マリママのパン作り

パン作りに関して、なんでもお話しましょう!

今年は東北東

2014-02-05 14:28:36 | 手作りパン

  節分の巻き寿司丸かじりは、関西独自の風習みたいで。

バレンタイン同様に、商業ペースに乗っとった最近のブームらしい。

デパ地下やら駅の改札でも、巻きずしが売られている。

スーパーの惣菜スペースにも、巻き寿司が所せましと並んでいる有様。

 いつのころから「恵方巻」「丸かじり」等と言うようになったのかと考える。 

 それでも、私が25歳の頃には祖母が「厄落としやから。食べなあかん」と、

巻きずしと温かいおぜんざいを用意してくれた思い出がある。

 その頃には、「節分には巻き寿司」の習慣が定着してきたように思う。

 

 さて、行事食と言えるかどうかは分からないが、今年も忙しい合間を縫って巻きずし作り。

食には全くと言って興味の無い夫だが、こと巻きずしに対してはウルサイ。

彼の世代にとっては、巻き寿司はお祭り等の特別な日に頂くもので。

年越しのすき焼きと同じように、子供心に楽しい思いと直結しているようだ。

 巻き寿司はチラシ寿司と違って、一つ一つの具材を別々に味付けるので手間がかかる。

椎茸の甘煮さえ冷凍庫に常備していたら簡単なのだが、この日は品切れ状態。

仕事に行く前に鍋で半分調理、帰宅後にじっくり煮含めた。

高野豆腐にかんぴょう、卵焼きにホウレンソウのお浸し。

卵焼きはかなり甘めにして、酢飯の酢を多めにするのが私風。

こうすると、味のコントラストが引き立つような気がする。

勿論、ホウレンソウも茹でた後は醤油洗いを忘れない。

かんぴょうは醤油味を濃く、高野はそのままでも美味しい薄味に仕立てる。

 

 実家の両親も、例年この巻きずしを楽しみに待っているので。

「仕事で届けるのが遅くなるけど」と予め朝にメールしておいた。

 

バタバタと用意しながら、7本を巻き終わった所に夫が帰宅????

 何でこんなに早いの?

猫まで夫の早めの帰宅に、びっくりして逃げ出した

 どうも、巻き寿司が食べたくて早く帰宅したらしい・・・。

こちらは実家に届けるつもりが段取りが狂い、他に味噌汁等の調理もあるのに・・・と困惑。

 それを見かねて、巻き寿司が早く食べたい夫は「私が、実家に届けるわ」と申し出てくれた。

実家の両親も大食漢なので、何本包もうかと思いながら3本をラップで包んだら。

4本目に手がかかったとたん、何やら不満げな夫の視線が・・・・

「持って行き過ぎ?

「いや・・・私の分、4本あるから・・でも、おとーはん達、そんな食べはるかぁ?

と、やや不満そう・・・

 材料はまだまだあるので、酢飯さえ作れば何本でも作れるからと夫を送り出す。

はぁ~  この残った4本全部が、自分の分やと思ってるんかいな

 

 帰宅した夫は私の用意を待ちきれず、黙々と恵方を向いて食べ始めた。

一息ついたところで、今度は切り分けた分にも手を伸ばす。

 あっと言う間に2本以上を平らげた。

「きみい、巻き寿司は上手やな~」夫は満足げだ。

 喜んでいいのか悪いのか?巻き寿司「は」にひっかかるが、まあいいか。

 

 

 

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