Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

訪問着・小紋・名古屋帯の別誂えについて《今後の計画と今までを振り返って》

2013-01-14 23:40:50 | 着物
現在別誂えをお願いしている名古屋帯が、あと数週間で出来上がります。

これが終わったらこちらの工房で小紋を2枚と名古屋帯を1本、「公庄工房」様で
訪問着1着を別誂えする予定があり、おそらく、GWくらいまでは別誂えの記事を
大量にアップすることになると思います




これまでのところ、百貨店を通さずに別誂えが完了した着物はこちらの3枚です。
淡い翡翠色の単衣訪問着と淡い山吹色の袷訪問着は、いずれも「公庄工房」様に
お願いしました。貝桶の小紋は新たにご縁のあった工房での製作です


実は上記3枚の訪問着と小紋の合計額が、百貨店を通して「千總」に製作をお願い
したこちらの着物1枚の金額と、だいたい同じなのです計算してみて、自分でも
びっくりしました。この1枚で、年間の着物予算を使い切りました

百貨店を通すと、別誂えとはこんなにも高いものになるのです。少なくとも倍、
ものによっては3倍以上の価格になります

どうしてもっと早く別誂えをお願いできる工房さんと出会っていなかったのか
あの紺色の訪問着を1枚作る金額で着物が3枚出来るのだと思うと、もう百貨店に
お願いする気にはなれません

そう考えると、中間業者がどれほどのお金を取っているのかが良くわかります。
私が支払っている金額のうち、実際に心をこめて作ってくださっている職人さん
たちに渡る報酬は何分の一になるのか。

もちろん、「千總謹製」というブランドが欲しい場合は別ですが、職人さんとの
意思疎通がうまくいかない場合が多いので、百貨店を通した物は思い通りに出来
上がったとは言いづらいのです

とても良い工房さんと出会ったことで、今後の私の着物ライフはより充実して
行くことと思います。調子に乗って何枚もの別誂えを予定していますが、もしも
子供を授かったら、しばらくは着物を着られませんので、今のうちに思いっきり
楽しむつもりでいます

同時進行があったりしますので、ごちゃごちゃとわかりづらい記事になるのかも
しれませんが、今後別誂えに挑戦したいと思われる方のお役に立てればと思い、
アップし続けさせて頂きますね

ご興味のある方は、根気強くご覧頂けましたら幸いです