気ままに

大船での気ままな生活日誌

清方と焼き芋屋さん

2023-01-30 22:00:11 | Weblog

こんばんわ。

鏑木清方記念美術館は、鎌倉駅前からはじまる小町通りがそろそろ終わろうとする曲がり角を左に入って直ぐのところにある。清方は戦後、四半世紀ほど、93歳で亡くなるまで晩年をここで過ごした。閑静な住宅街である。

その日、ぼくは八幡宮の寒桜を見たり、宝戒寺の梅の咲き具合を観察したりで歩き回り、ちょっと疲れていた。美術館に入り、展示室の前に庭園に面した休憩室があるが、ここでちょっと一休みした。ふとテーブルの上に見慣れぬ本に目が行った。”清方と私”という本で、著者は清方のお孫さんである。この本は私家本でここでしか見られません、という説明書きも添えられていた。そうなると余計、読みたくなるのが心情。

ぱらっと開けたページのタイトルが”焼き芋屋さん”。清方と焼き芋、うん?と興味をもって読み進んだ。鎌倉市雪の下(ここ)に住んでいたときの出来事。しょっちゅう自宅の前を通る焼き芋屋さんがいたので、声をかけた。とてもおいしかったようで、その後、贔屓にした。ある日、寄ってもらい、絵を描いてあげた。焼き芋屋さんは「お爺さん、絵がうまいね」と言いながら受け取った。彼は山形から出稼ぎに来ていた人で、故郷に帰って、有名な先生であることを知ったという。それ以来、親しくなり、葬儀にも駆けつけてくれたようだ。清方の人柄をしのばせるちょっといい話し。

ちょうど焼き芋をほおばったあとのよう、幸せそうな清方(笑)。


清方像(伊東深水)

おおーい、焼き芋屋さぁん、この玄関口から清方の声が。

さて、この日の展覧会、”うつりゆく時代を見つめて”のことを少し。

本展では、明治から昭和を生きた清方が時代とともに大きく変わっていった東京を描いた作品や江戸の風俗を描いた作品を中心に展示されている。写真撮影が禁止されているので、ちらしの写真からいくつかを。

布晒し(大正末、1926)

新大橋の景(明治43年、1910)

《千代田の大奥》『講談世界』口絵 大正2年(1913)

《虎の門》(立見十二姿の内)『新小説』石版口絵 明治43年(1910)頃

雨夜の星スケッチ(昭和44年、1969)

讃春(小下絵)(昭和7年、1932)昭和天皇の即位式を記念して三菱財閥岩崎家は日本画家5名に奉祝品の制作を依頼し、昭和4年から10年にかけて5双の屏風を献上した。そのうちの一つの献上屏風の小下絵。皇居前広場の松と隅田川の清洲橋。

(公式サイトから)鏑木清方は、明治11年(1878)に東京の神田佐久間町に生まれ、江戸の風情の残る京橋木挽町で幼少期を過ごしました。その後、本郷湯島、日本橋浜町、牛込矢来町などへ居を移しますが、東京を離れることはなく、初めて東京を離れたのは、昭和19年(1944)、66歳で茅ケ崎へ疎開した時でした。

江戸の文化に強く惹かれていた清方は、浮世絵師の鈴木春信、勝川春草らに私淑し、彼らが描く女性の美しさと風俗を熱心に研究し、作品へと昇華させました。その江戸情緒あふれる作品は、日本画壇で高く評価され、今日に至るまで多くの人を魅了しています。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

(この日八幡さまで見つけた初タンポポ)

 

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今年初の上弦の月は明月院で 折しも蝋梅、マンサク、紅梅が花盛り

2023-01-29 22:20:45 | Weblog

こんばんわ。

月月に、月見る月は多けれど・・・じゃないけれど、今年初の上弦の月は明月院で、と決めていた。折しも、明月院は、20本ほどの蝋梅の木がみな満開、マンサクや紅梅も花盛り。

蠟梅 すべての株の花を紹介していたら、このページを埋め尽くしてしまうので、数本のみ。

マンサクの花

ウグイスカグラ

紅梅

白梅

さて、上弦の月は?

この開山堂の上の空に!

今年初の上弦の月!

今年初の上弦の月を”月とうさぎのお寺”、明月院で見られるとは、春から縁起がいいね。

うさぎ小屋もある。

うさぎさんもかめさんも。

六地蔵さんは千代大龍が引退したのに、まだ千代大龍のよだれかけをつけている。

千代大龍の本名は明月院秀政。縁あってここのお地蔵さんのよだれかけになっている。

花想い地蔵さんの本名は朝乃山広暉といううわさがある。お参りに来ないので三月場所の再入幕は難しいかも。

丸窓だけが知っている。

蠟梅は明月院通りの入り口の線路沿いにも5株ほどあり、いずれも満開。

夕方には宵の明星も!中央の夕焼雲の下。

真上に上弦の月。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

明月院への道沿いのお宅の桜草まつり!

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高田博厚展(2)トルソーを中心に

2023-01-29 11:29:10 | Weblog

おはようございます。

鎌倉市ゆかりの彫刻家、高田博厚の没後35年記念展が鎌倉芸術館で開催されている。初回は肖像作品を中心に紹介しましたが、今回はもうひとつ彼が得意としている分野、トルソー(胴体部分だけの彫刻)や全身の裸体像をお届けします。

まずは、彼の代表作といわれるトルソーのカテドラルから。ある春の小雨の降る日、フランスの田舎町ランスへ行った。細い道に入って右にまがったら、不意に目の前に、戦争の砲弾に無残に傷ついたカテドラルが地に膝をつき、胸を張って空を仰ぎ、祈っている若い女のように立っていた(高田)。

カテドラルの向こうにみえるのが高田博厚の写真。

高田は、四半世紀をフランスで過ごし、多くの文化人と親交を深めたが、とくにロマンローランを尊敬し、生涯唯一の師と仰いだ。ロマンローランも彼を認め、初めて自分をモデルにした肖像を彼にお願いした。

ロマンローラン(高田作)

ローランは高田博厚をこう評した。

トルソーがいっぱい。

ドアの外は芸術館の中庭の竹林。

女体像もいっぱい。

踊り子

エチュード

大地へ

高田博厚自身のコレクションも展示されている。ロダン、マイヨール、ブールデル、ルノアールの彫刻など。

ロダンのユーゴー

ロダンの手カテドラル

マイヨールの裸婦レダ

ブールデルのベートーベン

ブールデルの男の顔アポロン

ルノアールの裸婦(台付) (ルノアールは彫刻もやる)

高田博厚は、昭和41年に鎌倉市の稲村ケ崎に住居とアトリエを構え、昭和62年に亡くなるまでここで過ごした。おわりに高田もいつもながめたであろう稲村ケ崎からの夕景を。江の島と夕富士。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

 

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没後35年 高田博厚展 鎌倉芸術館

2023-01-28 10:55:04 | Weblog

おはようございます。

大船フラワーセンターのシモバシラの霜華を見た日、帰りに鎌倉芸術館で”没後35年/高田博厚展”が開催されているのに気づき、寄ってみた。ときどき、ここで鎌倉市主催で鎌倉ゆかりの文化人の展覧会(無料)が開催されるが、これもその一つだった。

高田博厚は福井市で18歳まで過ごしたが、その後、上京、高村光太郎らの知己を得て、彫刻家への道を志す。31歳で渡欧し、57歳まで四半世紀をフランスで過ごす。ここで文豪ロマン・ローラン、哲学者のアラン、画家のジョルジュ・ルオーといった優れた知性と交流し、真の形を求め続けたとのこと。66歳のとき懐かしい南仏海岸の面影のある鎌倉・稲村ケ崎にアトリエと住居を構え、86歳で亡くなるまでここで過ごした。

展示作品は肖像とトルソが多い。写真撮影も可能だったので記録しておきたい。肖像は高田が交友した文化人がほとんどだが、ぼくでも名前を知っている各界の著名人も多く、楽しめる。みないい面構えをしている。

高村光太郎

ロマン・ローラン

ジョルジュ・ルオー

ポール・シニャック(新印象派の画家)

マルセル・マルチネ(詩人)

マハトマ・ガンジー

武者小路実篤

西田幾多郎

中野重治

萩原朔太郎

岩波茂雄

芸術館の中庭

次回はトルソを中心に。

(つづく)

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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江戸絵画の華/若冲と江戸絵画 出光美術館

2023-01-27 17:37:54 | Weblog

こんばんわ。

出光美術館が、2019年に日本美術の蒐集で有名なプライスコレクションの190点を購入した。そのお披露目の展覧会が今、開催されている。第一部、若冲と江戸絵画(2023年1月7日~2月12日)、第二部、京都画壇と江戸琳派(2月21日~3月26日)と連続して公開される。先日、第一部展に行ってきたので記録しておこうと思う。

プライスコレクションというと、ぼくは、2016年の東京都美術館での”若冲展”を思い出す。空前の人気でぼくも2回見て、初回は40分待ち程度だったが、二回目はぼくも初体験の3時間半待ちの大行列だった。もうあれから七年にもなる。あのときは上野の森の中での大行列そのものを楽しんでいたが、もうその元気はない。その展覧会の目玉は言うまでもなく、三の丸尚蔵館所蔵の30幅の動植綵絵だったが、プライスコレクション・コーナーも注目された。中でも、鳥獣花木図屏風は印象深かった。これが若冲?という異色の作品で、”桝目(ますめ)描き”と呼ばれる画法が用いられ、まるでモザイク画のように仕上がっている。

今回の展覧会はこれを見に行ったようなものなので、これを中心に紹介したい。ぼくは重い図録は買わない主義なので(笑)、図書館で借りた”別冊太陽/若冲百図”を参考にしながら記録しておこうと思う。

まず、全体像を。六曲一双の屏風で、鳥獣花木図屏風と呼ばれるように、右隻には巨象を中心に様々な動物、左隻には鳳凰を中心に各種鳥類が描かれている。花木は添え物(笑)。1センチ四方の升目は何と全部で8万6000個もあるそうだ。

右隻

左隻

大きさを知るために。

それぞれどんな動物が描かれているか。

右隻。巨象を中心に総勢29体の動物が描かれている。ニホンザル、海馬、トラ、ウサギ、獏、ブタまたはメスイノシシ、ムササビ、アシカ、ツキノワグマ、イノシシ、唐獅子、ヤマアラシ、白象、水犀、ヒョウ、リス、ネズミ、麒麟、テナガザル、ラクダ、駮またはヒツジ、スイギュウ、オランウータン、イタチ、ラッコ、カワウソ、ロバ、シカ、チン。

左隻。鳳凰を中心に45羽の鳥類。シラサギ、カササギ、マガモ、ガチョウ、ニワトリ、インコの一種、オオホンセイインコ、インコの一種、オシドリ、ヒクイドリ、ヒヨドリ、ウズラ、ハッカン、ヤイロチョウ、サトウチョウ、カナリヤ、クジャク、シロオシドリ、ハッカチョウ、サイチョウ?、ブンチョウ、ソウシチョウ、サンジャク、チャボ、鳳凰、カイナンケイかもしくはインコの一種、キセキレイ、ライチョウ、ヤツガシラ、コウラウン、キジバト、ギンバト、コウライウグイス、キンケイ、キジ、シマヒヨドリ、キュウカンチョウ、バリケン、バン、シチメンチョウ、キバタン、ショウジョウインコ、アカショウビン、アオゲラ、タンチョウヅルと言われている。

桝目(ますめ)描き。1センチ四方の枡に色を塗りこんでいく。

さすが、動物好きの若冲。でもすべて自分の目でみたものだけではなく、当時の日本にはいなかった異国の動物も多く含まれている。どうして描くことが出来たか。前述の別冊太陽・若冲百図の小野真由美氏の記事、”異国趣味と博物図”によると、当時の博物図などを参照にしていたようだ。それぞれの動物(鳥類も)の特徴をよく捉え、種の同定ができるほど正確に描いているそうだ。その一部を載せる。

ヒクイドリ(南国に生息、絶滅危惧種、天明年間にたびたび輸入されている)蒹葭堂雑録(江戸末期)に記載されている。

ロバ(江戸時代には中国やオランダから移入された。最古は599年百済から)唐蘭船持渡獣之図(江戸中期~末期)。

通常なら食い食われる、敵対関係にある動物たちが仲良く、屏風の中で遊んでいる。まるで天国のよう。若冲は京都の相国寺に住み、釈迦三尊像と30幅の動植綵絵を描き、お寺に寄進したほど仏教に帰依している。したがって、この絵は、仏教の”山川草木悉皆成仏”(生きとし生けるものすべてが仏になる)という思想を反映したいきものたちの楽園を表しているのではないかと考えられている。

本展では第二章に若冲の墨戯 /絵筆による冒険、と題し、若冲の墨絵が並ぶ。いくつか、写真を載せておわろう。

鶴図押絵貼屏風(六曲一双)

鯉魚図

松に鷹図

群鶴図(絹本着色)

第二部の江戸琳派にも関心があるので、出掛けようと思っている。

とても素晴らしい展覧会でした。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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厳寒フラワーセンター シモバシラ、寒桜、寒梅、そして 

2023-01-26 22:15:45 | Weblog

こんばんわ。

最強寒波が日本列島を包囲していますが、みなさん、いかがおすごしでしょうか。今日、こちらは少しだけ寒さがやわらぎましたので、大船フラワーセンターへ出掛けました。厳寒フラワーセンターに相応しい花々を楽しんできましたよ。

シモバシラの霜華

連日、零下の温度が続き、シモバシラも氷の華(霜華)を咲かせているだろうと思いながら、なかなか決心がつかなかった。今日、ようやく本懐を遂げた(笑)。

シモバシラ(シソ科植物)の群生地は二か所ある。一つは正面玄関口に近い場所。もう一つは紅葉山の麓。まず、玄関口へ。なんと、日除けのカバーが。これなら、群生地は日陰になり、しばらく霜華がとけないでいてくれる。いつもは九時頃には入苑するが、今日はお昼過ぎ。果たしてどうか。

シモバシラの根元に霜華が!何とか残っていてくれた。今シーズン初見!

5,6センチほどの霜華だが、これまでの最長は30センチほどのも。

シモバシラの茎は冬になると枯れてしまうが、根はその後長い間活動を続けるため、枯れた茎の導管に水が吸い上げられ続ける。そして、外気温が氷点下になると、道管内の水が凍って、茎から霜華ができる。この現象は、地中の根が凍るまで続く(Wiki)。この植物だけの特異な現象である。

もみじ山の麓はどうか、こちらは若い株だが数は多い。一斉に霜華をつけると見事である。

名札の周囲にたくさんのシモバシラの株があるが、今回はわずかの株だけが霜華をつけていた。今年は何度も零下日があったので、精力をつかい果たしてしまったのだろうか。

昨シーズンの場合↓

今シーズンもシモバシラの霜華を見られて、幸せ。ありがとう最強寒波さま。

寒桜

フラセンには二本の若い寒桜と一本の大寒桜の老木がある。もう咲いているだろう。

もう咲いていた。池の前の寒桜。まだ咲き始め。

薔薇園内の寒桜。

大寒桜は、おお寒っ、とまだ固い蕾。

寒梅

梅園は全体的にまだまだだが、園内に入ると、開花が進んでいるのがいくつも見つけられる。

道知辺

八重茶青

月の桂

内裏

鹿児島紅

大盃 一番咲いているミス寒梅に大盃で乾杯!

霜華、寒桜、寒梅と寒い花ばかりで、よけい寒くなってきた。おわりは明るい花で寒波を吹き飛ばそう。

蠟梅

雲南黄梅

エリカ

。。。。。

また寒い景色に。

寒月と木星と金星(見えますか、月のすぐ右下が木星。中央右下が金星)

月と木星

五日月

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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八幡さまの寒桜とユリカモメ

2023-01-25 11:10:55 | Weblog

おはようございます。

早春に咲く寒桜がぼくは大好き。新宿御苑の日本庭園の数本の寒桜、東御苑の椿寒桜、上野公園正門前の二本の寒桜、寒桜とは違うけど熱海糸川沿いの熱海桜。なんと、今年はまだどこも見ていない。例年ならもうすべて見ているはず。やはり年かなと思う。今日のような寒さではつい自重してしまう。

せめて近場の寒桜をと、昨日、八幡さまに出掛けた。流鏑馬の行われる馬場沿いと源氏池の中の島に1本ずつある。どちらも、よく咲いていて、どちらも満開に近かった。

馬場。分かりにくいが左に寒桜の枝が伸びている。

ここで流鏑馬が行われる。コロナで3年間、開かれていない。今年もなし。

流鏑馬ゴールの鳥居。寒桜が右手に。

ほぼ満開か。まだ1月なのに、かなり早いのでは。

旗上弁財天社は源氏池に浮かぶ島の上にあるが、その先の”中の島”に寒桜(中央右)。

おっ!満開!

ズームアップ。

旗上弁財天社には源氏の白鳩が棲んでいる。何十羽もいるときもあるが、この日は数羽だった。

静御前鳩。

一方、源氏池には毎年、冬になると、ユリカモメがやってくる。源氏の白鴎といわれている(笑)。寒桜と共に冬の”風物詩”。

八幡さまはようやく初詣客が少なくなった。地元の人はこれから初詣。

段葛の桜並木が待ち遠しい。

話は突然、変わりますが、たった今、番付会議で19歳・落合の新十両が決まったようです。昭和以降で初めて所要1場所で関取の座をつかんだ。関取の四股名は?白鵬師匠の名をとって、落鵬か(笑)。これではすぐ幕下陥落になってしまうので、鳥取県出身ということで、大山を入れ、大鵬山(だいほうざん)というのはどうだろうか。少年時代、白鵬関に向かって、横綱の大記録をすべて破りますと豪語したそうだから、これくらい立派なしこ名でもいいのでは。さあ、がんばって、令和の怪物!

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で。

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おんめさまの早春 氷室雪月花、紅白梅、蠟梅、ヒマラヤユキノシタ

2023-01-24 10:57:18 | Weblog

おはようございます。

鎌倉駅前おんめさま(大巧寺)の早春です。

山門前の氷室雪月花が咲き始めました。三つほど。

茅ヶ崎の氷室夫妻が育成した椿の名花。氷室椿庭園に原木がある。

参道脇の椿もいくつか咲き始めました。霜よけの中は印度浜木綿。

銀閣寺やぶ

モロビト

これは名無しの権兵衛

白梅、紅梅は華やかに。もうこんなに。そろそろ梅の名所に行かねば。寒波よ、早く去っておくれ。

びっしり咲いている。

地面には早春の花、ヒマラヤユキノシタも!紅色の翼をつけてデビュー。

本堂前の利休梅はもう開花、一輪だけど。初花! 1月、ここでは新記録かも。

蠟梅は満開!

老梅という人もいる

地面には寒アヤメも。

水面には喜望峰ヒルムシロが。アフリカ生まれでも寒波なんか恐くない。

見上げれば、ヒメキンカンが豊年満作。ここではマンサクはまだだった。

実り多い早春一月のおんめさまでした。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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長谷寺の早春 紅白梅、蠟梅、マンサクも咲く

2023-01-23 18:40:37 | Weblog

こんばんわ。

紅葉の長谷寺以来、二か月振りに早春の長谷寺を訪ねた。昨日のことである(1月22日)。

山門脇の蠟梅が満開になっていた。

池の端の紅梅、白梅も早くも五分以上の咲きっぷり。

紅梅

日本水仙もにっこり。

放生池を望む。

客殿の日本庭園

では、高台の上境内へ。その入り口の布袋さまの蠟梅。

本堂前の広場。ここで節分豆まきが行われる。今年は3年振りに開催とのこと。

3年前、朝乃山関や獅童丈が来られた。今年はどうか。未発表。

出羽の海秀光(第31代横綱・常の花、北の富士さんの師匠)の銘のある石碑。おすもうさんとゆかりのお寺。白梅がほころんでいた。

さて、そのすぐ近くのマンサクの花。この日一番の収穫。もうこんなに咲いていた。

瑞泉寺、明月院、新宿御苑などなど、あちこちのマンサクが目に浮かぶ。うかうかしていられない。

転輪蔵横の竹林。これで松竹梅とそろえることが出来た。

転輪蔵(経蔵)回転式の書架があり、一回転させると一切経を読んだと同じ功徳があると言われている。

下に降り、トイレ横の久米正雄胸像とタブの木にご挨拶をして帰る。

久米正雄はここに縁がある。

素晴らしい早春の長谷寺でした。次は節分豆まきに。(と手帳を見ると、歯医者さんの予約が10時から入っていた)とほほ。鎌倉では大船観音さまも八幡さまも今年も豆まきは中止だとか。そろそろ豆をまかない鬼が居ついてしまいますよ。 

では、おやすみなさい。

いい夢を。

(長谷寺近くのお店)

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貴景勝、三度目の幕内優勝 朝乃山は14勝!   

2023-01-22 22:29:09 | Weblog

こんばんわ。

ついに貴景勝が琴勝峰との相星決戦を制し、三度目の幕内優勝を勝ちとった。これで、来場所に綱とりをかけることになった。一方、前日、優勝を決めた十両の朝乃山は千秋楽も手堅く勝ち、14勝1敗とした。これで、一場所で十両を通過し、再入幕が確実な情勢となった。さらに幕下の15枚目格付け出しでデビューした落合もすでに全勝優勝を決め、史上初の一気の新十両入りがほぼ確実となっている。今場所は朝乃山のおかげで、幕内だけではなく、十両や幕下の有望力士を目にすることができ、楽しい初場所となった。

貴景勝、琴勝峰をすくい投げで仕留める

13場所振り3回目の優勝

優勝インタビュー

結婚してから初めて、と第一声。義理の父親、北天佑関の優勝回数を超えられてうれしいとも。(奥さんは北天佑の娘さんだったのか)調整に失敗したりとか星の差1つ足りないとかすごく多く、悔しい思いをした、と。(今場所、序盤で休場した高安のことを思い出す)おめでとうございます!

朝乃山の十両優勝表彰式

【2023年大相撲初場所 十両 優勝インタビュー(o^^o)朝乃山(╹◡╹)】

幕下15枚目格付出 落合の優勝表彰式

今場所は関脇陣が期待外れだった。一番期待した高安は序盤で休場、若隆景は9勝止まり、豊昇龍もやっと勝ち越し、正代は予想通りの負け越し。一方、小結陣は霧馬山(11勝)、若元春(9勝)が活躍、琴ノ若も後半がんばり、勝ち越した。平幕では琴勝峰、阿武咲が優勝争いに絡み、盛り上げてくれた。

霧馬山、大関争いのトップに立つ。うれしい技能賞受賞。

琴勝峰。貴景勝と相星決戦し敢闘賞。十両では二度優勝している実力者

琴ノ若、千秋楽に勝ち越し。同部屋の琴勝峰にライバル心を燃やす。

阿武咲も一時、単独トップ、よくがんばった。10勝5敗。

初場所13日目に両国国技館で観戦。ここで、幕下、十両、幕内それぞれの優勝にからむ対戦が見られ、忘れられない初場所となった。

来場所は幕内では貴景勝と朝乃山の優勝争いが見られるかも。十両では落合、金峰山、湘南の海、熱海富士らの優勝争いも面白そうだ。大阪場所が今から待ち遠しい。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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