いよいよ、日経平均も12000円割れが視野に入ってきました。
今年の初めに、この世界の「有識者」の方々が、今年の相場予想を各新聞でしておりましたが、もっとも厳しい見立てをしていた、第一生命経済研究所の嶌峰義清氏でも、4-5月頃に13000円を割り込むとしていた程度です。その他の方々は見事に討ち死に。
もっとも、冷静に考えれば株式市場に近い人ほど、提灯持ちのコメントをせざるを得ない宿命なのでしょう。喩えてみれば、年始の初詣の神社で今年の運勢を占うおみくじを売っている巫女が、「今年は大吉だよ~。買わなきゃ損だよ~。」と思わずかけ声を掛けたくなる心境で、彼らも予想していると思うぐらいがちょうどいいようです。
ならば、そのかけ声に反して、現下の株式市場の低迷(もう、大凶でしょう。)について、自らの予想の不明を恥じる声明が1つくらい出ても良さそうなものですが、日々日経新聞をかなり丁寧に見ておりますが、これがなかなか見つからないのです。
そこで、ふと思い当たりました。彼らは巫女だったのを忘れておりました。彼女(どういう訳か、株の世界には「男」巫女が多いようです。)らは、いわゆる憑依の儀式に欠かせない存在でした。つまり、人々をトランス状態=有頂天に無理やりにでもさせるのが商売だったのです。
もう、これからはこの業界の巫女どもに騙されてはなりません。
と言う訳で、筆者がこの世の穢れから抜け出そうとして、再度思い出したのが、このブログでも度々ご紹介しているフィボナッチ比率、つまり黄金分割比率という、類い希なるこの世の神秘の数学の世界に根ざした比率です。「黄金」という接頭辞も、今の世相を上手に反映しているではありませんか。
再度、この記事をご参照下さい。
現在は項目4の月足での予測の③11690円を攻略しにかかっている段階かと思います。
これが割れたら、もう黄金分割比率を計算する筆者の「元ネタ」切れと相成ります。悪しからずご了承下さい。
そうなる前に、この際ついでに、以前に筆者が為替についても出しておいた、黄金分割比率をご紹介しておきます。既に割れているものもいくつかあります。
1.ドル・円(現在値99.16円)
→既にノックアウトされております。今更、救出不能。
109.79円(61.8%押し)
115.21円(38.2%押し)
2.ユーロ・円(現在値155.37円)
→余裕?で健闘中。
143.04円(61.8%押し)
152.96円(38.2%押し)
3.ポンド・円(現在値200.38円)
→第二関門まで後25円の糊代があるが。果たしてどこまで粘る。
175.18円(61.8%押し)
223.50円(38.2%押し)
4.オーストラリアドル・円(現在値93.06円)
→第一関門は突破されるも健闘中といえるか。
86.99円(61.8%押し)
95.01円(38.2%押し)
5.ニュージーランドドル・円(現在値80.65円)
→何とユーロよりも好調。やはりこの世の最後の楽園か。
63.39円(61.8%押し)
76.61円(38.2%押し)
6.カナダドル・円(現在値100.78円)
→第一関門すれすれまで来ているが。まだ「メープルリーフ効果」あり?
87.72円(61.8%押し)
99.28円(38.2%押し)
7.スイスフラン・円(現在値99.33円)
→何とこれが最優秀賞を受賞しました。まさかの時のスイス。
75.43円(61.8%押し)
85.57円(38.2%押し)
8.ランド・円(現在値12.49円)
→何故かドルと歩調を合わせてノックアウト済み
13.37円(61.8%押し)
15.81円(38.2%押し)
ちなみに、スイスフランは102円の高値と59円の安値を採用しております。他の通貨も、スイスフランのこの価格変動期間相当で計算をしております。
この計算をしたのが、昨年の8月のあの株式相場が動乱した頃でした。その時は、まさか、各通貨ともにここまで押し込まれるとは思いませんでした。
象徴的なのがスイス・フランです。この通貨は、ボラティリティが低く、FXトレーダーの間でも、スイスフラン・円を「愛好」して売買している方は少ないのではないでしょうか。
しかし、時代の変化は長い目で見るのが正解であることを、この一件は示しているようです。
今年の初めに、この世界の「有識者」の方々が、今年の相場予想を各新聞でしておりましたが、もっとも厳しい見立てをしていた、第一生命経済研究所の嶌峰義清氏でも、4-5月頃に13000円を割り込むとしていた程度です。その他の方々は見事に討ち死に。
もっとも、冷静に考えれば株式市場に近い人ほど、提灯持ちのコメントをせざるを得ない宿命なのでしょう。喩えてみれば、年始の初詣の神社で今年の運勢を占うおみくじを売っている巫女が、「今年は大吉だよ~。買わなきゃ損だよ~。」と思わずかけ声を掛けたくなる心境で、彼らも予想していると思うぐらいがちょうどいいようです。
ならば、そのかけ声に反して、現下の株式市場の低迷(もう、大凶でしょう。)について、自らの予想の不明を恥じる声明が1つくらい出ても良さそうなものですが、日々日経新聞をかなり丁寧に見ておりますが、これがなかなか見つからないのです。
そこで、ふと思い当たりました。彼らは巫女だったのを忘れておりました。彼女(どういう訳か、株の世界には「男」巫女が多いようです。)らは、いわゆる憑依の儀式に欠かせない存在でした。つまり、人々をトランス状態=有頂天に無理やりにでもさせるのが商売だったのです。
もう、これからはこの業界の巫女どもに騙されてはなりません。
と言う訳で、筆者がこの世の穢れから抜け出そうとして、再度思い出したのが、このブログでも度々ご紹介しているフィボナッチ比率、つまり黄金分割比率という、類い希なるこの世の神秘の数学の世界に根ざした比率です。「黄金」という接頭辞も、今の世相を上手に反映しているではありませんか。
再度、この記事をご参照下さい。
現在は項目4の月足での予測の③11690円を攻略しにかかっている段階かと思います。
これが割れたら、もう黄金分割比率を計算する筆者の「元ネタ」切れと相成ります。悪しからずご了承下さい。
そうなる前に、この際ついでに、以前に筆者が為替についても出しておいた、黄金分割比率をご紹介しておきます。既に割れているものもいくつかあります。
1.ドル・円(現在値99.16円)
→既にノックアウトされております。今更、救出不能。
109.79円(61.8%押し)
115.21円(38.2%押し)
2.ユーロ・円(現在値155.37円)
→余裕?で健闘中。
143.04円(61.8%押し)
152.96円(38.2%押し)
3.ポンド・円(現在値200.38円)
→第二関門まで後25円の糊代があるが。果たしてどこまで粘る。
175.18円(61.8%押し)
223.50円(38.2%押し)
4.オーストラリアドル・円(現在値93.06円)
→第一関門は突破されるも健闘中といえるか。
86.99円(61.8%押し)
95.01円(38.2%押し)
5.ニュージーランドドル・円(現在値80.65円)
→何とユーロよりも好調。やはりこの世の最後の楽園か。
63.39円(61.8%押し)
76.61円(38.2%押し)
6.カナダドル・円(現在値100.78円)
→第一関門すれすれまで来ているが。まだ「メープルリーフ効果」あり?
87.72円(61.8%押し)
99.28円(38.2%押し)
7.スイスフラン・円(現在値99.33円)
→何とこれが最優秀賞を受賞しました。まさかの時のスイス。
75.43円(61.8%押し)
85.57円(38.2%押し)
8.ランド・円(現在値12.49円)
→何故かドルと歩調を合わせてノックアウト済み
13.37円(61.8%押し)
15.81円(38.2%押し)
ちなみに、スイスフランは102円の高値と59円の安値を採用しております。他の通貨も、スイスフランのこの価格変動期間相当で計算をしております。
この計算をしたのが、昨年の8月のあの株式相場が動乱した頃でした。その時は、まさか、各通貨ともにここまで押し込まれるとは思いませんでした。
象徴的なのがスイス・フランです。この通貨は、ボラティリティが低く、FXトレーダーの間でも、スイスフラン・円を「愛好」して売買している方は少ないのではないでしょうか。
しかし、時代の変化は長い目で見るのが正解であることを、この一件は示しているようです。