2Fは中世、近世の絵画、絵巻など。3Fは考古と陶磁。どこも、広々とした空間がいい。

それでは、1Fの特別展示室を覗いてみよう。山陰の名刹、鰐淵寺(がくえんじ)の名宝がずらりと。平成27年に33年ぶりにおこなう本尊ご開帳を記念して、名宝を特別展示している。

まず、ふたつの観音菩薩立像。いずれも重要文化財。

以下は、ちらしからの解説文付の写真です。で、説明は省きます(笑)。天台宗の鰐淵寺だが、以前は出雲大社との関わりが深く、神像も多い。

まず、ぼくの、お気入りの女神さまから。かなり虫喰い跡があります。虫が好かないよりいいでしょう(笑)。

上の女神さまとカップルの男神さま


渋いお顔の男神さま。虫も寄りつかないきれいな体。


牛頭天王さま

千手観音さま

明治古都館はやっぱりいいね。


考える人、考えない人もいて世はのどか

これで、冬の京都シリーズを終わらせていただきます。また、春に京都にお邪魔したいと思っています。

 

 

 

 

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明月院 マンサクの花見頃 リスくんも見頃

2015-01-28 08:31:26 | Weblog

1月6日に明月院を訪れたときに、蝋梅が咲き乱れる中、マンサク(満作)がたった一輪だけ、開いていた。あれからもう20日もたっている。もういいだろうと、午前中に出掛けてみた。

境内の坂道を登って、小さな山門前の小道を左へ行くと、二、三の蝋梅に囲まれて、一本の立派なマンサクの木が立っている。さて、どうか。まだ満開の蝋梅の花の向こうに少し赤みを帯びた花が!豊年満作に咲いている!マンサク、最高の見頃といってよいだろう。それに、空は青いし、おまけに、まるで春のような暖かさ、見物するにも最高の環境!

方丈庭園の裏側になります。中央左の黄色の花がマンサクです。


ここの蟹はいつも見頃です。

花想い地蔵さんの花もいつも見頃です。


生け花も見頃、横の羊くんも見頃です。

丸窓はいつも見頃です。


境内に十数本ある、蝋梅も十分見頃です。今なら、蝋梅とマンサクが同時に鑑賞できます。マンサクは、早春に”まんずさく”花。でも、場所によって、開花にばらつきがある。二、三日前に観てきた大船フラワーセンターのはまだ一、二輪。瑞泉寺にも立派なマンサクの木があるが、あそこのも遅い(今年はまだ未確認だけど)。

では、蝋梅の花をもう一度。



あたいも見頃よ!

あたいは空から落ちた飛天さま。ぴーひゃらぴーひゃら見頃です♪

あたいも見頃だよん

明月院でまんずさく花を観ての帰り、北鎌倉駅横の池でカワセミまで観せてもらった。遊びのかみさまありがとう!

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大船観音寺 2015年の節分豆まきは勢関と鏡桜関

2015-01-27 22:07:15 | Weblog

この一週間ほど、本ブログ記事、”大船観音/節分豆まき”のアクセス数が増えてきている。多分、今年の節分はどうなのかを知りたくて訪ねてこられたのだと思う。でも、それは、昨年の記事で、あまり参考にならなかったと思う。それで、僕自身も知りたかったこともあり、夕方、最新情報の調査に出掛けたノデアル(汗)。

大船観音寺は山の上にあるが、その麓の入口付近に案内板が掲げてある。去年と同じ豆まきメンバーかなと思って、近づくと、な、なんと、久しぶりにお相撲さん!それも、幕内人気力士、勢関と鏡桜関の両力士がお出ましという。そして、豆まきの日は去年と同じ、2月1日(日)午後2時。

お相撲さんの豆まきは、6,7年前の白鵬関以来ではないだろうか。そのときは、行列が長い石段を埋め尽くし、さらに、笠智衆さんがお住まいだった岡本方面の道まで繋がった。境内が満員になり次第、打ちどめになるので、そのときはあきらめて帰った。今年もおそらく、一、二時間待ちは覚悟しなければならないだろう。

勢関は今場所、上位陣総当たりの厳しい地位だったこともあり、1勝14敗。一方、前頭十五枚目の鏡桜関は千秋楽で大事な星を落とし、負け越し。両力士共、”福は内、鬼は外”の掛け声に力が入ることだろう。

2月1日、お伺いしますよ、観音さま。


今日は上弦の月だった。

これで、ご訪問頂いた方々に、少しはお役に立てるかも。

 

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三浦海岸 河津桜一部見頃 三浦大根全部見頃

2015-01-27 08:34:12 | Weblog

鎌倉宮の河津桜が見頃になっていたので、三浦海岸の河津桜はどうか偵察に出掛けた。

京急の終着駅、三崎口の一つ手前の三浦海岸駅。まず駅前広場の河津桜はどうか。ありゃま、ごらんのようにひとつも咲いていない。でもよく調べたら一輪だけみつけた。

こんな開花状況では、と、ちょっと心配になり、さらに近くの海防陣屋跡の三浦・河津桜の原木を観に行った。ここで一安心!原木は固い蕾ばかりだったが、向かいの若木には、ちらほらと!

よし、これならば小松ヶ池公園までの線路沿いの河津桜のいくつかは咲いているだろうと、歩き始めた。10分も歩くと、河津桜の並木がはじまり、約1km、約千本の河津桜がつづく。満開時にはすごいことになるのだが、現在はどうか。ほとんどの木は駅前のや原木と同じ、固い蕾。しかし、遠くにピンク色に輝く木が並んでいるではないか!5,6本だが。小走りで近づく。

もう、すっかり見頃になっている。うっとり眺めた。ここまで来た甲斐があったと、ほっとする。そのとき、オメデト~と言いながら、京急の赤い電車が通り過ぎていった。そのあと、めったにみられない青い京急、ブルースカイトレインが来たのに、そのときは撮り逃してしまった。

そして、ここから、下の線路側の歩道に降りていくと、そこにも、十本くらいの、見頃の河津桜が並んでいてくれた。それも、なんと菜の花添えで!ぼくは、もう有頂天になってしまった。本当に、この時期に十数本の見頃の河津桜を観ることができて、とてもうれしかったのだ。

でも、そのあとは線路沿いは、ずっと、固い蕾の木ばかりで、小松ヶ池公園に入っても、下の写真のような状況。この池によく来るカワセミをしばらく待ったが、現れてくれなかった。

三浦海岸の河津桜は、一部(15/1000)見頃だったが、三浦大根は100%見頃でしたよ!これを観るだけでも、訪れる甲斐があります。この風景は、京急電車とツーショットの河津桜の裏側の畑で撮ったもの。


後方の薄緑がダイコン畑

冬の菜っ葉類各種。

春のような温かさの中、見物人ほとんどなしの(汗)、贅沢な、お花見と、お大根見でした。次回は河津桜100%見頃のときに行く予定。ちなみに桜まつりは2月14日(土)~3月15日(日)です。

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大相撲初場所星取り予想の結果はどうだったか

2015-01-26 17:32:35 | Weblog

あっという間に、初場所がおわってしまった。さて、恒例の、ぼくの星取り予想はどうだった、自己評価してみたいと思います。

重点項目にあげた5点のぼくの予想と、実際の結果について、それぞれ検証してみたいと思います。緑色の文章が予想です。

1)白鵬の新記録達成は100%ありません!理由は、大記録達成はいつも稀勢の里に阻まれる運命にあるからです。
見事にはずれました。結果的には、”準優勝”の稀勢の里と日馬富士に四差をつけての、ぶっちぎり全勝優勝となりました、おまけに、優勝を阻まれるはずの稀勢の里を相手に13日目に優勝を決める! 


2)稀勢の里、初優勝の確率は100%です!理由は、白鵬が優勝できないからです。体調も万全、田子の浦部屋も完成、二所一門の総大将としての自覚も出てきた、心身ともに充実。優勝を狙う力が備わってきました

これも見事にはずれです。ただ、先場所につづいて11勝と、それ以前の停滞からは完全に脱しました。前半戦の取りこぼしさえなければ、来場所こそ、千秋楽まで優勝争いに加われると思います。

3)豪栄道は、今場所は大関昇進時の勢いが復活します。横綱から白星、二つは奪い、二桁勝利。稀勢の里優勝への援護射撃となるでしょう。琴奨菊は、いよいよ大関陥落でしょうか。
おお、恥ずかしい、これもゼンゼンはずれデス。予想に反し、カド番の琴奨は早々と勝ち越し、逆に、豪栄道は千秋楽まで持越し。やすやすと白鵬に全勝優勝を許してしまったのも豪栄道の不調も一因。来場所は、地元、大阪で復活し、稀勢と共に白鵬打倒ののろしをあげてもらいたいもの!

4)鶴竜は先場所終盤の注文相撲で、すっかり運が落ちました。当分、優勝は無理でしょう。
これだけはぴたりと当てました(笑)。来場所も無理でしょう。

5)次代を背負う、遠藤と逸ノ城。初日の直接対決、見応えがありました。遠藤完勝。この1勝が今場所の両力士の明暗を分けることになるでしょう。すなわち、遠藤8勝7敗、逸ノ城7勝8敗。両力士以上に期待されるのが、高安。今場所は10番近く、勝つのでは。
これは、いいところでしょうか。遠藤は負け越したけど、進歩の跡がみられました。来場所は横綱・大関とは当たらない地位に下ると思われるので、二桁勝利は間違いないでしょう。逸ノ城は研究されて、6勝9敗で関脇陥落。同じモンゴルの照ノ富士が関脇昇進確実で、逆転されてしまいました。高安を含め、4力士の出世争いが面白くなります。

というわけで、1,2,3)でぼくの予想は完敗。大はずれといっていいでしょう。
でも、以下に示すように、個々の力士の星取り予想では、何とか勝ち越しました。

。。。。。。。
いつものように、左が予想星取り/右が今場所の成績。ぼくの勝星は、±1は〇、それ以外は●

稀勢の里14勝1敗/11勝4敗●、白鵬13勝2敗/15勝0敗●、鶴竜11勝4敗/10勝5敗〇、日馬富士11勝4敗/11勝4敗〇、豪栄道11勝4敗/8勝7敗●、高安9勝6敗/6勝9敗●、栃煌山8勝7敗/7勝8敗〇、遠藤8勝7敗/6勝9敗●、琴奨菊7勝8敗/9勝6敗●、逸ノ城7勝8敗/6勝9敗〇、照ノ富士7勝8敗/8勝7敗〇、碧山6勝9敗/5勝10敗〇、勢6勝9敗/1勝14敗●、安美錦5勝10敗/6勝9敗〇、宝富士5勝10敗/7勝8敗●、栃の心5勝10敗/6勝9敗〇

ぼくの成績:8勝7敗。からくも勝ち越しました。

大阪場所の目標は二桁勝利でんがな!

。。。。。。

白鵬、大鵬の幕内優勝回数を抜く、33回優勝!この記念すべき、2015年初場所に国技館ですもう見物に行ったことは、いつまでも忘れない。

おめでとうございます、白鵬関!


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ナショナルギャラリー/英国の至宝

2015-01-26 06:51:11 | Weblog

渋谷のブンカムラに、”ナショナルギャラリー/英国の至宝”を観に行った。さすが、話題の映画だけあって、予定していた11時からのは満席でとれず、次の1時からのわずかな空席をようやく確保した。上映時間はなんと180分という長丁場。夕方からの予定も入っていたので、終盤の30分は家内に任せて(笑)、尻切れトンボの形で出てきたのはちょっぴり残念だった。

3年ほど前、家内とロンドン・ナショナルギャラリーで特別展、”レオナルドダビンチ展”を観た。レオナルドの生涯作品は20に満たないが、その半数の9点がここに集結するという、空前絶後の素晴らしい展覧会だった(記事にしてあります)。

この映画は3年に渡って、撮っているというから、きっとこの特別展のことは触れているだろうと思っていたが、やはり、そうだった。入場券を買い求める人々の行列にはじまり、会場内の様子も克明に撮っていた。”白貂(てん)を抱く貴婦人”、”岩窟の聖母”、”リッタの聖母”、”聖ヒロニムス”、”救世主キリストそして、”聖母子と聖アンナと聖ヨハネ”と次々と展示作品が現れ、あのときの興奮がよみがえってくる。この展覧会の関係者らへのインタビューもあった。レオナルドの作品が一堂に会することで、絵画同志が響きあい、新たな感動が呼び起こされたし、また、多くの作品を丹念に調べることにより、天才レオナルドの技量のすごさに改めて敬服したという。

美術館の日常的な活動も紹介される。子供、学生、大人など様々な観客に対して、それぞれ工夫をこらした学芸員のギャラリートークも面白い。もうちょっと長く聞きたいと思うものもいくつもあった。

館内での本格的なデッサン教室も紹介される。ヌードモデルは女性だけではなく、男性もいる。生徒の中には、裸体のデッサンははじめての経験だという高齢者もいて、人体のうつくしさについて感想を述べていた。

そして、この映画の目玉のひとつ、ナショナル・ギャラリーご自慢の高度な修復作業。X線分析によって、どのように絵具は塗り重ねられていったかを調べると、レンブラントの絵画の下地には別の絵が描かれていた。まるでミステリー映画をみるような場面。そして、実際の修復作業の様子も紹介される。

さらに、ナショナルギャラリーの基本的な在り方や美術品の設置方法を巡る職員間の議論の様子や、額縁の制作風景等、普段みられない美術館の舞台裏を覗かせてもらえる。

そして、ぼくがみられなかった終盤は、家内がいうには、名画の前で、英国ロイヤル・バレエ団の演舞がラストを飾ったそうだ。チャンスがあればもう一度観てみたいものだ。

レオナルドダビンチ展が開催されたロンドンナショナルギャラリー(2011.11)

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