気ままに

大船での気ままな生活日誌

円覚寺で栗山英樹さんの講演を聴く

2024-05-31 21:36:30 | Weblog

こんばんわ。

雨の降りしきる中、円覚寺の夏季講習講座に出掛けた。コロナ以前はよく参加したものだが、今回は久しぶりの聴講となった、なにせ、2023年WBC日本代表監督の栗山英樹さんの講演があるというので早々と予約を入れておいたのだ。荒天にもかかわらず、広い大方丈は満席。人気のほどが知れる。

”現代におけるリーダー像”というテーマだが、栗山さん、開口一番、みなさん、固い話よりWBCの話を聞きたくて来られたのでしょう、とぼくらの心を見透かす(笑)。

この講演の前に円覚寺の横田管長の法話があり、そのときにこんな話をされた。栗山さんとは先週、自分が総長をしている京都の花園大学で対談をしたことを明かし、そのとき、栗山さんの”人を信じて、信じて、信じ抜く”という言葉に感銘を受けたという。禅宗にも通じることなのだろう。また、WBC制覇で帰ってからみなさんから褒められつづけ、こうして人間は駄目になってゆくのだろうなと思った、と言われたのにも驚いたそうだ。”有名無力”という言葉もあるように、有名になると有頂天になり研鑽を怠るようになる。これをすでに意識しているところがすごいという。

さて、栗山さんの話。世界一の景色を見るために何をすべきか、強いチームはベンチに居る選手も一丸となって戦っている。この姿勢をつくらなければならない。全員が、おれが日本代表だという意識を強くもってもらいたい。選手選考のときも直筆の手紙で、あなたが全日本チームに是非必要だと、所属チームの監督を通してではなく、直接、選手個人宛に送った。

”ダルビッシュジャパン”といわれるほど、ダルはチームをまとめるに大きな貢献をしたようだ。大リーガーとして一人早々と日本チームに入り、自分のことはさておいて、選手たちに技術的な指導や大リーガーの情報を与えたり、飲み会を計画したりと、こんなにありがたいことはなかったと、栗山さん。

ヌートバー採用の話、ショート源田の小指の骨折で選手交代も考えたが、絶対このチームを離れたくないと監督に懇願したその心意気に負けた話。ぼくらもドキュメンタリー映画で知っているエピソードが次々出てくる。

準決勝のメキシコ戦は負け試合だった。九回裏、1点差。まず、三番、大谷がヘルメットをとばし激走する右中間二塁打。四番、吉田が四球で塁を埋める。そして五番、村上に命運が託された。期待の若きホームランバッターは調子が上がらない。当初、バントの名手の代打も考えていたが、この場面で、代打の選手はどれほど緊張するだろう、それより、村上でいこうと、おまえに任せたと指令を送る。まさに”お前を信じた”。それが当たった。強打!走者二人を返す逆転の二塁打!決勝進出!

そして、最後はやっぱり大谷翔平。てっきりトラウトとの決戦の場面のお話しかと思ったが、栗山さんが米国との決勝戦で一番、感動したのは、7回裏の大谷の内野安打だという。3対1で米国をリードして、8回はダル、9回は大谷に任してある。ここは無理して累に出る必要はない。クローザーとしての仕事を残しているのでむしろ塁に出ないで、ブルペンで投球練習をした方がいいに決まっている。ところが、内野ゴロをなんと激走して安打にしてしまった。大谷はどんなときでも、最高の力を出し切る、その姿に感動したというのだ。

そして、世界中の野球ファンが感動したクローザー大谷対エンゼルス同僚トラウト。8回にダルが打たれ、3対2になっていた。大谷が前の打者をダブルプレーに打ち取り、メジャーを代表するスーパースター同士の対決となる。誰もが夢見たが、こん劇的な形で対戦するとは。まるで小説みたい。そして、トラウトを160キロ直球で追い込み、スイープと呼ばれるスライダーで空振り三振で仕留める!大谷が試合を締めくくり、日本の優勝が決まる!野球の神様が演出したとしか考えられないフィナーレであった。

先のWBCの熱戦を思い起こさせる素晴らしい講演だった。どうもありがとうございます、栗山英樹さん。

特集ワイド:栗山英樹監督が語るWBCと愛弟子 翔平の物語は続く ...

講演会場となった大方丈

講演がおわり、外に出ると、雨が上がっていた。イワタバコが見頃になっていた。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

紫陽花は色づきはじめていた。

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大谷14号ツーラン 港の見える丘公園のドジャーブルーの花、バラ、紫陽花も

2024-05-30 21:35:43 | Weblog

こんばんわ。

今朝、大谷が10試合ぶりに14号ツーランを放った。ほかにもタイムリーヒットも放ち、併せて3打点の大活躍でドジャーブルーの3連勝に貢献した。しかし、残念ながらNHKもアベマにも生中継がなく、スポーツナビで知るしかなかった。でも、そのあとの朝のニュースで豪快に逆方向のレフトスタンドへ叩き込む雄姿を確認できた。

一方、そのあとNHKで生中継されたカブスの今永投手は散々の結果になってしまった。3回までにメジャーワーストの7失点を喫し、0点台だった防御率成績も急降下、1・86となり、トップから陥落した。初黒星もつき、デビューからの連勝は5でストップした。前回、雨天中止でスライド登板せず、中10日になったのも不振の原因の一つかもしれない。しかし、これから持ち直し、防御率を1点台に維持し、サイヤング賞を狙ってほしい。十分、できるぞ!

港の見える丘公園にある神奈川近代文学館で”帰ってきた橋本治展”が開催されている。3日後が最終日となるので、今日、行っておかねばと出掛けた。とても面白い文学展だった。その詳細は後日、記録することとして、今日は、公園内の初夏の花々を紹介しよう。

春薔薇は終盤に入ったが、品種によっては、まだまだ魅せてくれる。また苑内に紫陽花も結構あり、だいぶ色づいてきた。でも、一番印象に残ったのは、大谷14号のよろこびが増幅させのかもしれないが(笑)、ドジャーブルーのクレマチスだった。イギリス館の前の薔薇苑のアーチや生垣等に絡みつき、たくさんの青い花を咲かせていた。まるで、大谷のホームラン王、今季も間違いなし、と言っているよう。

ドジャーブルーの花(クレマチス)

右の木に絡みついている。

薔薇のアーチに絡みつく。

生垣に。

薔薇

紫陽花

百合もはじまった。

大佛次郎記念館

その先に県立神奈川近代文学館がある。

文学展、ちょっとだけよ。このぼくら世代では知らぬ人のいない有名な学園祭ポスターからはじまった橋本治。東大紛争真っただな中で。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


明日が下弦の月

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海蔵寺の晩春 華やかなり 

2024-05-29 21:40:06 | Weblog

こんばんわ。5月もあと二日でおわり。”晩春”という言葉ももう使えない。空も晴れ上がったので”晩春の海蔵寺”を訪ねた。海棠と山吹の花咲く春も盛りの頃に訪ねて以来、ひと月半振り。そのときに負けないくらい華やかでしたよ。

この時期に見たい花といえば、八重ドクダミとイワタバコ。どちらも鎌倉のいくかの寺で見られるが、ここのはひときわうつくしい。

八重ドクダミの群落はこの石の周りに。

もうすっかり見頃になっている。

見事な八重の花びら。

そして、イワタバコ。境内の数か所に群落があるが、まず、このヤグラの周辺のを。

鐘楼脇の苔庭の苔石の上にも。

まだ咲き始めかな。

本堂(左)と庫裏(右)。庫裏前の赤い花はマツバギク。

マツバギクと並ぶ白花菖蒲はまだ数輪のみ開花。これが揃って咲くと見事。もう一度来たい。

近くの京鹿子も咲きはじめ。

マツバギクは鐘楼の周りでも咲いている。

境内には咲き始めの紫陽花。

くれない

サツキも。

こんにちわ。

ヒメシャラか。

本堂裏の日本庭園。

カラーと睡蓮が見頃に。燕子花はおわり、半夏生はこれから。

とてもすばらしい晩春の海蔵寺でした。

海蔵寺から鎌倉駅までの今小路沿いに咲いていた八重柏葉紫陽花とフェイジョアの花も見事だった。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

チラリ半化粧。

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高橋まゆみ人形展・郷愁 北鎌倉古民家ミュージアム

2024-05-28 21:47:05 | Weblog

こんばんわ。

北鎌倉古民家ミュージアムでは、毎年のように、高橋まゆみ人形展が開催されている。今年、はじめて最終日に入ってみた。ほのぼのした農村風景の中のお爺ちゃん,お婆ちゃんとお孫さんの顔の表情にほっこり。残念ながら、いつもは写真撮影OKなのに、本展は禁止。人形は計80体も展示されているが、そのうち、ちらしの写真からいくつか紹介しましょう。

朝の体操

夕日

鼻めがね

頑固じーさんのお宝

おむすび

人形作家の高橋まゆみさんの紹介。長野県飯山市在住。2010年に飯山市に高橋まゆみ人形館を設立。

【人形作家・高橋まゆみ】粘土が人形へと形を変えていく不思議に魅せられて【前編】|創作人形作家×ボートレースアンバサダー対談|Dream Runner

では、おやすみなさい。

いい夢を。

高橋まゆみ人形館 | _美術館 | _美術館 | トリップアイデア | Go ...

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復刻開館記念展 出光美術館

2024-05-27 20:42:07 | Weblog

こんばんわ。

丸の内の帝劇ビル内の出光美術館は、同ビルの建替計画にともない、令和6年(2024)12月をもって、しばらくの間、休館に入る。そこで、この一年はリニュアルまでの”さよなら展覧会”として”出光美術館の軌跡・ここから、さきへ”展が4期にわたり開催されている。次のような内容である。

1期(4・23~5・19) 復刻 開館記念展—仙厓・古唐津・中国陶磁・オリエント
2期(6・1~7・7) 出光佐三、美の交感—波山・放菴・ルオー
3期(7・20-8・25) 日本・東洋陶磁の精華—コレクションの深まり
4期(9・7~10・20) 物、ものを呼ぶ—伴大納言絵巻から若冲へ

出光ファンとしては、どれも見たいが、とくに1期の仙厓、古唐津と4期の伴大納言絵巻と若冲(プライスコレクション)は外すわけにはいかない。すでに1期は終了しているが、早々に見ている。

1期は”復刻 開館記念展”と銘打っていて、58年前の開館記念展の出品作品と展示構成を意識しながら企画されたもの。開館記念にはまさに出光佐三コレクションのエッセンスともいうべき作品が並んだ。今回も仙厓の書画、古唐津、中国の陶磁や青銅器、オリエントの美術の代表的な作品が展示された。写真撮影は禁止なので、会場風景の雰囲気をお見せできないが、それぞれの分野の作品をちらしやマイコレクションの中から拾い出し、記録しておこう。

第1章 古唐津

「一楽、二萩、三唐津」と茶陶を代表するひとつ、古唐津。飾り気のない野武士のように素朴な朝鮮風焼き物として人気が高い。出光佐三もこの魅力に惹かれ、300点を越える作品を蒐集している。本展でも重文2点を含む30点ほどが展示されている。

絵唐津丸十文茶碗 唐津 日本 桃山時代

重文・絵唐津柿文三耳壺(水指)唐津 日本 桃山時代

ほかに重文・絵唐津葦文壺(水指)も。

第二章 仙厓

”博多の仙厓さん”の愛称で親しまれている聖福寺の住持・仙厓(1750-1837)のほのぼのした禅画はぼくも大好き。博多のお寺まで訪ねたことがあった。「厓画無法」(仙厓の絵には法則がないこと)を宣言した仙厓さんの作品は自由気ままな筆致で描かれているが、その中に禅の教えが込められている。出光美術館では何度も”仙厓展”が開催されている。直近では22年10月に”仙厓のすべて”展を楽しんでいる。

指月布袋画賛 仙厓 日本 江戸時代 ”ヲ月様幾つ十三、七ツ”の賛があるがお月様の姿が見えない。指先の指し示すものを見ても何も見えない。求めるべきものは指のはるか向こうの月そのものだからだ。指(経典)をいくらたどっても、月に象徴される悟りの核心は手に入らない。修行こそ大事だと、教えている、そうだ。

◯△□ 賛がないため難解至極といわれている。さて、みなさんはどう解釈しますか。

堪忍柳画賛 仙厓 日本 江戸時代 吹きつける風の中には耐え難い風もあるだろうが、柳はいずれの風をもさらりと受け流してやり過ごす。「堪忍」でごわす。

約20点ほどの仙厓書画が展示されている。前述の22年”仙厓のすべて展”では100点近く展示されたので、コレクション総数は倍近くあるのでは。

第三章 中国陶磁

出光佐三は1910年代後半頃に大連で中国陶磁の穏やかな美に癒され、その後、北京や天津の骨董屋で中国陶磁を求めている。これに加え、近代以降に注目されるようになった唐三彩、鈞窯景徳鎮官窯の青花など、様々な時代、産地のやきものも蒐集した。ここでは25点ほど展示されている。

重文・青磁下蕪瓶 南宋官窯 南宋時代

重美・金襴手孔雀文仙盞瓶 景徳鎮窯 中国 明・嘉靖「冨貴佳器」銘

第四章 オリエント

エジプトやメソポタミア文明の発祥地として知られるオリエントの地域から豪華な金銀器や色鮮やかなガラス器、装飾性豊かな陶磁器など見事な美術工芸品が蒐集されている。ここではイランのものを中心に15点ほど。

色絵人物文花口瓶 イラン 12‒13 世紀 

ラスター彩人物文鳥首水注 イラン 12‒13 世紀

第五章 青銅器

青銅器の蒐集といえば根津美術館だが、ここでも、たくさん蒐集しているようだ。商(殷)・周時代のものだが、出光佐三は中国美術の源流が青銅器にあるとし、蒐集し鑑賞した。

饕餮文兕觥 中国 西周時代

重美・饕餮文斝 中国 商(殷)時代後期

たくさんの名品で、目の保養をさせていただいた。また仙厓さんの書画では禅を楽しませてもらった。また2期も出掛けてみたくなった。

9階美術館ロビーから皇居外苑をのぞむ。新美術館でもこの眺めを残してほしい。

鎌倉花散歩 

建長寺のイワタバコも見頃です。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

布袋画賛(仙厓)

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おめでとう、大の里 新時代の幕明け

2024-05-26 22:17:26 | Weblog

こんばんわ。

大相撲夏場所の千秋楽、これ以上ない結末となった。優勝争い単独トップの大の里が結び前の相撲でくせもの阿炎を寄せ付けず完勝。12勝3敗で一気に優勝を決めた。それも、初土俵から史上最速7場所目の幕内最高優勝。幕下付け出し力士では輪島の15場所を大幅に更新した。新小結での優勝は1957年夏場所の安念山以来、67年ぶりという。

よくやった。十両時代から大物感がただよっていたが、入幕後、11勝、11勝とつづけて優勝戦線にからみ、とうとう三場所目で12勝、初優勝をつかみ取り、実力も証明された。この成績は大鵬、白鵬を凌ぐもので、いよいよ新時代の幕明けといっても良さそうだ。今日の解説者も口をそろえ、大スター誕生ですね、と喜びの声をあげた。舞の海さんはこれだけの体格と能力をもつ人がよく相撲界に来てくれた、と最大級の賛辞。

おめでとう、大の里!

優勝インタビューでは、二所ノ関親方(元稀勢の里)から優勝しても喜ぶな、と云われた、と。たしか、稀勢の里も親方(元横綱・隆の里)から、強いばかりではいけない、惻隠(そくいん)の情をもたなければいけないと教えられている。惻隠の情は伝達された。

”三役で三場所33勝”が大関昇進の目安。このまま突き進めば、九月場所で昇進目安到達。九州場所で新大関も。いや、来場所、連続優勝でもすれば、特例処置で大関昇進も。そして、年内にも新横綱にも。と、次々夢が沸き上がってくる。さすれば、大の里時代到来!

本来ならば、この役を琴櫻(琴ノ若)や朝乃山に担ってほしかったが、どちらも肝心なところでつまずき、照の富士を追い出し、新時代を切り開く力はなさそうだ。しかし、大の里と共にこれからの相撲界を引っ張ってゆく力士であることは間違いない。また、先場所、歴史的新入幕優勝を遂げた尊富士も、怪我を直して復帰してくれば、新時代が輝きを増す。

おめでとう、大の里、お父さん、故郷の石川県津幡町のみなさん。

師匠からもうれしいメッセージ。こんなもんじゃないから、まだまだうるさく言うよ。四股を踏め、腰を割っておけ、それにつきる。

ぼくからは、まだ満開見頃の大船フラセンの薔薇の花束をお祝いに。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

名古屋場所に向け、四股を踏み、腰を割って、稽古に励みます。

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大の里、史上最速Vへ王手 琴櫻、後退 成就院の岩煙草、銀盃草、八重ドクダミ

2024-05-25 21:56:23 | Weblog

こんばんわ。

五月場所もいよいよ大詰。明日の千秋楽に向け、激戦が繰り広げられた。2敗でトップを行く琴櫻と大の里。それぞれ、3敗でまだ優勝圏内にある阿炎と湘南乃海と対戦。まず、大の里が圧倒的な力で湘南乃海を突き放した。しかし、琴桜は阿炎に逆転負け、3敗となり一歩後退も優勝の可能性は残す。阿炎も残った。もう一つのサバイバル戦では豊昇龍が欧勝馬を破り、優勝へ望みをつないだ。また大栄翔も高安戦をしのぎ、3敗をキープした。結局、大の里が2敗単独トップとなり、史上最速Vに王手をかけた。一差で追走するのは、両大関、関脇ら4力士。

初優勝に王手をかけた大の里の千秋楽の対戦相手は阿炎と予想される。ふと頭によぎるのが、2022年11月場所の優勝決定戦のともえ戦。まず阿炎と高安が対戦した。このとき、”ここぞという時の阿炎の変化”で高安は負けた。そのあと阿炎は疲れ果てていた貴景勝を破り初優勝した。初優勝目前の高安が阿炎に賜杯を奪われた、ファンとしては忘れられないあの日。

高安の実質的弟弟子に当たる大の里、ここぞというというときの阿炎の変化が出ないとも限らない。もし、ここで負ければ、優勝決定戦。大の里と阿炎、豊昇龍と琴櫻の勝者、加えて大栄翔の可能性も。もし、ともえ戦となると、また繰り返す因縁相撲・・・。いろいろ不安が湧いてくる。こうなったら、大の里は、本割で一気に決めてもらいたい。阿炎が仕掛ける間を置かず、”電車道”で土俵の外に突き出す!夢の史上最速となる、デビューから7場所目での賜杯を手にしよう。高安や元・稀勢の里の涙の笑顔をみてみたい。

よくやった、大の里。圧勝ですと、アナウンサー。

新入幕後33勝は白鵬(31勝)、大鵬(30勝)を抜く記録とか。大横綱への予感。

琴櫻、どうも詰めが甘い。逆転負けで、一歩後退。

千秋楽逆転優勝はあるか。もう自力優勝はなくなった。大の里・阿炎戦次第。

阿炎の奥の手が恐い。大の里を炎上させるか。逆転優勝なるか。

今日の鎌倉花散歩

江ノ電の極楽寺駅下車、5分ほどの成就院。

本殿前の庭園に岩煙草、八重ドクダミ、銀盃草の花々が静かに咲いていた。

イワタバコ

銀盃草

八重ドクダミ ここのは背丈が高い

見事な八重。

かって、ここは”紫陽花寺”として明月院、長谷寺と共に名を馳せた。この由比ガ浜を見下ろせる石段の両側の紫陽花が見事だった。

名残りの紫陽花が色づき始めていた。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


うちのマンションの中庭のカルミアも満開になりました。

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長谷寺のイワタバコ、見頃に 大の里、琴櫻、トップ2に 

2024-05-24 21:11:09 | Weblog

こんばんわ。

今日は大谷の試合がなく、のんびりとした午前中。1週間ほど前、イワタバコ1号を長谷寺で確認しているが、そろそろ見頃になっているのではと出掛けた。予想通り、長谷寺の”中二階”のもみじ道のイワタバコは一斉に花数を増やし、見頃になっていた。

もみじ道の岩壁に群生している。

どの株も花をつけている。

鎌倉の初夏の花といえば、紫陽花と並んでイワタバコを挙げる人が多い。北鎌倉のお寺やここ、長谷寺の岩壁に群生し、青紫色の星型のかわいらしい花をつける。

煙草の葉に似ているのでこの名がある。

このエリアの女王はこの方かな。

人気の良縁地蔵さんはこの岩壁に面している苔庭に。イワタバコのお花見ができにっこり。

苔庭の前方のイワタバコも見頃に。

もみじ道の石段を登ると、千体地蔵さんがおられるエリア。ここにもイワタバコがいっぱい。前回は開花ゼロだったが、今回はだいぶ咲いている。お地蔵さんと一緒に撮ってみた。

このエリアの女王さまはこのこかな。

素晴らしい長谷寺のイワタバコの花でした。

大相撲五月場所13日目

3敗で琴櫻、大の里、湘南の海、欧勝馬と4力士がトップ4で並ぶ。まず、大の里が相撲巧者、宇良を問題とせず、3敗をキープ。次に、欧勝馬は関脇・若元春に完敗、後退する。そして、2敗同士、琴櫻と湘南の海がサバイバル戦。変化気味に立った琴櫻が湘南の海を一瞬のうちに仕留めた。これで、2敗トップタイは大の里と琴櫻の両力士に。まだ、4敗力士にもまだチャンスはある。とくに阿炎は両力士との対戦を残しており、自力優勝の可能性がある。さて、泣いても笑ってもあと二日。大の里、入幕3場所で、新小結初優勝なるか。史上初の”ちょんまげ優勝”なるか。はたまた琴櫻、初優勝なるか。

大の里、宇良に完勝!

新小結で10勝目。大関取りの足掛かりもつくった。大きな1勝!

琴櫻、湘南乃海を”変化”で破り、何とか3敗キープ。

よもやの大関の変化は、デヴィ夫人の魔力によるものか(笑)。なお、デヴィ夫人の優勝予想は?と聞かれ、”私はずっと佐渡ケ嶽部屋を35年くらい応援していますから、琴櫻です”だそうだ。

大混戦。明日、大の里は湘南乃海、琴櫻は阿炎と対戦。阿炎の変化に気を付けて。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

長谷寺は鎌倉で一、二を争う”紫陽花寺”。山の地植えの紫陽花はまだまだだが、鉢植えの紫陽花がだいぶ色づいてきた。

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山下公園の薔薇苑、満開!

2024-05-24 09:50:37 | Weblog

おはようございます。

薔薇が見頃に入ると、横浜・山下公園の薔薇苑に行かないわけにはいかない。もう満開になっているという情報もあったので昨日、急いで出掛けてきた。

クラシックなホテルニューグランドの前辺りの一画に、約160品種1,900株の薔薇苑が拡がっている。

満開ですね。

港に係留されている氷川丸もすぐ近く。

遠くにはみなとみらいのビル群が。

横浜ランドマークタワーを右に。

近くにはマリンタワーが。

苑内を巡ろう。まずアーチをくぐって。

モデルさんも。

サンディエゴ姉妹都市の記念像の周りも薔薇。

百合がもうこんなに!

薔薇の向こうに紫陽花が色づいている!

紫陽花も見頃!

とても素晴らしい山下公園の薔薇苑でした。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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琴櫻、大の里、湘南乃海、欧勝馬一線に並ぶ 夏場所12日目

2024-05-23 22:13:03 | Weblog

こんばんわ。

大相撲夏場所も早や12日目。ニ敗で単独トップを走る湘南乃海が関脇・阿炎に破れ、三敗組に脱落。一方、三敗組の琴櫻、大の里、欧勝馬が勝ち残り、4力士が一線に並んだ。さらに、一差で追走する4敗組は豊昇龍、阿炎ら6力士。競馬でいえば、ほぼ団子状態で最後の直線に入った状況。さて、抜け出すのは、大の里か琴櫻か、はたまた、大外から豊昇龍が抜け出るか。面白い終盤戦となった。

湘南乃海、阿炎の強烈な押しに屈する。”単独トップ”は一日天下。明日は琴櫻と対戦。

大の里は宝富士に完勝。連敗はせず、3敗をキープ。

今場所は自分の優勝はない。来場所のためにすもうをとる、と。この姿勢が功を奏するかも。

琴櫻は若元春に辛勝。勝ちを拾った。

明日は湘南の海と。辛勝でなく完勝でいきたい。

高安、翔猿を叩き込み、なんと4連勝。休場がなければ、今場所こそ初優勝だったかも。

今日もきれいな夕焼け。

今日は満月。何とか姿を魅せてくれた。

優勝力士は大の里か琴櫻か、はたまた湘南乃海か、応えてくれなかった。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


今日は、山下公園の薔薇苑へ。最高でした。

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