昨年秋より別誂えをお願いしている「七宝に絵草紙」柄の一つ紋付き付下げが、
ようやく友禅・金彩の作業が終わったようで、工房からお写真が届きました
今回は事前に公庄工房様と具体的な色使いについてお話し合いをした結果、これ
までのものよりも明るめで軽やかな色使いで纏めることに
こちらは上前部分のお写真ですが、絵草紙の中の雲取りやメインの牡丹に使って
いる朱色は、錆朱ではなくオレンジがかった朱色。雲取りには更に細かな金彩を
加えることで、より淡い印象に仕上げています。
植物の葉の色には利休系(黄緑)を中心に使って明るさを加え、添え色の紫色も
藤色系でまとめることで軽やかに
背景の七宝には牡丹などと同じくオレンジ系の朱色を使って、老松には青緑系の
色を置くことで、古典柄ながらも少し現代風な印象の色使いになりました
まだ全体像を見ていないので詳しくはわかりませんが、優しい地色にとても合う
軽やかな友禅です。これまでの格調高い重厚な色使いとはまた違って、付下げの
良さを活かした素敵な色使いです
今は紋の刺繍が終わり、着物は仕立てに回っているようです。あと1か月ほどで
仕立てあがったものが手元に届くので、いまからワクワク楽しみです
こちらの着物は来年の初釜で初下ししようかなと考えています
ようやく友禅・金彩の作業が終わったようで、工房からお写真が届きました
今回は事前に公庄工房様と具体的な色使いについてお話し合いをした結果、これ
までのものよりも明るめで軽やかな色使いで纏めることに
こちらは上前部分のお写真ですが、絵草紙の中の雲取りやメインの牡丹に使って
いる朱色は、錆朱ではなくオレンジがかった朱色。雲取りには更に細かな金彩を
加えることで、より淡い印象に仕上げています。
植物の葉の色には利休系(黄緑)を中心に使って明るさを加え、添え色の紫色も
藤色系でまとめることで軽やかに
背景の七宝には牡丹などと同じくオレンジ系の朱色を使って、老松には青緑系の
色を置くことで、古典柄ながらも少し現代風な印象の色使いになりました
まだ全体像を見ていないので詳しくはわかりませんが、優しい地色にとても合う
軽やかな友禅です。これまでの格調高い重厚な色使いとはまた違って、付下げの
良さを活かした素敵な色使いです
今は紋の刺繍が終わり、着物は仕立てに回っているようです。あと1か月ほどで
仕立てあがったものが手元に届くので、いまからワクワク楽しみです
こちらの着物は来年の初釜で初下ししようかなと考えています