気ままに

大船での気ままな生活日誌

殿、百日紅でござる

2016-07-31 21:45:03 | Weblog

こんばんわ。天神祭報告シリーズが続いているので、なかなか、帰ってきてからの生活日誌が書けないで困ってる。たとえば、イチロー殿の3000本安打達成の瞬間を生中継でみようと、三日つづけてテレビをみているが、そのことについて一言も触れていない。昨日は鎌倉芸術館で染五郎のちょっととぼけたお殿さまを見てきたのに、これもまだだ。加えて、一昨日は、”殿、利息でござる”(お殿さまが羽生結弦くんだったのにはびっくり)も、とてもいい映画だったのに、無視している。そして、今日だって、かまくらの百日紅のお殿様といっていい、極楽寺と本覚寺のを見てきた。鎌倉文学館では、童話作家の”たかどのほうこ展”をみて、まあちゃんのすてきなながーい髪のおはなしや、へんてこでゆかいなへんてこもりの”まるぼ”と仲間たち、つんつくせんせいのおこす大そうどうの物語を読んできた。偶然、殿がキーワードのことばかりになっているが、今晩は是非、そのうちの一つや二つの殿を書いておこうと思いまする。いくつ書けるかな。

まずは、百日紅のお殿さまについて。 まだ最高の見頃にはなっていませんが、まずまずです。

本覚寺殿


極楽寺殿

芙蓉殿もりっぱなものです

鎌倉文学館の、たかどのほうこ殿展

庭園にも、たかどのほうこ殿の家来がいっぱい隠れています。

しいのきにもいっぱい。

イチロー殿は、昨日は先発出場で無安打、今日も途中出場で二打席廻ってきたが、ノーヒット。あと二安打が減りません。明日、一気にいくのでは。でも、昨日、久し振りにみせてもらった、レフトからのレーザビームで本塁を刺したのには、ぼくも観客も大喜び。

今回、書き切れなかった殿については、明日以降に必ず。ではおやすみなさい。げろげろ。

いい夢を!


長谷の光則寺のくじゃくです。↑鳥類の殿さまといってもいいかもしれない
コケッコウ!早寝早起きデお願いします。

(長谷の通りで)


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天神祭(4) 陸渡御第三陣 鳳神輿&玉神輿

2016-07-31 10:09:40 | Weblog

さあ、いよいよ、大阪天満宮の大神輿、鳳神輿と玉神輿の両横綱がやってくる。浅草の三社祭でいえば、一之宮、二之宮、三之宮。祇園の八坂神社でいえば、中御座、東御座、西御座の大神輿。

まず、大鳥居をくぐってきたのは鳳神輿!待ってました!

わっしょい、わっしょい!近づいてくる!

景気をつけろ、塩まいておくれ、それそれおまつりだ。

通り過ぎていく。あとで、船渡御で逢いましょう!

 つづいて、やってきたのは玉神輿!

 

そして、ぼくは、先回りして、ゴール地点の天神橋へ向かう。ここでも、二つの大神輿の陸渡御最後の晴れ姿を見た。

大観衆の見守る中、鳳神輿が入場してくる。ごくろうさま!



そして、玉神輿を待つ

玉神輿も入場し、二基並ぶ。

神輿を高く差し上げて、無事の陸渡御の成功を祝う。

最後の暴れ神輿。

そして、船渡御の入場口へ進んでいく。

次回は、いよいよ船渡御に入ります。

(京都・大阪祭り旅#10)

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天神祭(3)陸渡御 第二陣

2016-07-31 08:54:39 | Weblog

天神祭の陸渡御の第一陣が通り過ぎたあと、すぐに第二陣がやってくる。

大真榊


御羽車

御太刀

御錦蓋

御菅蓋

そして、第二陣の〆、御鳳輦(れん)の登場



うしろ

氏子総代

そして、第三陣の神社神輿がやってくる。

(京都・大阪祭り旅#9)

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天神祭(2)陸渡御 第一陣

2016-07-31 08:08:28 | Weblog

おはようございます。郷ひろみの歌のように、♪あっちち、あっちちの日がつづきますね。いかがおすごしですか。さて、お祭りシリーズはまだまだつづきます。あの日もあっちちの日でした。

2016年7月25日

大阪天満宮の境内の町内神輿渡御や陸渡御に参列する神社神輿や各種の御輿、山車などを見学し、昼食をとったあと、中之島に向かった。陸渡御のルートをみると、そこに特別観覧席が設けてあったので、その近くで観ようと思ったのだ。それに、だいぶ暑くなってきたので、大阪市立東洋陶磁美術館で安宅コレクションを見ながら待とうというものだった。

ところが、この日が月曜日であることを忘れていた。休館日だったのだ。結局、まつりのあとの翌日、行ったことになるのだが、仕方なく、公会堂や府立図書館に寄って、時間を過ごした。どちらも、名建築として有名なところで、思いがけず、内部もじっくり、見させてもらった。祭りとは直接関係がないが、まず、その辺りから入ろうと思う。

大阪市中央公会堂 手前のテントが特別観覧席

内部の資料室に無料で入れるので、そこ見学しながら涼をとった。そのあと、隣接する府立中之島図書館に入った。↓

正面

内部


ここで一時間ほど過ごして、外に出た。まだ、ここへ陸渡御の隊列が来るのに3,40分もある。そうだ、鳥居を背景にした写真の方がいいかもと思い直し、天満宮へ戻ることにした。徒歩で20分ほどで行けるのだ。神社に近づくに従って、観客の数が増えてきて、はじめの鳥居がみえる位置には、だいぶ人が集まっていた。そこで、待つことにした。10分もたつと、第一陣がやってきた。

先祓いの御神水がしずしずと

催太鼓が勇ましく

猿田彦が馬に乗ってやてくる


つづいて神鉾

 

地車

猩々山車


獅子舞を先頭に600人の大連隊


采女

稚児

敬神婦人会

文庫

牛曳童児

唐櫃 神様のお食事が入っている


これで第一陣の〆となります。引き続き、第二陣が。 (つづく)

(京都・大阪祭り旅#8)

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天神祭(1)大阪天満宮境内のお祭り風景

2016-07-30 18:06:08 | Weblog

日本三大祭りのひとつ、大阪天満宮の天神祭。お祭り好きのぼくが、まだ行っていなかったのが不思議(笑)。京都・祇園祭の後祭りの翌日、天神祭のメインイベント、陸渡御、船渡御そして花火大会があることを知り、絶好のチャンスとばかり、大阪にもう一泊した。家内は祇園祭だけで十分と、京都から先に帰った。はじめての天神祭。前日の天気予報では曇ときどき雨で、心配したが、朝から晩まで一滴の雨も降らなかった。おかげで十分すぎるくらい楽しむことができた。天満宮境内のお祭り風景、そして、午後3時半からはじまった陸渡御、夕方からの船渡御と、どれも素晴らしく、さすが、三大祭のひとつと言われるだけのことはあると思った。祇園祭は別格だが、神田祭よりはずっと面白い。一度にはとても、紹介しきれないので、時系列で紹介していきたい。

2016年7月25日 

大阪駅近くのホテルに荷物を預け、JR北新地駅から一駅先の大阪天満宮駅へ。天神橋商店街の入り口でいきなりお神輿に遭遇。ぼくの心は一気にお祭りモードに。

団扇美人にうちわをもらう。

商店街もお祭り風景

すぐ天満宮の大鳥居。ちょうど町内神輿が茅の輪をくぐろうとしていた。

境内はお神輿で大賑わい。わっしょいわっしょい。

暴れ神輿!

別の神輿


ちょうどいい時間帯に到着したようだ。次々とお神輿が入ってくる。女神輿も!


お神輿が落ち着いてから、境内を廻ってみる。まず、目についたのが神社の神輿。二基並んでいる。大きくて華やかだ。

玉神輿

鳳神輿

この二基が午後3時半に発進する陸渡御行列の主役↑。第二陣の引き締め役はこの御鳳輦(れん)。↓



御羽車も主役級。↓

御文庫も重要。

お祭りには、お酒もつきもの。

天満宮の主役は、わいでんがな。行列にも参加します。

神鉾を忘れてはいけないデンガナ。

行列には加わらないが、お迎え人形も祭の華。

天満宮を去ろうとすると、またお神輿が入ってきた。

大阪天満宮を出た。はて、陸渡御はどこでみようかと、考えながら、中之島の方面に向かった。

(京都・大阪祭り旅#7)

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祇園祭・後祭り 花笠巡行

2016-07-30 08:19:09 | Weblog

おはようございます。ちょっと前にお正月を迎えたばかりと思っていたら、もう七月もおわり。2016年もあと五か月。光陰矢のごとし。ぼくが楽しんできた祇園祭のあと祭も、早くも、一週間たってしまった。7月1日から一ト月つづいた祇園祭も明日、31日の疫神社夏越祭で終了する。それまでには、祇園祭関係の記事を終わらせねば。

山鉾巡行のしんがり、大船鉾が立ち去ったあと、間もなく、花笠巡行隊が寺町通りから御池通りに入ってくる。これも見逃せない。昭和41年に(前祭と後祭の)山鉾巡行が統合されたとき、後祭の行われていた24日に、山鉾に代わるものとして花笠巡行が行われるようになった。そして、二年前に、(また、むかしにもどり)、後祭りの山鉾が戻ってきたが、花笠巡行はそのまま、つづけられた。

では、2016年7月24日の花笠巡行をごらんいただきます。

はじめは子供神輿の連隊

花笠巫女さんの行列

市役所前を行進する花笠娘

祇園太鼓に花車

織商鉾のお姫さま




ふたつの花街から芸妓さんと舞妓はん

 

さらに、鷺踊り、万灯踊り、祇園囃子とつづく。こうして、華やかな花笠巡行は終わった。

そのあと、ぼくらは、相国寺の承天閣美術館で若冲展をみて、御所内の迎賓館を見学してホテルに戻った。夕食後、八坂神社周辺を渡御するお神輿をみる予定にしていたが、翌日の大阪の天神祭もあるので、自重し(笑)、ゆっくりとホテルでお酒をいただいた(汗)。というわけで、祇園祭関係の記事はこれで終了といたしまする。

(京都・大阪祭り旅#6)

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!ぼくはこれから、昨日にひきつづき大リーグ中継を。もちろん、イチローのメジャー3000本安打の瞬間をこの目でみるため。午後は近所のホールで染五郎。

 

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祇園祭・後祭り 山鉾巡行(2)

2016-07-29 19:54:27 | Weblog

後祭りの山鉾巡行もあと五つ。まず、登場するのは南観音山。

南観音山 真木の代わりに立てる松の木は、毎年鳴滝から2本届けられ、北観音山と南観音山の代表がクジを引いて良い方の松を選ぶ。真松の下枝には”尾長鳥”が止まっている

鈴鹿山 伊勢の国・鈴鹿山で人々を苦しめた悪鬼を退治した説話に因んだ山。真松には沢山の絵馬がつけられ、巡行後、盗難除けのお守りとして授与される。

八幡山 八坂神社のお祭に八幡宮を山に祭っているのは不思議だが、当時から八幡宮信仰が厚かったということが伺える。夫婦円満を象徴する雌雄の鳩が向かい合って鳥居に止まっている。

鳥居の上に鳩が二羽。



鯉山
 龍門の滝を登った鯉は龍になるという中国の伝説の、立身出世を意味する「登龍門」の言葉を表している山。御神体の木彫りの鯉は全長1.5mもある。

前懸け、胴懸け、水引、見送り”イーリアス”トロイア戦争物語を描いた16世紀のベルギー製。すべて重要文化財。

さあ、しんがりは大船鉾!粽(ちまき)も買ったごひいき鉾。前祭りでは、月鉾、鶏鉾、蟷螂鉾が好き。

大船鉾 2014年に150年の時を経て復興。船鉾が神功皇后の出陣を模したのに対し、大船鉾は戦いに勝った凱旋の船を表す。後祭り唯一の鉾でしんがりを務める

お見事!大船鉾2016!

また、二年後に!来年は前祭りのつもりナンデネ。また逢う日まで、逢える時まで!

♪別れのそのわけは話したくない なぜかさみしいだけなぜか むなしいだけ たがいに傷つきすべてをなくすから♪ なかなか別れられない、四条河原町の辻回しも追いかけて。

ぎゅっと廻って

もう一回

こうして、無事、後祭り 山鉾巡行は終わりました。

そのあと、すぐ、花笠巡行がやってきた。(つづく)

(京都・大阪祭り旅#5)

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祇園祭・後祭り 山鉾巡行(1)

2016-07-29 10:58:34 | Weblog

2016年7月24日

いよいよ後祭りのメインイベントの山鉾巡行が始まる。見物場所は、前回同様、ホテルからほど近い市役所前に決めた。先頭の山鉾が10時頃に到着の予定というので、その、30分前に到着し、木陰を探した。四つ角の辻回しもみたいが、そこは木陰はなく、長く居るのはきついだろうと、あきらめた。目の前に有料の観覧席があるので、まずまずのポイントというところ。天気もよく、それほど暑くはなく老夫婦にはありがたい。

九時半に、烏丸御池を出て、御池通りをこちらに向かってくる先頭の橋弁慶がどんどん大きくなってくる。観衆もざわめきはじめ、待ちに待った巡行が目の前を通過する。

それでは、順番にすべての山鉾を紹介したしまする。

祇園会の幡を先頭に

山鉾がつづいている

橋弁慶山 「くじ取らず」で、後祭り巡行の1番目に行く。弁慶と牛若丸が五条大橋で対面する場面を現している。弁慶の手足にまかれた縄は心身壮健の願いを込め、宵山に授与される。

北観音山 「くじ取らず」で、後祭り巡行では橋弁慶山に次いで2番目を行く。真木の代わりに立てる松の木は、毎年鳴滝から2本届けられ、南観音山と北観音山の代表がクジを引いて良い方の松を選ぶ。松に飾られている鳥は尾長鳥なのだが、尾が短くなってしまったため鳩のように見える。

浄妙山 平家物語の宇治川の合戦に因んだ山。筒井浄妙が橋を渡って一番乗りをしようとした時、後から一来法師がその頭上を飛び越えて先陣をとってしまった様子を表している。

役行者山 日本に古くからある修験道を主題にした山。前日の宵山に、修験道の大本山聖護院から約50名の僧侶を招き、会所前で護摩木が執り行われる(今回はこれに遭遇し、すでに記事にしている)。

黒主山 謡曲「志賀」に因み、大伴黒主が桜花を仰ぎ眺める姿が表されている。山を飾る桜の造花は、家に悪事を入れないお守になる。


ここでひと休みさせていただき、あと後半の五基の山鉾巡行は次回にいたしまする。

(京都・大阪祭り旅#4)

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続・大輪朝顔&変化朝顔 & 神楽坂のほおずき  

2016-07-29 09:07:40 | Weblog

さて、つづきまして、日比谷公園の変化朝顔の部に入りまする。

変化朝顔とは、江戸時代からつづいてきた古典園芸植物のひとつ。花もはっぱも、とても朝顔には見えない変わり者ばかり。ちょっとへんくつなおじさんといったところ。でも、味があるねえ。

ずらりと並んだへんくつ朝顔

どうでィ、おれさまの苦み走ったいい男ぶり。朝顔界の海老蔵でィ。團十郎色だしね。

おいらは弁天小僧菊之助。

染五郎とはおれのことだ。色には染まってないが。

変化朝顔界の七之助たい。

わては、変化朝顔界の玉三郎でんがな。

脇役にも中村東蔵級のすごいのがいっぱい。葉っぱをみてね。

ああ、面白かった。また、来年も、ますますヘンクツなじいさまになって、ヘンクツ朝顔に会いにこようゾ。

お昼は神楽坂に廻って、ヘンクツなお料理をいただいた。なかなかおいしかった。まわりは若い人ばかり。やっぱり、われわれはヘンクツなのか。

神楽坂まつりがはじまっていて、ほおづき市をやっているというので出掛けてみたのだが、夕方から並べるということだった。でも、商店街のお店の前にはほおづきが飾られていて楽しめた。29日からは、阿波踊りもあるらしい。

 

夕方の市を待つ毘沙門天前のほうずき・

露店も夕方から。

では、みなさん、今日も一日、お元気で!

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大輪朝顔&変化朝顔展 日比谷公園 

2016-07-29 08:10:38 | Weblog

おはようございます。梅雨明けし、いよいよ真夏に入りましたね。そんな朝にぴったりな朝顔をいっぱいお届けします。それもただの朝顔ではなく、直径22センチはあるという大輪の朝顔、それと、お、お前が朝顔かと叫びたくなるような”変化朝顔”です。昨年、日比谷公園ではじめてみて、あまりのうつくしさとユニークさにカンドウして、また今年も、家内と一緒にきてしまいました。

有楽門から入って、すぐの、さるすべりの花も咲く、テニス場の脇のスペースが会場。

会場に入ると、地面にたくさんの朝顔の苗。その周囲の棚に大輪の朝顔と変化朝顔がずらりと並んでいる。

まず、大輪朝顔の部。

午前中も早く着いたので、花もまだ元気。20センチ超え(過去25センチの大輪もあったそうだ)の大きな朝顔。まず、その大きさにびっくり。そして、色とりどり。入谷の朝顔市の大型版といっていいくらい。では、それぞれの作品を。

 

低い仕立てのもの。

物差しを当てると、22センチ

いかがでしたでしょうか。長くなりましたので、ここら辺りで、西瓜でも食べて、ひとやすみ。次回は変化朝顔の部です。

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