Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

もうひとつのイタリア料理教室

2014-09-24 23:45:23 | 日記
いつもお世話になっているお料理教室に通い始めてから1年半になり、これまでに
習ったレシピは前菜からメインまで含めて合計で140種類近くにもなりました

ごく一部を除いてほとんどのものは復習を兼ねて一度は家で作っていますので、
「イタリアンを100種類以上作れる」と言っても過言ではないかもしれません

そんな私のイタリア料理教室通いを知っている会社の同僚が、自分の通っている
教室の先生にも私を紹介したいと、以前から言ってくれていました。同僚とその
先生はもともと親同士が知り合いで、古い知人なのだそうです


いつもレッスンの後にこうしてレシピをコピーして渡してくれて、「あなたなら
見れば作れると思うから、良かったら作ってみてね」と言ってくれる同僚。私も
その時々で習ったものの話などをしながら、情報交換をしています

先生は日本人ですがご主人のお仕事の関係で韓国に住んでいらして、今は日本と
韓国とイタリアを行き来しながらお料理教室を開催されているそうです


そのお料理教室の先生が、このたび韓国でイタリア料理の本を出されたという
ことで、いつか紹介できる記念にと、私にまで同僚が本を買ってきてくれました


赤い布地の凝った表紙を開けてみると、中はとても綺麗なお料理や素材の写真、
そしてずらりと並ぶ韓国語…

韓国語は一文字も読めないのですが、なんと日本人の生徒達のためにと、先生が
全ページの日本語訳を製本して付けてくださっていました

内容はイタリア料理に使われる素材の説明から手打ちパスタの基本的な作り方、
様々な季節ごとのお料理のレシピやイタリアのちょっとしたお話など、なかなか
面白い一冊に仕上がっていました

日本ではこうしてイタリア料理教室などもたくさんあって、輸入食材店などでは
気軽に材料が手に入りますが、実は韓国ではまだイタリア料理は家庭に浸透して
おらず、食材もなかなか手に入らないのだそうです

そのためセレブ層にこうした教室や本の需要があるのだそうで、韓国のお教室に
通っていらっしゃる生徒さんで出版社に勤めている方がいて、その方の依頼で、
こちらの本を出版することになったとか。

日本では一般家庭でも普通にパスタやピザを食べますし、外食するとなれば必ず
候補に上がるイタリアンですが、日本人のイタリア料理好きは、アジアの中では
特に珍しいのかもしれませんね

いまは年に数回しか行われないという日本でのレッスンですが、年末か来春には
一度お伺いしてみようかなと思っているので、それまでに本に載っているものを
いくつか作ってみたいと思います