Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

蝶々の道行

2013-02-13 23:20:16 | 日記
先日いつも夫がお世話になっている方から、私の誕生日プレゼントにと言って、
とても可愛らしい道行を頂きました


赤い綸子の生地に、可愛らしい蝶々が描かれたとても素敵な道行です。その方が
お若い頃にお母様が誂えてくださったものだそうで、一度も着ていないものなの
だそうです。こんなに可愛いのにもったいない

「着物は好みがあるけれど、もしお好みに合えば使ってもらえたら嬉しいわ
と言って事前に写真を送ってくださっていました。

その方は資産家のお嬢様で、お若い頃にはお母様に言われてお茶や日本舞踊の
お稽古をされていたそうです。お茶などはお師匠さんにご自宅まで出稽古に来て
頂いていたそうで、色々なお道具もお持ちとか

そんな方なので着物はたくさんお持ちなのですが、生憎ご本人はお洋服のほうが
お好きだったようで、今はまったく着ていらっしゃらないのです

そのお手持ちの着物の中から、未着用のもので私に似合いそうな品物を選んで
くださって、今回プレゼントしてくださいました。

本来ならば誕生日プレゼントまで頂くほどの間柄ではないのですが、手持ちの
着物なら、私がそれほど気を遣わずに受け取れると考えてくださったようです

お母様がその方のためにご用意された大切な着物。ありがたく譲り受けさせて
頂いて、大切に着ていき、いずれ私の子供にも受け継ぎたいと思います

早速、いつも着ている着物と同じサイズに仕立て直しに出すことにしました。
とっても素敵なプレゼント、どうもありがとうございました


春の京都旅行計画

2013-02-12 23:07:15 | 旅行
2月に入ったので、毎年恒例となった春の京都旅行の計画を進め始めました

例年の旅行4月の上旬、ソメイヨシノが満開の時期を狙って行っていたのですが、
今年は4月の第一週にお茶会のお手伝いをすることになったために、それであれば
時期をもっとずらして、大混雑を避けてみることにしました


4月中旬だと、時期的には「御室桜」がちょうど満開になるころかもしれません。
御室桜は仁和寺に咲く低木の桜で、遅咲きで有名です。


御室桜のほかにも、遅咲きの品種はあります。平安神宮の神苑に植えられている
桜の半数を占める「紅枝垂」も、ちょうどその頃に見頃を迎えます

1泊2日の旅行で、例年では土日を使って旅行をして、一日目は朝早くから着物を
着て京都入りをして、美味しいランチの後に花街の「おどり」を2つはしごして、
二日目には洋服で京都の桜を堪能する日程を組んでいました。

いつも7時ごろに東京駅を出る新幹線に乗っていたので、着物を着て行くためには
早朝4時起きで支度をしていたのですが、今年はゆっくりとした旅にしたいので、
一日目は洋服で京都の桜を巡り、二日目に着物で「おどり」を鑑賞します

新幹線の時間も少し遅くしたので、朝は6時くらいに起きれば間に合いそうです。
さらに、有給を取って金曜日に出発しますので、金・土と旅行をして、日曜日は
家でゆっくりと旅の疲れを癒すことができます

今年は無理をせず、見たいものを一日にいくつか回るだけの「ゆっくり旅」に。
早く春にならないかな


タンゴを見に行ってきました

2013-02-10 23:00:09 | 日記
夫の3連休最終日です。

今日は夫がいつもお世話になっている方々から、とあるパーティーにお誘いを
頂いて、神楽坂まで行ってきました。


会場は神楽坂にある「アグネスホテル&アパートメンツ東京」。こぢんまりした
ホテルのパーティー会場を貸し切って、タンゴのパーティーが開催されました


会場は中央が空けられたテーブル配置になっていて、こちらがダンスステージに
なります。360度どこからでもステージが見られるようになっています





ランチタイムにスタートするパーティーなので、ビュッフェスタイルでランチを
楽しみます。パリの三ツ星レストランで修行されたシェフによるお料理の数々


ランチを楽しんでいる間は「ミロンガタイム」と言って、参加者がステージ上で
自由にダンスを楽しむことができます。参加者のほとんどはタンゴの経験者の
ようで、みなさんパートナーを見つけては踊っていました

私も夫もタンゴは未経験ですが、タンゴはとっても密着するんですね。ご年配の
方々でも顔をぴったりと付けて踊っていて、ちょっとビックリしました。自分の
パートナー(夫や恋人)以外ともあの位くっつかないといけないのでしょうか





ミロンガタイムが終わると、まずはタンゴを習っていらっしゃる生徒さんとその
先生が組んで、色々なテーマのダンスを見せてくださいました。皆さんとっても
お上手で、面白い演出もたくさんあって、楽しませていただきました


中にはアルゼンチンの伝統的なフォルクローレを用いたものなどもあります

ダンスを見ていると、世界各国、どの踊りにも共通するのは、「体幹」が重要で
あるということが分かります。天と地と体軸との関係とでもいいましょうか…
体の中心がしっかりしていないと、絶対に上手くは踊れないものですね



その後はプロによるダンスが続きます。男性陣は、ほとんどが外国の方でした。
そのダンスがあまりにも素敵でかっこよくて、夫が思わず「ずるい。」と一言…
格好良すぎてずるいぞ、ということらしく、どうやら夫の中の何かが刺激されて
しまったようで、タンゴをやりたいと言い出しそうな雰囲気でした(苦笑)

うーん。女性との密着度が高すぎるので、妻としてはちょっと複雑ですね


ダンスだけでなく楽器を使ったショーのようなものもあって、とても楽しい時間
を過ごさせて頂き、夕方近くになって会場を後にしました。


その後は、せっかく来たので神楽坂をぶらぶらしてみたり。昔ながらの街並みを
楽しめる地域があるそうなのですが、なぜか見つけられずに右往左往...


そうこうしてるうちに足が疲れてきたので、レストランでひと休みすることに。
立ち寄ったのはピッツェリア&ジェラテリア「ZIO」さんです



私はあまりお腹が空いていなかったので、アップルシナモンとチョコレートの
ジェラートを。夫はマルゲリータのピザを注文しました

なんだか食べてばかりの3日間でしたが、ゆっくりとしたり楽しいパーティーにも
参加したりと、充実したお休みを過ごせました

私はまだ1日お休みがあるので、明日は何もせず体を休めようと思います。


誕生日旅行「ぶらり南房総の旅」二日目

2013-02-09 23:54:44 | 旅行
旅行二日目。

今朝は起きてすぐに、貸切で露天風呂に入って来ました。朝の空気は冷たくて、
お湯に入るまでは震えていたのですが、一度入ってしまえばあったかくて、極楽
極楽。なかなか出られなくて、かなり長風呂になってしまいました


お風呂の後は朝食を食べにレストランへ。昨夜は落ち着いた雰囲気でしたが、
朝は外からの光がたくさん入って、とっても明るい空間です。こちらはドリンク
コーナー






朝食のメニューはたっぷりのサラダ、アオサ仕立ての温泉卵、自家製のパン
お野菜がたっぷり入ったソーセージ煮込み、フルーツ入りのヨーグルトでした。
優しくてお味の美味しい朝食をゆっくり食べながら、今日の予定を立てました。

食後はお部屋に戻ってひと休み。夫が二度寝をしている間に、お部屋について
いるジャクジーに入ってみました。これでお風呂は堪能し尽したかな


お部屋でゆっくりしながら身支度を整えて、11時にチェックアウト。フロントの
脇にあるお土産スペースではとても可愛らしい木彫りの動物達が売られていて、
私も夫も一目ぼれして、4つほど購入しました。リビングに飾るつもりです

ホテルを後にしてからは、房総半島の海岸沿いを昨日とは逆のコースで回りつつ
いろいろな場所に寄り道をしました。摘み取りのできるお花畑に行ってみたり、
ガラス工房を訪ねてみたり、いきあたりばったりですがゆる~く楽しい珍道中。

そうこうしているうちにお腹が減ってきたので、夫が行ってみたいと言っていた
レストランへランチをしに向かいました。


南房総市にあるレストラン「セントシュバイン」さん。お店のオーナーさんは
ドイツで修行をされた後、手作りソーセージのお店をこの地にオープンされて、
ソーセージが評判を呼びレストランを開店、さらにペンションも始めてしまった
というパワフルな方です


ヨーロッパの片田舎を思わせる外観に、手作りの雰囲気が漂う可愛い店内です。
私達が到着したときは満席でしたが、少し待って席に座ることができました。




私たちが注文したのは、サラダ、5種類のハムの盛り合わせ、ソーセージのピザ。
ハムは普段味にうるさい夫が絶賛するほど美味しくて、昔ながらの製法で丁寧に
作られたのが良くわかるお味でした

ピザも思っていた以上に美味しくて、これも夫が大絶賛。実際、ローマで食べた
ピザよりも断然美味しかったです


食後には、本物の南瓜を器として使った南瓜のアイスクリームを頂きました。
量が多いので食べきれるかと心配したのですが、お味は意外にもあっさりめで、
2人でパクパク食べてしまいました

夫はハムがいたく気に入ったようで、併設されている売店で、2種類ほど自分の
晩酌のおつまみ用として購入していました。旅先で美味しいものに出会えると、
とっても幸せな気分になりますね

お天気がよければ鋸山のロープウェイに乗ってから帰ろうと思ったのですが、
あいにく曇り空だったため、あまり景色が綺麗に見えないだろうということで、
少し早い時間ですが帰宅する事に


途中で立ち寄った道の駅には足湯のスペースがあったので、お茶とお菓子を持ち
こんで、足元がぽかぽかなティータイムを楽しみました

細かいことは何も決めない、いきあたりばったりのぶらり旅。時間に追われる
毎日を過ごしている私達には、何よりの休息になりました。

まだまだ行ってみたいオーベルジュはたくさんあるので、次はどこに行こうか
などと楽しく話しながら、家路につきました。

とってもゆったり出来て楽しい2日間をプレゼントしてくれて、どうもありがとう