万歳！娘がいない！

　ナンって言ったら「くそばばぁ」って声が聞こえそうだけれど。

　お部屋探しに忙しい娘は、昨日の朝早く上京した。

　娘の帰宅は前日も新年会で遅く、私は先に寝てしまったけれど。
娘は朝の６時位に、一人で起きて支度してた。よう起きれたね～。

　「朝ごはんいるの？」の問いに「いる」
え～っ要るんかいな。日曜の６時やで～っ。新幹線で食べた方がええで。

　「こんなに朝早くから、よう食べれるね」

「ママみたいに、寝る前まで食べてないから」

「・・・・・・。」

　あ～、そうですかっ

　味噌汁の残りに溶き卵ほりこみ、お握りを作った。
食べ易いように小さく握ったら、３個半できた。

　「ママ、この中途半端な１個は何？」
「おまけや！お・ま・けっ！」まだ寝ていたかった私は不機嫌。

「うけ狙いか」と娘。あんたね～。こんな朝早くからうけ狙いますかいな。

　しかも、娘は３個半共綺麗に平らげて行った。

　上手くいけば２月には上京出来るそうだが、同じ時期に娘の親友もどうやら上京する事になったらしい。

　「そりゃ、いいやん」と言ったものの・・・。うん。待てよ。

「○○ちゃんも一緒と言うことは。あんさん、また彼氏出来ませんなぁ」

「ひど～っ、ママ。○○子に言うわ、私」
いやいや・・・。互いに足ひっぱるやん、おたくら。

　東京行ったら、彼氏の一人や二人出きるかなと思ったのに。一人でいるの淋しくなってねぇ。

　これは、当分期待できそうもない・・・。