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明日の注目銘柄(8.21.06)-本論

2006-08-20 01:19:59 | 明日のモニタリング銘柄
さて、ここからが明日の注目銘柄の本論です。できるだけ簡潔に流してみます。

1.3783ナノメディア ▲

 ワンセグ関連銘柄として一世を風靡した銘柄ですが、このところまた脚光を浴びているようです。携帯で見ていた地上波デジタル放送の続きを自宅のパナソニックのDIGAというレコーダーに録画予約を出来るサービスを提供するようですが、ここまでしてテレビを見なければいけない理由は果たしてあるのかどうか?本当によい番組であれば、最初から録画予約をしておけばよいだけです。そして、テレビというのは本当によい番組が益々少なくなっております。

まあ、愚痴はこのくらいにして、こうした取り組みが再評価されているのかも知れません。OSCは+2%の71%と続伸し引けにこの日の最高値です。ちなみに71%というOSC値は、去年の12月にこの株が上昇されて以来一度もマークしたことがありません。まだ出来高が急増している訳ではありません。しかし指数値は7月26日の倍以上にもなっております。これが更なる上昇狂奏曲の序曲なのか、夏の終わりの最後の蝉しぐれなのか注目したいと思います。

売買の目安:まだ強気なら521Kの押し目で買い。売りは540K~550Kまでも。弱気で押された場合でも501Kで踏ん張って上昇するときには買い、売りは523K目途に。

2.3778さくらインターネット △

 この株、まだ脈がありそうです。出来高が1万株を越える大商いですが、OSCがまだ+6%の43%と控えめな上昇です。それに金曜日は360Kからの調整で340Kまで落ちたせいで、指数値があまり上昇しておりません。8月2日よりも低いレベルです。という訳で、大商いが連ちゃんで続くことを前提に注目。

売買の目安:地合が悪いときは326Kあたりで、良い場合は334Kあたりまでの押し目で買い。売りは360Kがやはり最初の関門。次は9日の高値抜きの376Kです。その間循環的な出来高を伴っての展開なら、VWAPから乖離したところで買いを入れる戦法です。

3.3331雑貨屋ブルドック △

 ずっと注目しておりますが、しぶとくこのところの高値レベルに戻しました。3000円チョイ下のレベルです。あまり無理をするとろくな事はありませんが、一気に3000円を抜いたときは、これはさすがにブルドックパワーが勝ったということになります。下値はこのところ2800円少々ですが、地合が極端に悪くなければそこらで拾っておいてもまた3000円を目指すのでしょう。既にOSCは+3%の60%となっております。しかし、この+3%というのが、これまでの経験から実にほどが良い上昇なのですね。

売買の目安:3000円を苦もなく100匹くらいのブルドックの念力で突破したとき。後は3300円、3500円、そして3700円まではこれまでの力の半分もあれば楽々と突破できる見込み。あくまで見込みです。

4.3377アイケイコーポレーション △

 これも金曜日に引き続いての注目です。予定通りに上げてきましたが、OSCは前日同値の54%に留まっております。まだ上げ余地ありと判断します。

売買の目安:565Kから568Kの押し目で買い。売りは勢いがあれば600K寸前まで行くかも知れませんが、そこで売り。その上はまだ距離があります。

5.9424日本通信 △

 この株、明日はまだ下げて始まるでしょう。しかし51000円あたりは抵抗線として機能するかどうか注目下さい。それが機能すればそこで買い、売りは54000円から55000円というのが妥当かと思われます。思えばこの株去年の4月21日の初値は7万円でした。そこから13日かけて37万円まで駆け上がった時は見事でした。家人 (「愚妻」という言い方は今日で止めます。突如、賢妻になった訳ではありません。あまりにへりくだりすぎた愚妻という表現に以前から違和感を抱いておりました。本日、家人という極めて中立的な表現に好感を抱いたためです)がなけなしの金をこの株に全部賭けて、一瞬ですが、息を吹き返したのが懐かしい思い出です。しかし、人間もそうですが、若いときに無理をすればするほど年をとってからガタがくるのが早いようです。たばこがその良い例です。若い時ほど実は身体へのダメージが大きいのです。筆者も20歳から30歳までの10年間吸っておりましたので、ガタが今頃になって来ております。特にパチンコホールに毎日2-3時間は入り浸っておりましたので、この時に受けたDNAに対するダメージは、その時に稼いだお金とは比較にならないほど大きいものと思われます。何しろ、目をつぶってもパチンコ玉が踊り出した程です。その時の後遺症が、今になって株価が上へ下へとチカチカと夜のネオンサインのように動く時の、パチンコ玉に似たその動きのために、咄嗟の買いに入れないことに端的に現れております。これがもっと若ければズバっと買いに入れるのにね。

6.3437特殊電極 ▲

 この株引けにかけて伸ばしたようです。これで形勢一変か。500円というのが押されすぎだったのですね。指数値もこれでようやく8月9日のレベルまで戻しました。11日に爆上げしました。その前々日の水準です。

売買の目安:押し目の520円前後で買い、売りは530円越えから550円まで。それを越えれば、後は570円までは伸びるかも知れません。

7.5742エヌアイシーオートテック ○

 この株に○を付けたのはやっとOSCが切り返した兆しがあるためです。8月7日からずっと下降線でした。ところが金曜日は+4%の36%とコンバージェンスしました。RSIも同様に+3%の46%です。

売買の目安:この株の場合は押し目が絶好の狙い目です。177K前後なら申し分なし。その後は一気に190Kから200Kまで奪還できれば最高。

8.3797ファンダンゴ ▲

 OSCはまだ+5%の38%です。それで100円上げて乖離幅も-140円と、テクニカル条件は煮詰まっております。

売買の目安:強気相場なら4800円を突き抜ければ後は5000円の奪還が狙えそうです。弱気相場では4640円あたりまで落ちたら拾う手です。

9.1766東建コーポレーション △

 何とかコーポレーションという社名、どうもあまり好きにはなれません。それが何故だか今日分かりました。この会社のHPを見て日本語の正式社名は東建コーポレーション株式会社でした。コーポレーションは会社という意味です。それなのに日本語の社名に株式会社という言葉が重複して入っております。東建株式会社なら分かります。そこが違和感の元でした。ところで、この会社の社長、かの有名な天理高校出身の柔道選手だったそうです。しかも面白いことに「左右田鑑穂(そうだかんすい)」という「ペンネーム名」まで持っております。どこかで聞いたことがある社名だと思ったら、プロゴルフのスポンサーで有名な会社でした。9月から10株単位で買えるようになるそうです。今の値段だと8万円程度で買えます。ちょうど本業の賃貸住宅の家賃に見合った金額です。ところで、注目の理由はOSCが39%にまで落ちてダイバージェンスしたためです。この株が30%台のOSCを付けるのは珍しい事です。5月30日以来です。

売買の目安:8000円越えでそのまま始まるようだと8150円までの上昇はあるかも知れません。もし地合が悪く下げるようだとOSCも下落基調ですので7900円の抵抗線が死守できるかどうかを見守る方が良いでしょう。

10.2371カカクコム △

 金曜日に不発だったことにより、テクニカルには良くなりました。明日は370Kあたりの底堅さが確認できれば買い、売り目安は380Kあたりです。この株も東証1部なのですね。

11.9436沖縄セルラー電話 △

 一度不快な思いをしましたが、どうしてもテクニカルには気になります。段々と良くなってきているのです。といっても同じ場所で膠着しているだけかも知れません。後1回だけ見守ってみます。

売買の目安:300K割れで買い。売りは308Kあたり。やはり余り面白みがないようですね。

12.4819デジタルガレージ ▲

 アルクの上場を控えての連想買いが始まっているようです。出来高は少ないものの、ボックス圏の動きからジリジリと上向いております。普通なら取り上げないのですが、ここにきてOSCが38%→39%へと上昇しての+10Kは、やはり普通ではありません。7月末から8月初めの頃の再来とも言えます。

売買の目安:427K近辺での買い。売りは440Kから450Kまで。

【今週内の反転期待の監視銘柄】

・8941レイコフ OSCが34%とダイバージェンス。
・2491バリューコマース OSCが28%へ。VCの売りがまだ続いているか?
コメント
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