気ままに

大船での気ままな生活日誌

早朝の満月と夕暮れの十六夜月

2021-02-28 22:10:34 | Weblog

こんばんわ。

昨夕のお月見二月場所で15戦全勝優勝したお月さまも、今朝はのんびり雲隠れでお休みかと思いましたが、なんと、今朝もうつくしいお姿を魅せてくれました。それも富士山と並んで!

夜明けの東空

夜明けの西空の満月。

令和3年2月の晦日朝の満月と富士山

そして、今晩の十六夜の月も。うつくしい月の出を魅せて、通算お月見16連勝!大記録26連勝を目指して、歩み始めました。

少し、ほっそり。これからは新月を目指す下り坂人生。ぼくと同じ。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


フラワーセンターのうさぎさん。

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小村雪岱スタイル /江戸の粋から東京モダンへ

2021-02-28 16:54:25 | Weblog

こんにちわ。

ぼくが小村雪岱を知ったのは、60歳で定年退職後、美術展巡りをするようになってから。雪岱の描く美人が、以前からファンだった春信の浮世絵美人にどことなく似ていたことがきっかけだと思う。そして初めて、2010年、埼玉県近代美術館で”小村雪岱とその時代”展を見て、すっかりファンになってしまった。その後、たびたび雪岱展が開かれるようになり、どんな遠くても足を運んだ。これは旅行中、たまたま見つけたのだが、京都の清水三年坂美術館でも小村雪岱展を見ている。ところがここ4,5年、展覧会がなくさびしい思いをしていたが、日本橋の三井記念美術館で特別展が開催されるというので楽しみにしていた。

大正~昭和初期に装幀や挿絵、舞台美術などで活躍した小村雪岱(1887-1940)。泉鏡花著『日本橋』の装幀を手掛け人気装幀家となりました。本展では江戸の粋を受け止め、東京のモダンを体現した「意匠の天才」雪岱の肉筆画、版画、装幀を中心に、その源流である鈴木春信から「東京モダン」への系譜を紹介します。また江戸の粋やモダンを感じさせる、近代工芸や現代工芸も併せて展示します(ホームページ案内)。

展示品の多くは、以前訪ねた清水三年坂美術館所蔵のもので、また、版画や装丁本などもほかでも見ているし、再見のものが多い。でも、泉鏡花作の”日本橋”の装幀、見返しの図や邦枝完二作の”おせん”や”お傳地獄”の挿絵など何度見てもいい。以下、展示順に作品を載せていきたい。可憐な雪岱美人やモダンなデザインをごらんください。

肉筆画・木版画の章

盃を持つ女

赤とんぼ

月に美人

青柳 名作として知られる。日本橋の春。花街の家屋。ここに人はいないが、三味線や鼓を配し、少し前まで人がいたことを暗示している。

雪の朝

おせん雨 黒頭巾の女がおせん

装幀本の章

泉鏡花 日本橋

表見返し

裏見返し

泉鏡花 愛染集 

邦枝完二 おせん

ぼくはこの”おせん”をある図書館で見つけ出し、挿絵つき要約を本ブログ記事とした(笑)。一部、挿絵を以下に公開します。

お傳地獄

これも名作の一つ。↓

鏑木清方 銀砂子 雪岱は清方の弟子

挿絵原画の章

残念ながら、ここでは、おせんとお伝は入っていない。里見とんの闇に開く窓、吉川英治の遊戯菩薩、矢田挿雲の忠臣蔵などの挿絵が展示されている。

舞台装置原画の章

中里介山の大菩薩峠、荷風のすみだ川、川口松太郎の風流深川唄などの舞台装置原図が展示されている。

ほかに小村雪岱が影響を受けたと思われる鈴木春信の浮世絵も展示されている。ただ、雪岱自身はとくに春信については語ってはいないで、こういう言葉を残している。私が好んで描きたいと思う女は、その女が私の内部にあるもの、一口でいえば、私の心像です。具体例として別れた母の面影や国貞の描く女性、そして、威厳と艶麗とが溶け合った阿修羅像などを挙げている。仏像が何より好きで、晩年は仏画でも描いて暮らしたいと漏らしたという。

さらに雪岱オマージュ工芸作品も並ぶ。

見応えのある展覧会だった。久しぶりに小村雪岱美人に出会えて大満足。

これだけ↑撮影OK。けちんぼ。 そのあと、日比谷図書館の小村雪岱展へも行ったが、こちらは撮影OK。

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お月見15戦全勝優勝 二日月から満月まで

2021-02-27 20:55:22 | Weblog

こんばんわ。

新月の翌日、二日月から始まったお月見二月場所。今日が満月の千秋楽。今日、勝てば、ぼくのブログ史上初の全勝優勝となる。 お月見26連勝という大記録ももつが、これは、場所を跨っている。

月の出時刻頃ベランダで待機。東の山を睨む。

出てきたゾ!いきなり、全勝優勝確定!前日は、奇跡の逆転月落しの辛勝だったのに。簡単に決まってしまった。

どんどん昇る。これは、お相撲さんでいえば東の横綱土俵入りのようなもの。

あと一歩!

月の出土俵入り終了!お見事でした、完全全勝優勝!

電線抜きの完全満月に。

富士山も朝夕とも完璧な西の横綱土俵入り。

行司役は大船観音さま。

なんと、散歩道のハクモクレンも咲き始めました!お祝いでしょうか。

玉縄桜は満開つづき!

寒緋桜も一気に満開に!

ミツマタも。

とても素晴らしい一日となりました。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


今日、大船駅前の大きな船のような形の商業施設”グランドシップ”(大船)が今日オープンしました。おめでとうございます。15連勝の満月に船出とは、幸先いいですね。

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そごう美術館で”早春の院展”

2021-02-27 08:59:29 | Weblog

おはようございます。

院展は秋の9月に東京都美術館で開催されるほか、春の院展も3月から三越日本橋本店を皮切りに全国を巡回する。先日、見に行ったそごう美術館の院展は、これではなく、秋の105回院展の縮小版である。いわば、”早春の院展(笑)”。ぼくら年寄りにはこの縮小版くらいが疲れなく廻れて、ちょうどいい。秋も見ているので、二度目になるが、とても、楽しく鑑賞できた。秋と同様、写真撮影もOKで、パチパチ撮ってきた。そのうち、前回のブログ記事に載せなかった作品を中心に載せておこう。とは言っても、いくつかは重なっている。一部、画家の言葉も入れて。

会場で最初に出迎えてくれる作品がこれ。井出康人の神々の視座。内閣総理大臣賞。全能の唯一神、サンヒャンウィディを描いた。

そして、同人の大作が並ぶ。

岸野香 音階 タイのチェンマイのマーケットで取材

山本浩之 窓 窓から外を眺めることが多くなりました。日ごとに緑が濃くなり、ねむの花が咲くのが見えました。何度かそんなことをしているうちに、その時の様子を絵にしたらどうなるかと考え、制作しました。

髙島圭史 山の心臓 杉木立の中を行く急登の山道を抜け、岩壁をロ-プ伝いによじ登り、山頂直下の踊り場のような場所につくと、巨大な杉の木が現れました。その木陰で一息入れようと腰を下ろせば、ひとけのない山中で自分の息と鼓動ばかりがやけに大きく聞こえてきました。水を飲み、呼吸を整えているうちに、大きな木もたくさんの水、空気、光を吸ったり吐いたりしているイメージがよぎりました。その樹形もあいまってか、ふとその木がその山の心臓のように思えました。

宮北千織 継なぐ 母と娘たちが、様々な素材の布を繋ぎ合わせている姿を描いています。
代々大切にされてきたものを受け継いでいきたいという想いを込めました。

大矢紀 大樹・五色八重咲散椿図 川崎の小学校の校庭にあるそうなので、この春、見に行くつもり。京都の地蔵院の椿もすごかった。

西田俊英 華は根っこあってこそ ―あしかがの大藤― もう一度、行きたい、あしかがフラワーパーク。

那波多目功一 奥入瀨の秋 若葉の奥入瀬は行ったことはあるが、紅葉はまだ。

伊藤みさと 山荘にて

新生加奈 天の門

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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お月見14連勝!奇跡の逆転月落し!

2021-02-26 21:35:27 | Weblog

こんばんわ。

お月見二月場所。初日(二日月)から負けなしで(昨日の十三夜月で)13日、勝ちつづけた月の里関。今日は難敵、白鵬関との対決。一日中、曇り空という予報で、9割がた、負け戦の予想が多い中、やってくれました!月の里関、土俵際まで追い詰められ、あわやこれまでというときに、(稀勢の里関が白鵬関の連勝記録を止めたときのように)奇跡の逆転突き落とし!

月の出時刻の午後16時07分からほとんど姿を現さなかったが、NHKの7時のニュースが終わった頃(昨日も同じ頃)、ベランダに出ると、明日が満月の小望月が現れていた。逆転月落しの大勝利!

白鵬の二度目の連勝記録を止めた稀勢の里。(2011年初場所)

これで、明日の千秋楽(満月)も間違いない(天気予報は晴れ)。見事な土俵入り(月の入り)を見せて、15戦全勝優勝で飾りたい。

14連勝のお祝いは、鎌倉文学館の豪華な河津桜と玉縄桜の花束を!

河津桜と文学館

玉縄桜と文学館

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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平塚総合公園の玉縄桜と梅

2021-02-26 09:45:43 | Weblog

おはようございます。

大船生まれの玉縄桜が平塚総合公園にも植栽されている。りっぱな梅園もある。そろそろ、どちらも見頃かなと家内と出掛けた。

玉縄桜は入り口近くに1本と池の向こうに二本ある。いずれも、満開となっていた。

入り口近くの玉縄桜。

池の向こうの二本。

こちらも満開!

メジロが十数羽、くるったように蜜を吸いながら飛び回っていた。写真はなかなか撮れない。いくつか捉えていたものがあった。

その近くに花をいっぱいつけた椿の木が。見事だった。

梅は、まず、日本庭園から。枝垂れ梅が数本。見頃を迎えていた。

ここで、松竹梅揃い踏みの風景を見つけた。今年は東慶寺以降、二度目。 今までで一番、分かりやすい松竹梅の写真かも。

そして、池の向こうの梅園。

見頃です!

そして、来月はこの枝垂れ桜を始め、ソメイヨシノの林が楽しみ。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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十三夜月でお月見13連勝 ミモザも玉の浦椿もびっくり

2021-02-25 21:06:41 | Weblog

こんばんわ。

今日は十三夜月で、おまけに十三夜連続のお月見連勝記録がかかっている。夕方から雲が出てきて、あきらめかけていたが、7時のNHKニュースが終わって、ベランダに出ると、わずかな雲間からお月さまは顔を出してくれた。5分もたたないうちに雲隠れしてしまったが、とにかく、撮影に成功、お月見13連勝を達成した。

新月の翌日の二日月から十三夜月まで連続、お月見が出来たのは今回が初めて。明後日、十五夜まで連勝記録を延ばせば、初日から15連勝、お相撲でいえば、全勝優勝になる。26連勝という(たぶん)不滅の大記録はあるが、これはこれで貴重な記録となる。是非、あと2連勝、明日が難敵(曇り予報)だが、何としても、白星を拾いたい。

十三夜月で13連勝の瞬間。雲間から5分ほど。

十三夜月(月齢13・3)。明後日、満月。

お月見13連勝に茅ヶ崎のミモザもびっくり!黄金の花束を捧げましょう。

近所の玉の浦もびっくり。高貴な花束を捧げましょう。

五島の名椿、玉の浦

朝焼け空もびっくり。

早春らしい朝富士もびっくり。

夕焼け空もびっくりぽん。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


雪岱美人もにっこり

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甘縄神明神社の玉縄桜

2021-02-25 09:03:52 | Weblog

おはようございます。

昨日はぶらぶら長谷散歩。光則寺の老梅を見て、運よく孔雀が羽根を拡げている場面に遭遇し、そのあと、久し振りに甘縄神明神社まで歩いた。

鎌倉では一番古い神社で、祭神は天照大神で、710年行基が草創した。何度も訪ねているが、ここに玉縄桜が植栽されているとは知らなかった。花の時期に来ないとわからないものだ。ちょうど、この日、満開を迎えていた。

石段の入り口に三本の玉縄桜。画面に入っていないが、もう一本は手水舎(ちょうずや)の左にある。

満開である。

神輿蔵のガラス戸にも映っている。りっぱな神輿が二基入っている。長谷の鎮守様で、毎年、九月に例大祭があり、御神輿もかつがれる。

石段を登ると、拝殿とその奥に本殿がある。源頼義がここに祈願して子の八幡太郎義家を授かったと伝えられ、源氏とはゆかりのある社である。

拝殿を背にして、由比ガ浜を一望できる。

石段を下り、玉縄桜をもう一度、見物。甘縄神社に玉縄桜、縄がとりもつ縁でしょうか(笑)。

石段の脇に北条時宗産湯の井戸。

手水舎の文字は”漱石”。円覚寺の使われなくなった手水舎の文字も”漱石”で、不思議に思い、鎌倉を中心に調査したが、漱石はここだけだった。ぼくの調査結果(笑)はここに。夏目漱石の筆名は円覚寺の手水舎の文字からきているという説を提案した(笑)。

川端康成旧邸は鳥居脇の小径の突き当りにあり、甘縄神明神社は、小説”山の音”にも出てくる。

これから、毎年、ここの玉縄桜を見に来なければ。それと9月の神輿渡御。その頃はコロナも退散しているはず。

では、みなさん、今日も一日、お元気で!

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三桜とメジロと孔雀でお月見12連勝 

2021-02-24 22:17:14 | Weblog

こんばんわ。

雲が立ち込めていたが、夕方、東の空が晴れ上がり、お月さまが姿を現した。これで、お月見12連勝!

月齢 12.3で、明日が十三夜月。満月は27日。それまでは連勝をつづけたい。

一時、ひやりとしたが、実はそんなに心配していなかった。朝散歩で、三桜を同時に見られたし、メジロも来訪し、さらに決定的にしたのは、昼の長谷散歩で、めったに見られない羽根を拡げた孔雀に遭遇したこと。これだけ運がつけば、夕方のお月さまも現れないわけにはいかないだろうと。

満開つづきの玉縄桜。

その玉縄桜にメジロが来訪。やはり桜にはヒヨドリではなく、メジロくんですね。目がぱっちり。

蜜を吸う。

寒緋桜も一気に花が開いてきた。数日中に満開か。華やかなり。

向かい側から。

そして、三つめの桜は、河津桜。まだ若い苗木で、去年、初めて花をつけた。今年はこんなにいっぱい。成長が楽しみ。雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けずぬ丈夫な身体をもって、がんばってほしい。結構、途中で挫折する苗木が多いのだ。

三桜がそろって見られるなんてめったにない幸運。

そして、今日の長谷散歩の光則寺では大きく羽を広げてくれた孔雀。

おい、拡げてくれよと、孔雀語で語りかけたら、すぐに台から降りてきて、扇形の見事な飾り羽根を魅せてくれた。見物人はぼくひとり。めったに開いてくれないのに、数年振りの大幸運だった。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


宮沢賢治の雨にもまけず風にもまけずの詩碑(光則寺)

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トライアローグ展 横浜美術館

2021-02-24 09:58:29 | Weblog

おはようございます。

横浜美術館もあと数日で長期の休館に入る。先日、見納めに(笑)、今、開催中のトライアローグ展と常設展を見てきた。まず、特別展のトライアローグ展から。

トライアローグとは?三者による話し合い(鼎談)を意味するようだ。各地域を代表する横浜美術館、愛知県立美術館、富山県立美術館、三館の学芸員が十分鼎談し、それぞれのコレクションを有機的に接続し、欧米の20世紀美術を概観するためのラインナップを紡ぎあげた展覧会だという。トライにこだわり、展示構成も3章に、そして、次のように、30年区切りとしたという。1章:1900sアートの地殻変動、2章:1930sアートの磁場転換 3章:1960sアートの多元化。

ぼくはいずれの美術館も訪ねたことがあるが、(ぼくのお気に入りの)山形美術館のような豪華な所蔵品の常設展示はなかったように思う。だから、横浜以外は初めて見る作品ばかり。写真撮影が禁止なので、十分、紹介できないが、ちらしやホームページの写真を借りて一部、記録しておこう。ピカソ、クレーの他、ミロ、エルンスト、ダリ、マグリット、ポロック、ベーコン、ウォーホル、リヒターなど、さらにムンク、デュフィ、ドラン、モディリアーニ、シャガール、ルオーの作品も。20世紀美術史を彩った巨匠たちの作品が約120点も集結している。愛知県立美術館、富山県立美術館の所蔵品を同時に見られる、めったにない機会である。

まずは、三館からの共通の画家の作品。

ピカソ。それぞれの時期の作品が見られたのはうれしかった。

これはクレー。

本展の目玉になっているルネ・マグリットの”王様の美術館”。横浜美術館所蔵なので何度か見ているが、今回は穴のあくほど見る(笑)。マグネットが亡くなる1年前、晩年の作品。

先日、テレビ東京の”新美の巨人たち”でも紹介されていた。ポップアートやグラフィックアートの誕生に影響を与えたシュルレアリスムの巨匠で、普段の姿は静かで生真面目な男、ところがそれは仮の姿。本性はまったく違い、常識を裏切り、見る人を惑わせる作風から、“イメージの魔術師”と呼ばれるようになったそうだ。

濃紺で塗りつぶされた背景に、帽子をかぶった男のシルエット。浮かび上がる男の顔が、こちらを見つめている。体の淡いグラデーションは山間の風景。よく見ると中央には宮殿のような建物が…。実はこの絵こそ、マグリットが築き上げてきた芸術と、静かなる男のとんでもない野望が詰まった1枚なのだそうだ。

晩年のこの作品は、これまでの作品の寄せ集めのようだ。いわば集大成の作品だったのだ。

マティス 待つ

ミロ パイプを吸う男

アンディ・ウォーホル  マリリン 2012年の暮れ、ニューヨークのMoMAを訪れたとき、しっかりと色つきマリリンの顔が焼きついた。その後、何度も。

こんな色も。

ヴァシリィ・カンディンスキー 網の中の赤

ゲルハルト・リヒター オランジェリー

ジャック・ボロック 無題

イヴ・クライン 肖像レリーフ アルマン

フランシス・ベーコン 坐像

常設展もなかなか良かったですよ。またの機会に。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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