まず、今日の市況概況から。
◆マザーズ指数、ヘラクレス指数
マザーズ指数は、OSCは55%→57%、RSIは44%→46%へとまずは順調に伸ばしています。
ヘラクレス指数も、OSCは55%→59%、RSIは46%→48%へと同様に伸ばしております。
マザーズ指数は、7月14日の安値抜きには後19ポイントほど、ヘラクレス指数は、同じ日の安値抜きにあと2ポイントと迫っております。今日の前場で双方とも一旦は抜いたのですが、そこからは調整に合いました。昨日予想したとおりに壁としては意識されているようです。
◆日経225平均
今日は6円ばかり上げはしましたが、OSCは-3%の59%とダイバージェンスしました。明日は下降に転じるサインです。なお、RSIはまだ+4%の58%です。7月5日の安値の15480円がこの場合は壁となっております。15500円を引けできちんと抜けるかどうかが、これから調整に入るかどうかの分岐点のようです。
総括すると、新興市場はこれまでの押されすぎからの反転を狙いながらも、下方への売り圧力もありなかなか前に進めない状況ですが、ジリジリと切り返しているエネルギーが感じられます。それに引き替え日経平均はOSCがマイナスしたことからも、そろそろ一旦調整局面に入る見込みも出てきました。
さて、明日の注目銘柄です。昨日の注目銘柄のうち、3043モジュレと、3809バリオセキュア・ネットワークスがストップ高を付けましたが、やはり指数値やOSC値での出遅れ銘柄が、日替わり的に物色されるようです。そのため、今日もOSC面、指数値面からの妙味が大きい銘柄に絞ってみました。
テクニカル用語の簡単解説
1.3754エキサイト △
NTTとの提携で反発するもその後はまた低迷。OSCは+3%の33%、RSIも21%のままです。普通ならここから大きく反発するところですが、減益という決算の事実が重くのしかかっているようです。しかし、テクニカルにはこのポジションから反発出来ないようでは明日はないというところに来ております。まずは500Kの壁がきちんと乗り越えられるかどうかが問題です。底値の455Kあたりが死守できれば。
2.3785エイティング △
今日はほとんど目立ちませんでしたが、OSCは+5%の40%と着実に切り返してきております。出来高はまだ低迷中。これで筋の方の注目を浴びれば、この仕手株、再度舞い上がるでしょう。後OSCにして2%の上昇で直近のピーク値に並びます。噴火前の不気味な胎動かも知れません。とりあえず、いざという時のために監視態勢を怠らないようにしたいと思います。寄り付きの雰囲気が1つの目安です。明日8日が決算です。もし何らかの朗報があるなら、明日は動意づく筈ですが、決算銘柄は持ち越さないのが定石であることもお忘れなく。
3.3390ユニバーサルソリューションシステムズ ▲
今日、ついに目覚めたようです。この株、好決算を発表するたびに脚光を浴びてストップ高を連発したりするのですが、すぐに飽きられてしまいます。何だか哀れな銘柄です。つまり目立たない日陰に咲く可憐な花のような存在です。本人は多少内気なために、派手な振る舞いが出来ないでおります。そのような下品な仕草は身のためにならないことを承知している律儀な女性に似ております。こうした存在こそ株式市場の健全な発展のためには活躍して貰わねばなりません。と、段々とこの株に贔屓したくなりました。OSCは+7%の60%と伸びたのは少々気がかりですが、もう一段の上昇はあり得ると考え、明日はこの気だての良いお嬢さんの行く末を暖かく見守りたいと思います。略称はUSSですが、最近ヨルダン情勢などでの陰の悪者、USにSを念押しのようにくっつけた、この名称が災いしていると筆者は踏んでおります。何だか、気障な日本駐留の海兵隊員のような響きに感じるのか筆者だけでしょうか? 多分、筆者だけでしょう。
4.8947ノエル ○
この株、今日は出来高が3283株もあったのですね。そして-10Kです。しかし、OSCが+3%の48%とコンバージェンスしております。今日は程よい調整となったようです。220K台での揉み合いですが、ここを抜けると240K~260Kまでは空いております。OSCの48%というのもこの株にとっては7月10日の52%以来の高さです。機が熟しつつあるようです。明日は準本命として注目したいと思います。この株、貸借でも信用銘柄でもないようです。つまり、現金一本勝負の銘柄です。今どき、アングラマネーがかつては跋扈した不動産業界の銘柄にしては珍しい株です。これはきっと経営者の気質なのかも知れません。あっさりしていいではないですか。金借りてまで我が社の株は買わなくても結構、という気概が感じられます。その癖、過日公募して、市場から金を借りてしまったところが、チョイと一貫性に欠け矛盾を感じるところですが、そこはいずれ時が来ればノエル、いや、チョイと舌がもつれました。ノり越エられルと勝手に思いこんでいるのでしょう。さすが、肝っ玉の太い不動産業界です。
5.3331雑貨屋ブルドック ▲
ついに反転しました。ホルダー諸氏にとっては長かったでしょう。OSCが+5%の34%、RSIも+2%の16%です。しかし、まだ病み上がりの身です。いくらブルドックとはいえ、無理して庭に落ちている腐肉まであさると、また下痢症状を起こすかも知れません。ここは静かに静かに養生しながら上げていくことですね。出来高もこの株にしては結構なものだったようです。一応ご報告まで。
6.7615京都きもの友禅 △
この着物屋さん、月次受注額が落ちているとのことでこのところ売られております。しかし、ここまで来るとPER16倍弱が再評価される余地はあります。この暑い盛りに振り袖も何もあったものではないでしょう。繁忙期と比べて落ちるのは当たり前です。ここまで考えてきて、日本の過酷な暑さの中でも、着物を売るというのは一体全体どういったビジネスなのか他人ごとながら少々気になり出しました。ラーメン屋さんのように、冷やし中華といった夏向けメニューがあればよいのですが、浴衣程度では振り袖の稼ぎほどは行かないでしょう。もはや、クールビズに引っかけてクールキモノなる新製品で世の話題をさらう以外には手が残されていないようです。このキャンペーンを成功させるのは至難の業ですが、奥の手が1つだけあります。あの狂い咲きの小梅太夫姉さんに、クールキモノのサンプル品を試着してもらって舞台に立って貰うことです。もちろん、これまでの芸だけでは駄目です。暑い暑いと叫ばせながら、従来のユニフォームを一枚一枚観客席に投げ込みながら、最後に思い切って登り竜か何かの縁起物の柄を染めた、京都きもの友禅渾身の作のクールキモノを見せるのです。そして、小梅太夫姉さんに「あ~、これで生き返った!!」とでも叫ばせることです。出来ることなら、このクライマックスシーンに、同じクールキモノを着た任期満了の小泉首相を登場させ、最後の花道として小梅太夫姉さんに抱きつかせるシーンがもし実現出来れば、これにまさる成功譚はないでしょう。もちろんこの顛末については後日、小泉前首相との共著で「小梅日記」の新作として、クールキモノに関する両者の真面目な感想文付きで出版すると、なお一層効果的であることは言うまでもありません。
【注目のコンバージェンス銘柄】
・2459アウンコンサル 50%→52%と7月5日以来の最高値更新中。
・2438アスカネット 出来高少ないがじり高。一発あり。監視態勢強化。
・8734アストマックス OSCは+4%の38%、乖離幅も良し。
・3037スタイライフ OSCが+2%の41%、まだ公募価格より60Kも低い
・7844マーベラスエンター OSC+8%の44%は7月11日以来で期待。
・9756アスカプラニング 連続ストップ安の地獄の淵から解き放たれた。明日は?
・8114デサント 1Q減益の痛手からの回復の兆し。連続OSCプラスで47%に。
・5480冶金工業 OSCが39%となり、押し目買いのチャンスが到来。
◆マザーズ指数、ヘラクレス指数
マザーズ指数は、OSCは55%→57%、RSIは44%→46%へとまずは順調に伸ばしています。
ヘラクレス指数も、OSCは55%→59%、RSIは46%→48%へと同様に伸ばしております。
マザーズ指数は、7月14日の安値抜きには後19ポイントほど、ヘラクレス指数は、同じ日の安値抜きにあと2ポイントと迫っております。今日の前場で双方とも一旦は抜いたのですが、そこからは調整に合いました。昨日予想したとおりに壁としては意識されているようです。
◆日経225平均
今日は6円ばかり上げはしましたが、OSCは-3%の59%とダイバージェンスしました。明日は下降に転じるサインです。なお、RSIはまだ+4%の58%です。7月5日の安値の15480円がこの場合は壁となっております。15500円を引けできちんと抜けるかどうかが、これから調整に入るかどうかの分岐点のようです。
総括すると、新興市場はこれまでの押されすぎからの反転を狙いながらも、下方への売り圧力もありなかなか前に進めない状況ですが、ジリジリと切り返しているエネルギーが感じられます。それに引き替え日経平均はOSCがマイナスしたことからも、そろそろ一旦調整局面に入る見込みも出てきました。
さて、明日の注目銘柄です。昨日の注目銘柄のうち、3043モジュレと、3809バリオセキュア・ネットワークスがストップ高を付けましたが、やはり指数値やOSC値での出遅れ銘柄が、日替わり的に物色されるようです。そのため、今日もOSC面、指数値面からの妙味が大きい銘柄に絞ってみました。
テクニカル用語の簡単解説
1.3754エキサイト △
NTTとの提携で反発するもその後はまた低迷。OSCは+3%の33%、RSIも21%のままです。普通ならここから大きく反発するところですが、減益という決算の事実が重くのしかかっているようです。しかし、テクニカルにはこのポジションから反発出来ないようでは明日はないというところに来ております。まずは500Kの壁がきちんと乗り越えられるかどうかが問題です。底値の455Kあたりが死守できれば。
2.3785エイティング △
今日はほとんど目立ちませんでしたが、OSCは+5%の40%と着実に切り返してきております。出来高はまだ低迷中。これで筋の方の注目を浴びれば、この仕手株、再度舞い上がるでしょう。後OSCにして2%の上昇で直近のピーク値に並びます。噴火前の不気味な胎動かも知れません。とりあえず、いざという時のために監視態勢を怠らないようにしたいと思います。寄り付きの雰囲気が1つの目安です。明日8日が決算です。もし何らかの朗報があるなら、明日は動意づく筈ですが、決算銘柄は持ち越さないのが定石であることもお忘れなく。
3.3390ユニバーサルソリューションシステムズ ▲
今日、ついに目覚めたようです。この株、好決算を発表するたびに脚光を浴びてストップ高を連発したりするのですが、すぐに飽きられてしまいます。何だか哀れな銘柄です。つまり目立たない日陰に咲く可憐な花のような存在です。本人は多少内気なために、派手な振る舞いが出来ないでおります。そのような下品な仕草は身のためにならないことを承知している律儀な女性に似ております。こうした存在こそ株式市場の健全な発展のためには活躍して貰わねばなりません。と、段々とこの株に贔屓したくなりました。OSCは+7%の60%と伸びたのは少々気がかりですが、もう一段の上昇はあり得ると考え、明日はこの気だての良いお嬢さんの行く末を暖かく見守りたいと思います。略称はUSSですが、最近ヨルダン情勢などでの陰の悪者、USにSを念押しのようにくっつけた、この名称が災いしていると筆者は踏んでおります。何だか、気障な日本駐留の海兵隊員のような響きに感じるのか筆者だけでしょうか? 多分、筆者だけでしょう。
4.8947ノエル ○
この株、今日は出来高が3283株もあったのですね。そして-10Kです。しかし、OSCが+3%の48%とコンバージェンスしております。今日は程よい調整となったようです。220K台での揉み合いですが、ここを抜けると240K~260Kまでは空いております。OSCの48%というのもこの株にとっては7月10日の52%以来の高さです。機が熟しつつあるようです。明日は準本命として注目したいと思います。この株、貸借でも信用銘柄でもないようです。つまり、現金一本勝負の銘柄です。今どき、アングラマネーがかつては跋扈した不動産業界の銘柄にしては珍しい株です。これはきっと経営者の気質なのかも知れません。あっさりしていいではないですか。金借りてまで我が社の株は買わなくても結構、という気概が感じられます。その癖、過日公募して、市場から金を借りてしまったところが、チョイと一貫性に欠け矛盾を感じるところですが、そこはいずれ時が来ればノエル、いや、チョイと舌がもつれました。ノり越エられルと勝手に思いこんでいるのでしょう。さすが、肝っ玉の太い不動産業界です。
5.3331雑貨屋ブルドック ▲
ついに反転しました。ホルダー諸氏にとっては長かったでしょう。OSCが+5%の34%、RSIも+2%の16%です。しかし、まだ病み上がりの身です。いくらブルドックとはいえ、無理して庭に落ちている腐肉まであさると、また下痢症状を起こすかも知れません。ここは静かに静かに養生しながら上げていくことですね。出来高もこの株にしては結構なものだったようです。一応ご報告まで。
6.7615京都きもの友禅 △
この着物屋さん、月次受注額が落ちているとのことでこのところ売られております。しかし、ここまで来るとPER16倍弱が再評価される余地はあります。この暑い盛りに振り袖も何もあったものではないでしょう。繁忙期と比べて落ちるのは当たり前です。ここまで考えてきて、日本の過酷な暑さの中でも、着物を売るというのは一体全体どういったビジネスなのか他人ごとながら少々気になり出しました。ラーメン屋さんのように、冷やし中華といった夏向けメニューがあればよいのですが、浴衣程度では振り袖の稼ぎほどは行かないでしょう。もはや、クールビズに引っかけてクールキモノなる新製品で世の話題をさらう以外には手が残されていないようです。このキャンペーンを成功させるのは至難の業ですが、奥の手が1つだけあります。あの狂い咲きの小梅太夫姉さんに、クールキモノのサンプル品を試着してもらって舞台に立って貰うことです。もちろん、これまでの芸だけでは駄目です。暑い暑いと叫ばせながら、従来のユニフォームを一枚一枚観客席に投げ込みながら、最後に思い切って登り竜か何かの縁起物の柄を染めた、京都きもの友禅渾身の作のクールキモノを見せるのです。そして、小梅太夫姉さんに「あ~、これで生き返った!!」とでも叫ばせることです。出来ることなら、このクライマックスシーンに、同じクールキモノを着た任期満了の小泉首相を登場させ、最後の花道として小梅太夫姉さんに抱きつかせるシーンがもし実現出来れば、これにまさる成功譚はないでしょう。もちろんこの顛末については後日、小泉前首相との共著で「小梅日記」の新作として、クールキモノに関する両者の真面目な感想文付きで出版すると、なお一層効果的であることは言うまでもありません。
【注目のコンバージェンス銘柄】
・2459アウンコンサル 50%→52%と7月5日以来の最高値更新中。
・2438アスカネット 出来高少ないがじり高。一発あり。監視態勢強化。
・8734アストマックス OSCは+4%の38%、乖離幅も良し。
・3037スタイライフ OSCが+2%の41%、まだ公募価格より60Kも低い
・7844マーベラスエンター OSC+8%の44%は7月11日以来で期待。
・9756アスカプラニング 連続ストップ安の地獄の淵から解き放たれた。明日は?
・8114デサント 1Q減益の痛手からの回復の兆し。連続OSCプラスで47%に。
・5480冶金工業 OSCが39%となり、押し目買いのチャンスが到来。