株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

最後は売り方優勢で終わる

2006-08-11 15:53:14 | 株に出会う
後場は、先物が昼休みに調子が良さそうなので皆さん上げると思ったようです。ところが前場と同値での15610円でのスタートでした。。その後はジリジリと15560円までの下げです。

これに歩調を合わせるようにしてマザーズ指数は、最初こそ上げたものの「取り残された」ことに気づいてからはすぐに下落モードに。その後反発するも前場の高値まで届かないとみるや1265ポイントを挟んで揉み合った後に、お定まりの週末の売り優勢となりました。

そんな中、今日の「対抗馬」4205日本ゼオンは、指し値まではついに降りてこず、そのままたいした調整もなく+23円での終了です。
しかし、こうした大型株にもテクニカル指標がある程度使える目途がついたのは収穫でした。
欲を言えば、朝の動きで前日の安値の1134円を一度も試すことなく、上下しながらも上げていった、その段階で買っておくべきでした。しかし、先物に連動しやすい一部銘柄ですので、先物の指標がふらついている間は思い切っての買いには入れませんでした。このあたり、その銘柄の強弱感をどう掴むかというのが今後の課題です。

後場は、開始早々勢いが良かった8936リプラスが、240Kの80枚を越える売り板が崩されるのを見て、同値で買い参入しました。その後、勢いが続かず頭打ちとなったため、+3Kの243Kで一旦退却。

その後は、場の停滞からの下落を見ながらでは買いに入れませんでした。その間、途中で監視を止めた4240クラスターテクノロジーが、突然の急噴射で目が回るような板の点滅状況でした。前場に心地よく下げていたので、これは来週が楽しみと思っていた矢先でした。ストップ高寸前まで行きましたが、そこからは個人の投げが始まり、結果は今日の高値から6K程も下がったところでの終了です。

大事に大事に「金の卵の孵化」を見守っていたのに、突然のナチス親衛隊に踏み荒らされたような心境です。愚妻が、筆者のつぶやきで98000円あたりで拾いすぐに101Kで売り指していたようですが、これは出来ず。しかもその後の下落で、乏しい資金から買い足してしまったようです。何とか来週に挽回をして貰いたいものですが、今日、踏み荒らされたことで、買い方が萎縮しないよう切に望むばかりです。あの時呟かなかったらこんな余計な心配はなしだったのに。。。。

さて、持ち株の3331雑貨屋ブルドックは、ギリギリのところまで追い込まれましたが、最後に成り買いをする「救世主」が現れ、OSCが+7%の29%、RSIも+9%の31%まで上げました。これなら、誰の目から見ても切り返したと写るでしょう。来週以降に期待。

雑貨屋だけでは、少々寂しいので、2時過ぎから全登録銘柄をチェックしていたら、9割以上の銘柄が下げ基調を示していたのに、4326インテージが、買い上がりのトレンドにあることが目にとまりました。この銘柄、今日11日が決算日です。凶と出るかも知れませんが、今年の朝日工業のようにジリ下げでの終了ではなく、7月18日からは切り返しており、ここ数日は8月7日を底にしてほぼ上昇気流に乗っております。ウェブの調査では世界12位だそうですが、過去の業績推移も波がなく、堅調に伸ばしております。こうしたことから、本来決算前に買うのはタブーですが、今日の特殊電極の例もあります。決算発表後ではうまい汁は吸えません。欲をかいて引け際に2765円で買いました。最後の土壇場で1K程の買い上がりがありました。期待できそうです。朝日工業の時は逆でした。大引けに成り売りが数10枚でました。

とまあ、こんな調子で余り冴えない日でしたが、損失もなくほどほどに楽しめました。仕込みも地味な銘柄2つを抱えることになりましたが、これも今の相場環境では何かの因果でしょう。

来週に向けての注目銘柄は、週末にじっくりと検討しておきたいと思います。今日はこれから体力保持のためのトレーニングに行ってきます。では楽しい週末をお過ごし下さい。

=とここまで書いて1Q決算を見たら昨年度比20%近くの減益でした。やはり、決算前は株価が上がっていても関与しない方が良いみたいですね。やはり欲かくと世の中ろくな事ありません。=
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自然落下を待つがごとく

2006-08-11 11:39:20 | 株に出会う
前場は、全く面白みのない相場です。SQ値算出や週末ということ、また、改めてイギリスのテロ予防の動きに見られるように、欧米ではまさに夏休みの真っ盛りであったり、色々な要因があるのでしょう。何もこの時期に無理をして株を買う必要はない訳です。

そんな中、注目銘柄の3437特殊電極には、してやられました。別に負けた訳ではありません。寄りついてからどんどんと落とされるのを見て、悠長に何処で歯止めがかかるのか、丸三証券のリアル株価ボードで分足をチェックしていたところ、524円にタッチするや否や、後は5分程度でストップ高到達でした。手出しをする暇もないとはこのことです。後で見るとストップ高がほどけてまた546円まで落ちていたのですね。もうこうなりゃ、やりたい人にやらせておく以外にはありません。

しかし、実行するのはなかなかに難しいのですが、時間をかけて特買いで値が付いた時は、ちょうどマザーズ指数も下落を強めておりました。従って、必ず押し目が入ります。何処で入るかなどは、実は気にしてはいけないのですね。上値指しの人が現れればそこが底と思って、思い切って成り買いをする以外にありません。

その背景としては、今日のこの銘柄のように上方修正というニュースがあること、そして、一度頂点を極めてからの調整がちょうど済んでいたこと。(ここは筆者の昨日のブログの指数値からも言えます)、さらに仕手性の強い銘柄であればなお言うことはありません。

特殊電極はこの全ての条件を満たしておりました。四の五の言わずに押し目で買いに入るべきでした。

このようなパターンは過去に何度も経験しております。しかし、実際にタイムリーに手を出すことが如何に難しいものか。こうしたボラティリティの高い銘柄は、高値掴みで痛い思いをしていることがトラウマのように深層心理に巣くっております。だからこそ初動の押し目で思い切って突っ込まなければならないのですが、これはほんの1-2分の勝負です。事前の心構えがないと、筆者のように分足の底値はどこだろうか?などど悠長なことではチャンスを見失います。これが実践に強い方とそうでない方の違いですね。

もちろん、おっとりと構えて値動きを十分に見極めながらエントリーしてうまく行くケースが沢山ありますが、そうでないケースはそれに対応した売買のテンポに自分で合わせていくという柔軟さが求められている訳ですね。

という訳ですが、スローテンポでの対応で十分間に合う、持ち越し株の3331雑貨屋ブルドックは、まだまとまった売りが出ておりますが、何とか踏みとどまっております。テクニカル指標はさらに良くなり、OSCが+3%の25%、RSIも+6%の28%です。この段階で売りに入る方というのは、利益確定の方以外にはあまり考えられません。ここ2-3日の底値で拾った方は、このような上昇局面の初動で薄利で売る理由が本来はないためです。多分先日2700円で拾った方の中から今日2740円で売っている方がいるのでしょう。しかし、2700円で1K単位でまとまって拾った方は、多くても5000株程度だと思います。今日爆弾が2500株既に落ちております。後はあまり弾が残っていないものと推測します。

後は、朝方高値をつけてからの調整御の反発局面で買った1408サムシングホールディングスで+2K抜いただけです。

指し値を朝から出している6769ザインエレクトロニクスや、4205日本ゼオンそして、8703カブドットコム証券は、中途半端な地合のため取引成立せずでした。

後場もますます状況は膠着するか下落に向かう公算が高いと思います。ここは慎重に構えた方が良さそうですね。
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