株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(8.31.06)

2006-08-30 22:56:21 | 明日のモニタリング銘柄
さて、8月最後の日の注目銘柄です。

1.3756豆蔵 △

 乖離幅妙味だけでの注目です。-9Kあります。OSCも結構低く、-1%の36%です。元禄時代の大道芸人の名前から取った「豆蔵」、由緒ある家柄、いや株柄なのです。こんなところでディトレーダー諸氏の慰み者になっているのは少々もったいない気がします。190Kが当面の底です。押されてもここを抜けないよう、準備万端整えて、毅然とした大道芸を見せてやった方が良いでしょう。上げ目途は210Kです。

2.2432DeNA △

 ディーナが愛称として適切かどうか分かりませんが、このアルファベットの略称を何とかしないと当面の打開策が見つかりません。かといって、正式名のカタカナで表記しても、何とも間の抜けた形となります。飲兵衛が戯れ言を言っているような、呑気連風のイメージです。(呑気連って分からないでしょう?、浮世絵の歌舞伎役者のような顔とでも思ってください。)寸評はこれくらいにして、この株8月16日のOSCの43%を底にしてまだ今日で48%(+1%)と健闘しております。明日は当然のように下げるでしょうが、OSCが43%近辺まで降りてくれば買い、ということでチョイと待ち受けておきたいと思います。間違っても指し値で買いに行かないことです。いくらで43%になるか、シュミレーションがちょっと困難ですが、313Kから318Kの間あたりと考えられます。売りは330Kマックスです。

3.3785エイティング △

 すっかりボラティリティの少ない退屈な株に成り下がりました。出来高もたったの79株です。決算が減速しているようですので、往年の跳梁跋扈ぶりの再来を期待するのが少々酷かも知れません。しかし数千株の出来高をこなしたことのある株です。懐かしのメロディに郷愁を覚える方々の参集がある可能性はゼロではありません。一応テクニカルには174Kで下げ止まれば買い、売りは182Kというご託宣です。エイティング(8ing)の8と言う数字は無限大を表す、キリスト教では縁起(これは仏教語)の良い数字です。しかし、8がなぜ無限大なのか?これはメビウスの環のようにトポロジカルな形から来ております。神話の世界がこれです。この株、社長がそれを意識しているかどうかは知りませんが、何とも深淵な名前を持っているものです。8の片側の半分が3です。この3も三位一体の3で、キリスト教では重んじられている数字です。実は筆者のラッキーナンバーは3です。3の数字に縁があるのです。別にキリスト教徒ではありませんので、三位一体を意識したことはさらさらありません。ヘレンケラーの三重苦を思い出すくらいです。散々の三、惨状の三でもあります。ああ、縁起が悪い。明日この株を買うかどうか迷ってきました。

4.3796いい生活 ▲

 この株、人気がもし再燃するならそろそろその時期です。指数値が7月26日と同程度に下がりました。OSCは前日同値の43%です。明日は290Kあたりまで降りてくれば買いかも知れません。売りは305Kあたりです。昔の「主婦の生活」を思い起こさせる生活臭の漂ういい名前です。三菱商事とヤフーが大株主という血統の良さがなせる技でしょう。生活臭はあっても泥臭くはありません。ところがこの会社、不動産業界用のASPサービスという極めて泥臭い仕事をしております。世の中一皮めくれば何が何だか分かりません。

5.4565そーせい △

 この株の魅力は業績に関係なく変動することです。つまり余計なファンダメンタルズを気にしなくても良いというのが、時折この株が奉られる大きな要因でしょう。今日で、指数値が8月11日に並びました。ところがOSCは27%と下落。これは8月4日の25%以来です。その時の終値が222Kです。ほぼ、今日の終値とOSCの関係に拮抗しております。ここからの押し目が立ち上がるときにこの株、再度か再々度か知りませんが、賑わいを見せることでしょう。相場全体が活況を呈しているときには出番が基本的にはありません。それは、業績と関係なく動く株だからです。といったくどい説明は自分でも嫌になります。とにかく、ここ数日の値動きに注目せよ、それだけです。そして、211Kや213Kといったところに降りてきたら迷わず買っておくこと、それだけです。

6.2326デジタルアーツ ▲

 OSCが35%まで降りてきました。8月11日と15日以来です。その時より指数値は下回っております。8月10日とほぼ並びました。これから言えることは短期的には明日の押し目からの反発があり得るということです。ずばり指し値は227Kです。売りは上げの様子を見ながら、2-3日かけて250Kから270Kです。赤字転落ということで320Kあたりから突き落とされ、今は230Kです。ここまでくると法人向けが伸び悩んでいるだのどうなのということはあまり関係ありません。テクニカルに反応するかどうかだけです。ということで注目です。古参にしては出来高も多く、個人に人気の株の1つといえます。

7.6677エスケーエレクトロニクス △

 OSCが+2%のコンバージェンスです。指数値はほぼ8月14日、7月26日の水準に並びました。明日は205Kまでの押し目で耐えられればそこで買い、213Kから222Kあたりで売りです。もう8月7日の決算の痛手からは抜け出したでしょう。要は、この会社の顧客は名だたる世界の液晶メーカーです。その大口さんからの値引き要請が如何にきつかったかということです。こうした部品メーカーはその大口さんとの取引が生命線ですから、無碍に断るわけにはいきません。これが弱みです。今後も液晶の価格下落が続くでしょうが、いずれ業界も淘汰されます。その時にはメーカー共々勝者になれるかどうかです。それには山椒は小粒でぴりりと辛い、といった技術力で相手を魅せ続けることが必要です。その力があるかどうか、残念ながら今の筆者には情報も評価する力もありません。しかし、そんなことと明日の相場は全く関係ありません。

8.7873アーク △

 今日、ようやく泥沼から抜け出たようです。しかし、病み上がりの体に今日の上げは少々無謀だったのではないでしょうか?昨日のように10円くらいずつじりじりと上げていくべきでした。明日は、変な注目ですが、OSCも+8の35%になったこの株、大手を振って取り上げたいところですが、無理がたたっての1300円台前半への突き落としがなるかどうかの注目です。そこで踏ん張ってくれれば、今度は養生をしながらの上げ基調を辿るのではないかと思います。とにかく、上げるにしても下げるにしても一本調子では行かないのが相場ですが、その格言が生きているかどうか?

9.4788サイバーコミュニケーションズ △

 この株、空売り攻勢でここまで押されてきました。OSCは4%下げて36%です。RSIは8%下げて32%です。過去OSCが28%というのがあります。7月18日です。翌19日には194Kまで落ちました。今日と状況がよく似ております。とにかく近々下げ止まるはずです。そこからの反発力はこの株ありますので、ここ数日の監視を怠らないようにしたいものです。それが明日訪れるのか、その後なのかはまだ分かりません。指数値面ではあと20Kくらいの下落はあり得る状態です。7月26日から27日にかけての166Kから177Kという底です。

10.4680ラウンドワン △

 この株しぶといです。今日も1Kですが、OSCは+10%の45%と伸ばしました。乖離幅は逆に詰まってゼロです。指数値は+8K分も伸ばしております。こうした変則的なテクニカルポジションが明日はどう出るのか注目です。一応452Kの今日の安値は意識しながら、そのあたりで拾って、460Kから470Kまでの上昇で売りです。

以上です。やはり明日は全般には弱い相場が予想されます。昨日、「明日の注目銘柄」に挙げた数を見比べても一目瞭然です。何とかうまく立ち回らざるを得ません。いずれいしても今週から来週が1つの山場となるかと思います。
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1日だけの安息日か

2006-08-30 15:46:56 | 株に出会う
後場は、冴えない4757インテリジェンスを309Kの買い板が崩れるときに同値降りしました。

それから2492インフォマートが439Kを抜きにかかっていたので、443Kで買い、その後の最後の上昇過程の450Kで売り抜けました。

後は、前場から指していた3776ブロードバンドタワー(339K)、2461ファンコミュニケーションズ(460K)は、日経先物の降下とともに、地合が急速に悪化して下げてくるのを見て、キャンセルしました。結果的にはその後先物が切り返しましたので、この2つは底近辺で拾えたことになりますが、今日の値動きで新興市場の心理状態がまた元に戻ったことから、テクニカル指標の条件が良くない限り、明日も悲観で始まり更に下げる確率が高いと考えられます。底値で拾うのは場が始まってまだ引けまでに時間がある場合ですね。

さて、新興市場は今日の下落でOSCは落としましたが、マザーズ指数が41%、ヘラクレス指数については39%まで落ちました。これは筆者が狙っていたOSCの30%台突入を一度は経験しないと底打ちしないという過去の例からも、いよいよ底が近いと思われます。今回の谷が大きければ、7月12日から26日までOSCの20%-30%台が10日間も続いたようなケースが考えられますが、今回の谷はもう少し浅いのではないかと思っております。

それは日経の調整がそれほどでもないと見ているためです。日経225平均は今日は-19円ですが、OSCは+3%の44%とコンバージェンスし、前日安値の15812円を綺麗に下から抜きました。この先物に連動した日経平均の動きに引っ張られるようにして、新興市場の谷は比較的浅いかも知れません。それにしても、ちょっと気になるのは、引けに掛けての先物や日経平均のこの切り返しの動きを尻目に、新興市場が逆に下げ基調を強めたことです。皆さん、明日の下落を予感しての見切り売りか利確売りに走ったようです。

多少の持ち越しはないと明日が面白くないので、引けにかけて2つ買えていました。3810サイバーステップを445Kで、8734アストマックスを189Kでです。

サイバーステップは、今日の新興市場の下落過程でも、比較的踏ん張っていたことと、昨日の安値の438Kを一度も下回ることなくOSCもコンバージェンスしていたためです。(引けに442Kまで売られましたので、OSCは32%と前日同値まで落ちました。+1%の33%で終わるように443Kで当初は指していたのですが、あまり降りる気配がなかったので、2分ほど前にわざわざ445Kでの待ち受けにしました。ところが最後の1分で売りを待ちかまえていた方がいたのですね。これは誤算ですが仕方ありません。)なお、乖離幅が-19Kと拡大しているのも買いの大きな理由です。今の相場の局面では乖離幅が拡大しており、かつプラス終了している銘柄の反発がかなりの確率で起きております。

アストマックスは、NICオートテックと違って、今日の上げからの調整が行われ+4K止まりでした。その調整のためにOSCは-2%の44%とこちらはダイバージェンスしておりますが、あえて、明日も活況が続くと見てこの株にしてみました。これはOSCから行くと、前場の高いところで売らないと梯子を外されるかも知れません。

と言うわけで、この下落相場もうまく凌げましたが、心が少々痛むのは、家人が持ち越した3034クオールが、後場に再度の下落に見舞われたことです。家人は何と735Kで指していたのです。それをかたくなに変えようとしませんでした。これが彼女の典型的な負けパターンです。+2Kあたりの一瞬の鞘抜きに喜々としながらも、下がったときはあくまで上がるのを待つ放置プレーなのですね。結局は上がらずに資金の回転も効かないため、傷を深めての損切りと相成るわけです。皆さんもお気を付けください。なぜ、710Kまで戻したときに売らなかったのか、全く不可解ですが、人のことですから口出しは出来ません。それとなく、少し戻ったら売るように、筆者なら絶対に昨日は手を出さなかった、などど言っておいたのですが駄目でした。

これでいよいよ利確のペースを上げないと、家人への燃料補給のその玉に困ってしまいそうです。アストマとサイバーステップに明日は何とか頑張ってもらわねば。
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クオールが自律反発

2006-08-30 11:38:07 | 株に出会う
昨日、家人が奈落の底まで落ちるのを呆然と見ていた3034クオールですが、落ちすぎたと見た方からの特買いで始まり、ひとまずホットしています。

やはり直近IPOが今日は強かったようです。あの死んだと思っていた5742エヌアイシ・オートテックまで復活を遂げているのを見てビックリです。いきなり168Kから始まるとは、これまでは考えられませんでした。前場は10時過ぎに歯医者に行ったので、この騒ぎには全く気がつきませんでした。

お陰でというべきか、持ち越しの1408サムシングホールディングスも340Kまで待って売りました。+17K。

全くの誤算は3776ブロードバンドタワーです。好決算発表前夜の393Kを50Kも下回って今日下げる始末です。では、あの決算の上げは何だったのかということになります。指数値も8月14日の水準以上の下げです。この下げだけはテクニカルにはとても説明がつきません。OSCは34%まで落としております。これは7月26日の28%以来の低さです。翌27日には270Kという安値を付けております。この株の押し目は買いですね。どこまで押し目が行くのか、今日は339Kで指してから出かけましたが出来ておりません。指し値を撤回しながら明日以降の値動きを慎重に見極めたいと思います。

後は、3787テクノマセマティカルが反応しません。OSCを更に1%落として32%で前場終了です。指数値は、既に7月26日のそれを10K分ばかり下回りました。翌27日に付けた125万円というのが意識されているのかも知れません。まだPERが116倍ですので、まだまだ期待先行かも知れません。これもOSCと終値の反転で買いに入ろうかと思っております。ちなみに122万円と言う安値を1Qの進捗率の悪さから付けております。1Qでたったの百万円の利益です。この株の1株分です。これでしょうね。反発しない理由は。チョイと様子見です。出来高もたったの30株では話になりません。とことんテクニカルにも行き着いたときに考えます。

前場は4757インテリジェンスが409Kで待っていたら出来ておりました。これは今のところ激しい反発の気配はありませんが、かといってここから下に持って行かれるような気配もないようです。上げの節目の324Kで一応指しております。今日行かなくても良いかと思っております。数日掛けて実りを得る銘柄と、その日の値動きの激しさからうまく鞘を取る銘柄を区別しながら、相場に当たっていきたいと思っております。そういう意味では、買いタイミングさえ間違わなければ、うまく収穫出来るはずです。今の相場、相当に押されてきた銘柄は別にして、旬は2-3日ですけれども。
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