本来ならば、千秋楽の翌日にこの記事を載せねばならないのだけど、急遽、”京都紅葉シリーズ”が入ってしまい、二日遅れとなってしまった。素晴らしき京都紅葉さまに免じて、お許しあれ。さて、ぼくの大相撲九州場所の予想結果はどうだったか。
まず、ご贔屓の稀勢の里の成績から。稀勢が大関になって以来、ずっと優勝力士と予想してきたが、今場所は、はずした。それは、毎場所、ぼくの大きな期待が重荷になって、優勝を逃してしまうのではないかと思ったから。だから、内心、今場所こそ初優勝を願っていた。しかし、BUT、ハウエバー、その効果はなかった。いや、少しはあったかも。優勝こそ逃したが、12日目くらまでは優勝戦線にからみ、最終的には11勝を挙げた(ぼくの予想は12勝)。二場所連続のくんろく大関から脱したのは、大きな意味がある。つぎの初場所は、是非、優勝力士に予想したい!今度こそ、初優勝だ!
さて、ぼくの予想した優勝力士は、前半戦を全勝でいけば、鶴竜とした。その通りの展開で、10連勝していたが、11日目に稀勢の猛攻に屈し、土。すでに1敗している白鵬と並んだ。ここまでは、まだぼくの想定内。ところが、その翌日がいけなかった。なんと、不調の関脇、豪栄道に対して、注文相撲。横綱としてあるまじき相撲をとった。これで、相撲の神様から見放された。心に迷いが出て、そのあと、日馬富士戦、千秋楽の白鵬戦にも完敗。これで、しばらく、鶴竜に優勝の目はないだろう。
結局、白鵬の優勝となった。32回優勝は名横綱大鵬の、不滅と思われていた大記録に並ぶ素晴らしいもの。
逸ノ城は、今場所、惨敗の7勝8敗と予想したが、ようやく勝ち越しと、ほぼ当てた。豪栄道は完全復活ならずとしたが、これほど落ちるとは。身体の具合がよくないのだろう。
一方、期待の若手力士が活躍したのは喜ばしい。白鵬を破って10勝した高安と、下位ながら、後半、連勝して、二桁勝利した遠藤。この、遠高(円高)コンビの初場所での活躍を期待したい。若手モンゴルのイチ照コンビとの対戦が楽しみ。
もう、すぐ初場所だ!きのう、おせち料理を頼んできたし!
。。。。。
さて、予想結果。いつものように、左が予想星取り/右が今場所の成績。ぼくの勝星は、±1は〇、それ以外は●
鶴竜14勝1敗/12勝3敗●、白鵬13勝2敗/14勝1敗〇、稀勢の里12勝3敗/11勝4敗〇、日馬富士11勝4敗/11勝4敗〇、豪栄道10勝5敗/5勝10敗●、高安8勝7敗/10勝5敗●、栃煌山8勝7敗/8勝7敗〇、琴奨菊7勝8敗/6勝9敗〇、逸ノ城7勝8敗/8勝7敗〇、照ノ富士7勝8敗/8勝7敗〇、勢6勝9敗/6勝9敗〇、豪風5勝10敗/2勝13敗●、碧山5勝10敗/8勝7敗●、安美錦5勝10敗/6勝9敗〇、豊響4勝11敗/5勝10敗〇、宝富士4勝11敗/8勝7敗●
10勝6敗でした! 久しぶりに二桁勝利! 敢闘賞を自分にあげたいと思います。
2014年結びの一番は白鵬対鶴竜。白鵬、圧勝。
大鵬の大記録と並び、何を想うか白鵬。
65キロの初土俵の頃か。あるいは、もうここらでいいか、そろそろハッピーリタイア・・・全盛期引退が頭の片隅にあるかも。
白鵬の太ももの向こうに、感慨無量な男がいる。
歴史に残る一番に、白鵬を呼び出した男。立呼出、秀男。この日が定年退職。ハッピーリタイア
初優勝まではリタイアできない男、稀勢の里