株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(8.10.06)

2006-08-09 23:13:34 | 明日のモニタリング銘柄
後場の終わりのブログに日経先物の驚愕の切り返しについて書きました。これは14時に発表された機械受注統計が市場予測より大幅に良かったことによるものとのことでした。

そうしたイベントが株価に大いに影響を与えることは承知しておりましたが、まさか場中にそのような数字をチェックすることなどすっかり忘れておりました。

どうやってチェックするかについては、ご存じない方のためにご紹介しておきます。

ひまわり証券の市場予測と取引に掲載されております。

しかし、特に先物をやる皆さん、さすが大金をかけるだけのことはあります。ぬかりなくそうした数字は見ていると思って検証してみました。先物の今日の後場の動きは、14時ちょうどに15400円を付けるも、14時7分頃まではまだ一進一退でした。そして、14時9分に15420円と抜け出て、その後は一気かと思いましたが、14時14分には15390円と後戻りです。その後14時18分に15430円と高値をつけてからはずっと上昇基調を保ち最後は少しさげての15660円終了でした。

つまり、14時の機械受注統計の発表から15分ほどは皆さん反応していなかったのです。ワンクリックで1千万円単位の取引をなさる方々が、このような遅れを取る訳はありません。恐らく、14時の発表から少し時差があって公表データに行き着くのでしょう。

それでは明日の注目銘柄です。

市況概況から。

◆マザーズ指数、ヘラクレス指数

 後場の切り返しで情勢は一変したかに見えますが、OSCで見る限りマザーズ指数は58%→57%、ヘラクレス指数は61%で前日同値です。片や、RSIは両指数とも下落しております。3連敗は免れたものの、日経ほどの強い動きにはならなかったようです。明日が正念場でしょう。

◆日経225平均

 対照的にOSCは56%→62%へと伸ばしました。これもRSIは対象データの期間設定の問題で72%→68%へと下げております。しかし、8月4日の安値は抜き去るばかりか、8月1日の安値の15366円まで200円近くも抜き去りました。これは復活の狼煙かも知れません。

さて、そういった明るい兆しが見えては来ましたが、明日に注目したい銘柄は以下の通りです。

テクニカル用語の簡単解説


1.8703カブドットコム証券 △

 これも実に読みにくい株です。OSCのこのところの変遷にそれは現れております。OSCは56%→48%→47%と落ちてきて、今日は49%です。終値は175K。筆者が起点とするOSC値は7月31日の38%(終値177K)です。OSCはまだ+11%でありながら、終値ベースでは-2Kです。仮に7月19日のOSC値29%(終値172K)を起点にしても、現価格が如何に市場全体の上昇傾向から取り残されているかがお分かりと思います。これはネット証券全体の問題でしょうね。口座数が伸び悩んでいるという発表です。そこに信用の空売りが絡むもんだから、全く面白みのない値動きになっております。しかし、こんな株でも噴くときは思い切って噴くのです。OSC29%の翌日7月20日が17Kも上げた日でした。明日がそうなるとは言っておりませんが、そのささやかなシグナルはOSCと終値のプラ転で示されております。

2.3331雑貨屋ブルドック ▲

 F&Mの例もあるので長期低落の株は決算が怖いのですが、この株、7月10日に好調な9ヶ月決算を発表したばかりです。しばらくは発表がありません。
そして、今日は久々にプラ転しました。まだ余談を許さないのは、OSCが更に-4%下げて21%となり、RSIも-1%の18%になったことです。これは最低値です。場中にはOSCが19%に落ちた時もありました。19%というのは異常値です。だらだらと落ちてきた株は一応20%で底打ちと考えることが出来ます。

という訳で、明日からブルドックが引っ張るブルドーザーのごとく、怒濤の進撃を期待したいところですが、ここまで貶められると皆さん、本復かどうか慎重になるものです。最低でもブルドックを100匹は揃える必要があるでしょうが、この時期に調子に乗って王監督のような目に遭っては元も子もありません。しかし、テクニカルには底打ち間近は確かです。そろそろ、筆者も乗ろうかなと思います。2700円が抵抗線と言ったのは数日前です。そのラインを明日は越えてプラ転を継続するようだと、これは皆さん安心感を持って買いに入るでしょう。ファッション雑貨というのは、いつもいうように筆者の好みではありません。興味もありません。但し、株価の推移が当たれば俄然興味が湧きます。愛猫のための実用的なアクセサリーでもあれば、ひょとすると買ってやるかも知れません。例えば、猫現在位置アラームセンサーのようなものですね。猫好きにとっては必需品です。ファッショングッズからは遠いので多分売っていないと思いますが。

3.5742エヌアイシーオートテック ▲

 この株は盛りが過ぎたと思われがちですが、まだまだ1万株近い出来高のある人気銘柄です。一度うまい汁を吸うと、人間誰しももう一度吸いたくなると言うものです。指数値がこのところの最低値をマークしております。8月4日より3K分ほど低いのです。今日の下げは結構大きかったようです。明日は当然下げるところですが、地合の回復が著しい場合はプラスから始まると思われます。もし押されても187Kあたりまでかも知れません。そのあたりで一枚噛んでおくと、地合さえ問題なければ再度上昇気流に乗る可能性があります。OSCは8月2日のい31%とこのところの底で、終値が181Kでした。今日は+2%の45%で終値が189Kです。ほどほどにバランスのとれたポジションです。もっと強く押されて177Kに再度なっても31%を上回っている状態なら、VWAPの乖離率と市況を睨んでの買いかと思われます。

1つの銘柄を特定のテクニカル指標で予想するにも、これだけの注釈と前提条件が付きます。ましてや、実際の場が始まって様々な思惑、欲求が交差し、客観的な市況も停滞、乱高下などすれば、自分が立っている位置が分からなくなります。これが理論的な検討段階とリアルな株式投資の間に横たわる圧倒的な差です。この差はとても大きなものです。だから、単に頭が良くて勉強を重ねても、相場には勝てないものなのですね。

4.4240クラスターテクノロジー △

 もう1段か2段の下げで買い頃となるようです。公募価格は7万円でしたので、+22Kのレベルです。出来高が細っているので触手を出しづらいのですが、6月の後半に似たような状況がありました。簡単に出来高は増えるのがこの株の特徴です。明日は、OSC面でもっと下落して20%台に突入してしまえば買いは控えとなります。いわゆる「底抜け」という奴ですね。底と思ったその底が抜けてしまったという現象です。落ち目の株を予想する難しさはこの点にあります。夜店で金魚すくいをやるようなものです。薄い紙が先に破れるのか、それとも首尾良くすくい取れるのかは、運だのみのようなところがありますが、まさにそれに似ております。明日以降は、この株で運試しをされてはいかがでしょうか。7月19日の安値82700円まで後1万円です。あと5Kから7Kの下落の間での勝負かと見ております。

5.8924リサ・パートナーズ ▲

 不動産ではこの銘柄をまず取り上げてみます。着眼点はこのところのOSCの底値の49%をマークしたのが8月3日で、その時の終値が453Kでした。今日は+4%の51%と切り返して終値は443Kで終わっております。乖離幅も-5Kと良好。453K~460Kあたりまでの上昇が明日の地合次第では期待できるかも知れません。なお、指数値面では高値をマークした7月31日とほぼ並んでおります。この点をマイナスすると明日は空振りに終わりますが、短期のOSC値のダイバージェンスが勝つかどうかの検証のためにも注目しておきます。

6.2392セキュアードキャピタルジャパン △

 もう1つ不動産です。今日はプラ転することなくOSCが47%→49%のコンバージェンスのみで終わっております。7月28日にOSCのピーク値59%からの下落基調です。その時の終値より-2Kですが、OSCは10%も下げております。これはダイバージェンスとは逆の更に落ちる予兆ですが、実は乖離幅が-20Kも拡がっていることが、取り上げた理由です。300Kあたりが当面の底ならいいのですが、そこ抜けるといわゆる底抜けとなります。このあたり、どちらのテクニカル指標が勝つのかどうかに注目して見たいと思います。

7.7725インターアクション ▲

 昔は下方修正の常連で筆者も愛想を尽かした銘柄です。それが7月7日に上方修正するまでになりました。そのとき204Kという高値を付けたのですが、その後155Kまで落とされての今日で180K終了です。OSCは7月31日に43%の底を付けております。172K終了でした。乖離幅も-3Kあり、ここからは素直に再度196K~202Kあたりを攻略するにかかると見ての順張りの注目銘柄です。この株、半導体のCCDの光源検査装置のメーカーです。貸借銘柄であることに注意。

8.6769ザインエレクトロニクス △

 ようやく一時の喧噪から普段の出来高に戻りつつあるようですが、この株にしてはまだまだ多い出来高です。思えば、ストップ安が続いて値段が付かなかったのが今の水準です。そこから200Kまで押されて276Kまでの切り返しからの半値戻しといったところです。ここからは上に行くのか下に行くのか迷うところです。OSCで解釈するとこの株が200Kまで押された頃のOSCは15%まで下落しており異常値でした。そこで、ごく短期に見て、8月7日の36%というノーマル状態での低めのOSCをもし基準にすると、今日のOSC42%は前日比+1%のコンバージェンスを示現していることだし、終値の239Kというのは魅力的なポジションです。明日は230K~239Kの間での押し目で待って再騰するかどうかを見る意味で注目してみます。


【その他注目銘柄】

・3030ハブ 指数値妙味あり。222Kが底と認識されていれば。
・3397トリドール 押し目狙い。まだ本格上昇前。
・4689ヤフー やっと切り返し。押された分まだ伸びそう。
・4973日本高純度化学 乖離幅良好。明日こそ伸びるか?

最後にもう1つ注目。それはビックカメラです。野村で久々に当たりしかも営業が電話までしてきた因縁のIPOです。世の論調は恣意的とも思えるほどに好意的なトーンに変わってきております。公募価格以上で値が付くかどうかに注目。ここまで各種メディアを動員しての公募割れでは、どなたかのメンツば丸つぶれとなるのではないでしょうか?まさか嵌め込みではありますまい。いずれにしても、如何に損を回避するかという筆者にとっても史上初のIPO銘柄です。
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驚愕の先物の切り返し

2006-08-09 15:45:55 | 株に出会う
日経先物の値動きというのは本当に分からないものですね。
12時半につけた15240円という今日の安値から、大引けでは何と15660円です。420円の値幅です。しかもその間ほぼ一本調子でした。

これに引っ張られてマザーズ指数も、朝方の高値1247ポイント(前日比ゼロ近辺)を再度抜きにかかる手前で少々足踏みしておりましたが、先物のこの動きに合わせてじり高の引けです。

このお陰で東証一部のウォッチ銘柄は9割方プラ転したようです。しかし新興市場の方は銘柄毎に濃淡がありますが、約6割程度がプラ転の恩恵を受けたに留まったようです。

前場に同値降りした4304Eストアーが、後場は早々に再度噴火しましたが、高値追いをじっと我慢。結局手放した価格まで降りてきてその少し上での終了です。決算での上昇というのは一過性のことが多いので、明日はもっと上げエネルギーが冷めているはずです。買わなくて正解だったと思います。

持ち越しは183Kで買った9378ワールドロジのみ。この株プラス終了ですが、OSCが-3%の45%と下げ基調なので、本当は明日は少々心配ではあります。しかし乖離幅と指数値妙味がありますので、結果がどう出るか楽しみにしております。

注目銘柄では、3754エキサイト、2459アウンコンサルティング、前場の4565そーせい、6877OBARA、3776BBT、3770ザッパラスあたりが上げてくれましたが、マイナスに沈んだままの銘柄もあります。そのあたりは、今日の4771F&Mの値動きに見られるように、一度決算などで売り込まれた銘柄は、いくら場が回復してもその恩恵はほとんどないものです。やはり、その株にとって、現段階が上昇基調に転じて加速がつき始めた段階なのかどうか、あるいはまだウロウロと躊躇している段階なのかを、10日程度の大きな流れの中からつかみ取っておく必要がありそうです。

その際には、筆者がこれまで使ってきたツール類をより良く研ぎ澄ましながら使う以外にありません。今日の朝方の「そーせい」は、そうした上げパターンの1つがうまく当たった例ということになります。こうしたいわば「勝ちパターン」にうまく当てはまった時だけトレードをするようにすれば、これまでより勝率も良くなり、また手数料も少なくて済みます。

しかし、そうした10日程度のトレンドを見てのトレードですので、損切りラインも多少深めに設定し、その分利確ラインを上に持ってくるという、トレードスタイルの変更をしなければなりません。これは少々習慣の変更を伴いますので時間がかかるかも知れません。

筆者は元来、スイングトレードを個人投資家が機関投資家に勝てる唯一の手法と見なしてきましたので、いよいよ短期トレードで取得したいくつかの成功パターンをスイングトレードの方に持ってくるつもりです。
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そーせいで会心のトレード

2006-08-09 11:30:14 | 株に出会う
今日の対抗馬、4565そーせいが、落馬もせずによく頑張ってくれました。

朝の一押しでの219Kでの指しでの追加買いが出来なかったのが少々残念でした。後少しのところでした。

売りは今日の勢いから見て、7月14日の安値水準の233Kまでは行くと思い、それで指しました。結果は234Kが今日の高値ですからズバリ的中しました。

この株の上げ目安は、既に8月3日の安値の223Kを抜いた後は、7月18日の224K、そして7月14日の233Kとなっておりました。その後は7月10日の256Kというのがありますが、これは何かの材料にでも反応しない限り届くのは無理だったでしょう。ストップ高水準ですので。

馬脚を出してしまったのは、このそーせいが前場に押されて223Kあたりまで降りてきたとき、思わず指し値で買ったしまったことです。人間、どうしても柳の下にドジョウがまだいるものと図々しくも思ってしまうものです。毎回反省はするものの、どうもこのような傾向は行動ファイナンス理論に裏打ちされているらしく、懲りずにどうしても手が出てしまいます。

こうした下落調整に入った株は、先に大きく上げているだけになかなか利益を取るのは難しいようです。

好決算を発表した4304Eストアーを朝からマークしておりましたが、例によって乗り遅れました。その腹いせ?にVWAPも見ながら180Kで待っておりました。首尾良く2-3度の下値押しで買えたのはいいのですが、その後の市場の下落により全く上に行ってくれません。下値不安がむしろあるので、そーせい同様切りました。こちらは同値撤退です。そーせいは-2Kです。

前場は上げる気配のあった2459アウンコンサルティングで+1K抜いたのみ。これも地合に押されて買い値より前場では-4Kです。

マザーズ指数、日経先物ともに前場にかけて少々危険水域まで落ちておりますので、キャッシュポジション100%で様子見をしています。

マザーズ指数は前場終了で、OSCが-6%の52%へ、ヘラクレス指数も-5%の56%へと下落しております。RSIは共に10%程度の下落です。8月4日をピークにして明らかな下降曲線です。

できるだけ高いところで売ってキャッシュポジションを高めるよう、一応、真夏の大雨注意報が密かに発令されている状態です。大雨警報まではまだ行っておりません。真夏特有の気候現象により、この後台風一過のような真っ青な空が出現する可能性はゼロではありませんが、そこまで日本の市場は自立しているとも思えません。
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