今夜は娘の世話を夫にお願いして、イタリア料理教室に行かせてもらいました
今日はシチリア料理を習います。食材の宝庫であるシチリアは郷土料理の種類も
とっても豊富で、いつもどんなお料理が出てくるのかとワクワクします
今日はパスタから。今日はパスタといっても麺ではなくて、タルトを作ります。
「Torta di ricotta salata」。Salata=塩味のという意味なのですが、この場合には
甘くないという意味で使います
タルトに卵を混ぜた具材を詰めて焼くキッシュのようなお料理で、小さく切れば
前菜として、大きめに切ればパスタの代わりに食べることができます。冷めても
美味しくて、冷蔵庫で2~3日は持つそうですよ
レストランでも家庭でも作られるお料理ですが、イタリアでは冷凍だけはでなく
冷蔵のパイ生地も売られているので、家庭ではそれを使って簡単に作ります。
出来上がったものを切り分けて冷凍保存も可能なので、作り置きができますね
台の上に小麦粉と2cm角くらいに切ったバターを乗せて、手でバターをすり潰す
ようにして小麦粉と混ぜていきます。きちんとやりたいときはカードなどを使い
混ぜたほうが体温でバターが溶けてしまわないので良いそうですよ
そぼろ状になったら広げて中央にくぼみを作り、そこに水と塩を加え、カードで
着るようにして混ぜます。この時に捏ねないようさくっと混ぜるのがポイント。
生地をひとまとめにしてラップで包み、冷蔵庫で1時間ほど休ませます。
これまでは捏ね台が無かったのでパスタなどもまな板の上で捏ねていましたが、
やはりこうして見ると大理石の捏ね台があると便利ですよね
夏からはパン教室にも通う予定ですし、そろそろ捏ね台の購入を検討しないと
タルト型にバターを塗って上から小麦粉を振っておきます。生地を麺棒で伸ばし
たら、タルト型に敷いて余分な生地を切り落として、アルミホイルを敷いた上に
重石を乗せて180度のオーブンで15分空焼きします。
中身はリコッタチーズをメインにしたものです。ボウルにリコッタチーズ・卵・
小さくきったハム・みじん切りにしたイタリアンパセリ・粉チーズ・ナツメグ・
塩コショウを入れて混ぜ合わせます。
空焼きしたタルトの粗熱が取れたら中身を流し入れ180度のオーブンで40分ほど
焼けば完成です。中央が盛り上がってくるので、縁側が高めになるように中身を
流すと綺麗に焼き上がりますよ
次に前菜を作ります。前菜は「Caponata di melanzane」。カポナータは以前にも
違うコースレシピで教えて頂いたことがありますが、今日作るものが一番主流の
カポナータだそうです。
日本ではカポナータとラタトゥイユが混同されていて似たようなレシピになって
いることが多いのですが、本来カポナータは甘酢の味付けで作るものでトマトは
隠し味程度にしか入れません
保存食として一年中食べるお料理で、基本的には冷たい状態で食べるものです。
冷蔵庫で1週間ほど保存可能ですので、たっぷり作ったほうが美味しいですよ
ナスが主役のお料理なので、ナスを他の食材より大きく切るのがポイントです。
ナスを切ったら塩を振ってアク抜きし、水気をふき取ってから素揚げします。
フライパンにオリーブオイルをひいて、1cm角に切った玉ねぎとセロリを弱火で
じっくり炒めます。玉ねぎがしんなりしたら1cm角にしたパプリカを加え炒め、
レーズン・松の実・砂糖・白ワインビネガー・トマトペースト・水を加えて軽く
煮込んでいきます。
素揚げしたナスを加えたら、塩コショウで味を整え、水分が飛んだら完成です
粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やしておきます。
ナスを加えるとナスがオイルをたくさん吸うので、オイルは多めがポイント
最後はメイン作りを。メインは「Pesce all asiracusa」。シラクーザの街で食べ
られている郷土料理です。お魚は何でもOKなのですが、今日は彩りが綺麗なので
サーモンを使って作ります。
メカジキや、スズキ・ヒラメ・タイなどの白身魚でも良く合います
お魚には塩コショウをして小麦粉をまぶしたら、フライパンにオリーブオイルを
ひいて皮目から入れて両面をソテーし、一度取り出します。
フライパンの油をふき取り新たにオリーブオイルを入れ、スライスした玉ねぎ・
ニンニクを入れて炒めます。さらにみじん切りにしたセロリとセロリの葉を入れ
いためたら、ケッパー・オリーブ・オレガノを加えて炒めます。
ハーブにはお好みでミントなどを入れる人もいるそうですよ
お魚を戻したら白ワインビネガーを入れて少し煮詰め、そこに水を底に行き渡る
くらい加えて蓋をし、5~10分ほど蒸し焼きにして、仕上げにみじん切りにした
イタリアンパセリを散らせば完成
ちょうどタルトが焼き上がったところで、お待ちかねの試食タイムに
前菜はパレルモ風ナス入りカポナータ。酸味があってとても爽やかな、シチリア
らしいカポナータになっていました。レーズンや松の実などシチリアならではの
食材もとっても良く合います
パスタは甘くないリコッタチーズのタルト。リコッタチーズが全体をとても軽く
仕上げてくれているので、パクパク食べられてしまうとても美味しい一品です。
普通のキッシュよりも私はこちらの方が好きかもしれません
メインは鮮魚のシラクーサ風。ビネガーの酸味が少し油の乗ったサーモンに良く
合っていて、さっぱり食べられました。暑い南イタリアらしい、とっても食べ
やすいお料理です。メカジキが良く合いそうな味付けでした
食後はコーヒーを淹れて頂いてホッと一息。シチリア料理コースは来月で最後の
レッスンなので少し寂しいですが、7月からも引き続き、新しい基本コースに通う
ことが出来るようになったので、メニューの発表を楽しみに待っているところ
まだ全てを決めてはいないようなので、これがやりたいな、というものがあれば
考慮して下さるそうです。作りたいものをリクエストできるチャンスですので、
週末にイタリアで買ったレシピ集を開いてみようと思います
今日はシチリア料理を習います。食材の宝庫であるシチリアは郷土料理の種類も
とっても豊富で、いつもどんなお料理が出てくるのかとワクワクします
今日はパスタから。今日はパスタといっても麺ではなくて、タルトを作ります。
「Torta di ricotta salata」。Salata=塩味のという意味なのですが、この場合には
甘くないという意味で使います
タルトに卵を混ぜた具材を詰めて焼くキッシュのようなお料理で、小さく切れば
前菜として、大きめに切ればパスタの代わりに食べることができます。冷めても
美味しくて、冷蔵庫で2~3日は持つそうですよ
レストランでも家庭でも作られるお料理ですが、イタリアでは冷凍だけはでなく
冷蔵のパイ生地も売られているので、家庭ではそれを使って簡単に作ります。
出来上がったものを切り分けて冷凍保存も可能なので、作り置きができますね
台の上に小麦粉と2cm角くらいに切ったバターを乗せて、手でバターをすり潰す
ようにして小麦粉と混ぜていきます。きちんとやりたいときはカードなどを使い
混ぜたほうが体温でバターが溶けてしまわないので良いそうですよ
そぼろ状になったら広げて中央にくぼみを作り、そこに水と塩を加え、カードで
着るようにして混ぜます。この時に捏ねないようさくっと混ぜるのがポイント。
生地をひとまとめにしてラップで包み、冷蔵庫で1時間ほど休ませます。
これまでは捏ね台が無かったのでパスタなどもまな板の上で捏ねていましたが、
やはりこうして見ると大理石の捏ね台があると便利ですよね
夏からはパン教室にも通う予定ですし、そろそろ捏ね台の購入を検討しないと
タルト型にバターを塗って上から小麦粉を振っておきます。生地を麺棒で伸ばし
たら、タルト型に敷いて余分な生地を切り落として、アルミホイルを敷いた上に
重石を乗せて180度のオーブンで15分空焼きします。
中身はリコッタチーズをメインにしたものです。ボウルにリコッタチーズ・卵・
小さくきったハム・みじん切りにしたイタリアンパセリ・粉チーズ・ナツメグ・
塩コショウを入れて混ぜ合わせます。
空焼きしたタルトの粗熱が取れたら中身を流し入れ180度のオーブンで40分ほど
焼けば完成です。中央が盛り上がってくるので、縁側が高めになるように中身を
流すと綺麗に焼き上がりますよ
次に前菜を作ります。前菜は「Caponata di melanzane」。カポナータは以前にも
違うコースレシピで教えて頂いたことがありますが、今日作るものが一番主流の
カポナータだそうです。
日本ではカポナータとラタトゥイユが混同されていて似たようなレシピになって
いることが多いのですが、本来カポナータは甘酢の味付けで作るものでトマトは
隠し味程度にしか入れません
保存食として一年中食べるお料理で、基本的には冷たい状態で食べるものです。
冷蔵庫で1週間ほど保存可能ですので、たっぷり作ったほうが美味しいですよ
ナスが主役のお料理なので、ナスを他の食材より大きく切るのがポイントです。
ナスを切ったら塩を振ってアク抜きし、水気をふき取ってから素揚げします。
フライパンにオリーブオイルをひいて、1cm角に切った玉ねぎとセロリを弱火で
じっくり炒めます。玉ねぎがしんなりしたら1cm角にしたパプリカを加え炒め、
レーズン・松の実・砂糖・白ワインビネガー・トマトペースト・水を加えて軽く
煮込んでいきます。
素揚げしたナスを加えたら、塩コショウで味を整え、水分が飛んだら完成です
粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やしておきます。
ナスを加えるとナスがオイルをたくさん吸うので、オイルは多めがポイント
最後はメイン作りを。メインは「Pesce all asiracusa」。シラクーザの街で食べ
られている郷土料理です。お魚は何でもOKなのですが、今日は彩りが綺麗なので
サーモンを使って作ります。
メカジキや、スズキ・ヒラメ・タイなどの白身魚でも良く合います
お魚には塩コショウをして小麦粉をまぶしたら、フライパンにオリーブオイルを
ひいて皮目から入れて両面をソテーし、一度取り出します。
フライパンの油をふき取り新たにオリーブオイルを入れ、スライスした玉ねぎ・
ニンニクを入れて炒めます。さらにみじん切りにしたセロリとセロリの葉を入れ
いためたら、ケッパー・オリーブ・オレガノを加えて炒めます。
ハーブにはお好みでミントなどを入れる人もいるそうですよ
お魚を戻したら白ワインビネガーを入れて少し煮詰め、そこに水を底に行き渡る
くらい加えて蓋をし、5~10分ほど蒸し焼きにして、仕上げにみじん切りにした
イタリアンパセリを散らせば完成
ちょうどタルトが焼き上がったところで、お待ちかねの試食タイムに
前菜はパレルモ風ナス入りカポナータ。酸味があってとても爽やかな、シチリア
らしいカポナータになっていました。レーズンや松の実などシチリアならではの
食材もとっても良く合います
パスタは甘くないリコッタチーズのタルト。リコッタチーズが全体をとても軽く
仕上げてくれているので、パクパク食べられてしまうとても美味しい一品です。
普通のキッシュよりも私はこちらの方が好きかもしれません
メインは鮮魚のシラクーサ風。ビネガーの酸味が少し油の乗ったサーモンに良く
合っていて、さっぱり食べられました。暑い南イタリアらしい、とっても食べ
やすいお料理です。メカジキが良く合いそうな味付けでした
食後はコーヒーを淹れて頂いてホッと一息。シチリア料理コースは来月で最後の
レッスンなので少し寂しいですが、7月からも引き続き、新しい基本コースに通う
ことが出来るようになったので、メニューの発表を楽しみに待っているところ
まだ全てを決めてはいないようなので、これがやりたいな、というものがあれば
考慮して下さるそうです。作りたいものをリクエストできるチャンスですので、
週末にイタリアで買ったレシピ集を開いてみようと思います