株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(3.27.08)

2008-03-26 21:10:11 | 明日のモニタリング銘柄
いつもの通りに、まず、OSCの4層分析で3月26日(水曜日)の相場を振り返って見ます。

注釈:①から③に件数が移動するに従い、相場環境の改善を示唆しております。④は中立。
日付の後の( )内の数字はその日の日経平均の前日比。

①OSCが前日同値以下&終値が前日安値と同値かそれ以下で終了
②OSCがコンバージェンス&前日比マイナス引け
③OSCが前日以上&プラス引け
④いずれにも該当せず

1月11日から2月22日までのデータ

2月25日(+414円)①20件 ②7件 ③69件 ④107件
2月26日(-90円) ①78件 ②0件 ③20件 ④101件
2月27日(+207円)①32件 ②12件③92件 ④65件
2月28日(-106円)①46件 ②17件③83件 ④54件
2月29日(-323円)①39件 ②106件③42件④14件
3月3日 (-611円)①147件②21件③12件 ④21件
3月4日 (+0.1円)①77件 ②19件③48件 ④58件
3月5日 (-20円) ①80件 ②21件③31件 ④71件
3月6日 (+243円)①20件 ②13件③119件④51件
3月7日 (-433円)①127件②32件③19件 ④24件
3月10日(-250円)①166件②11件③7件  ④20件
3月11日(+126円)①5件  ②33件③159件④7件
3月12日(+203円)①4件  ②8件 ③97件 ④96件
3月13日(-428円)①125件②26件③25件 ④29件
3月14日(-192円)①110件②18件③22件 ④50件
3月17日(-454円)①103件②43件③36件 ④18件
3月18日(+177円)①26件 ②48件③84件 ④41件
3月19日(+296円)①2件  ②7件 ③160件④31件
3月21日(+222円)①29件 ②3件 ③84件 ④84件
3月24日(-2円)  ①8件  ②35件③101件④55件
3月25日(+265円)①12件 ②14件③116件④58件
3月26日(-39円) ①20件 ②55件③101件④21件

このようなパターンは珍しいのですが、あえて言うと2月22日に比較的似ております。翌月曜日の2月25日な、上のデータの冒頭にあるようにバカ上げしております。しかし、その後は1000円以上の調整をこいてはおります。OSCがピークに達する前のチョイとした異変が今日の上げだったのかと思います。

ここから買い上がるのは少々危険かと。

今のところ欧州市場はマイナスになったりプラスになったりで、少々苦しんでおります。NYダウは3月24日にピークアウトした可能性が高く、今日は何らかのニュースで200ドル程度下げるかも知れません。

となると、明日の相場はまた調整1色になる可能性もあります。長期国債先物が落ちきっていないので、まだ株式市場に資金が流れ込む余地はありそうですが、NYがほどほどの下げに終わった場合でも、明日の前場での高値をマークしてからは要警戒かと思います。

そんな中で、明日のモニタリング銘柄ですが、改めて見てみると、登録銘柄は一部を除いて結構な高さにまで行っております。特に新興市場はほとんどが高く成りすぎた銘柄ばかりでで、これから買い上がるには少々躊躇いがあります。

そこで、個別銘柄を挙げての解説のスタイルを今日は止めて、大きく下記の2つに分けて、比較的上昇余地のありそうな銘柄をいくつか羅列するに留めます。%はOSC値

【新興市場でまだ上昇余地が大きいもの】OSCにして40%台前半までのもの

・3858ユビキタス 42% +7K
・2167ウェブマネー 38% +6K


【主力市場での出遅れ株】

・6501日立 42% +2円
・6378木村化工機 43% +13円
・5017AOCホールディングス 45% +44円
・5713住友金属鉱山 42% +84円
・5480日本冶金工業 46% +26円
・4543テルモ 41% +30円
・6330東洋エンジニアリング 47% -14円

【特別モニタリング銘柄】

・9115明治海運 48% -34円

 3月13日に918円まで上昇し、1000円は間近かと思いきや、そこから落とされて、700円前後を彷徨っております。但し、注目点が2つ。1つは、指数値が後60円ばかり下落すると3月3日(今回の暴騰前の水準)に近くなること。2つ目は、3月24日にOSCで43%というこのところの最低値をマーク。その時の終値725円に対して、今日の終値が706円となっており、19円の乖離があります。この2点から、明日の押し目で、今日の682円を下回れば下回るほど買い妙味が出てきます。但し、OSCが43%を割るような大幅な落ち込みがあれば、これは仕切直しとなりますので、当座は下落見極めモードに転じます。そこは注意です。

以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高速エスカレーターで目眩

2008-03-26 11:29:52 | 株に出会う
さすがに権利落ちでの調整から、先物はシカゴよりも125円安く始まり、高値でもまだシカゴより45円下回って推移しております。

ところが資源関連は朝から飛ばしております。モニタリング銘柄の1518三井松島には完全に乗り遅れました。一押しぐらいあるだろうと甘く見ておりましたが、それもほとんどなし。速攻技をもう少し磨かねばなりません。

同じ要領で、6378木村化工機を911円で待っていたところ、こちらは最初の押しであっけなく約定。

そこからはセオリー通りに920円近辺までは行くものの、先物が下落を始めるや、一気に買値を下回ってしまう始末です。

やむなく、その買い玉はそのまま放置しながら、899円という適当なところで待っていた、第2弾の買いの仕掛け網は、仕手株?特有の成り売りの嵐(連続10回くらいの成り売りですね)にあって、キャンセルしたり指し値を変更したりする猶予を全く与えずに、あえなく突破されて破壊され支流の方に流されてしまいました。

しかし、こうした一方的な売りは、価格形成上は超短期では「歪み」と捉えることができます。かなりのケースでは、行き過ぎた分は必ず調整弁が働きます。

最悪のケースは、このオーバーシュートに対して、狼狽売りをしてしまうことです。その日の安値で売ってしまう羽目になってしまい、後から後悔しきりとなる訳ですね。

案の定、ほどなく上昇を開始しました。しかし、この爆弾(先物への反応の感度の高さ)に、今日はまだ加工機の火口にまではマグマが上がってきていないと、とりあえず判断し、912円と914円で売り飛ばしました。

この株の特徴は、類い希なる「オーバーシュート株」であったことをすっかり失念しておりました。昨年も、1000円少々で前日仕込んで、翌日NYの下げのため、950円あたりでで寄りついたところを、狼狽売りをしてしまい、その後1050円ぐらいに上昇して地団駄踏んだことがあります。

今日も、後でよくチャートを見ると、最初のオーバーシュートでは、昨日の底値の890円まできっちりと落としておりました。

この株、売り禁銘柄ですので、これ以上の売りをかける方は、さすがにいなかったようです。何故、この最悪ラインで待てなかったのかと、反省しきりではあります。

おなじ事が、6255エヌ・ピー・シーの朝の動きに見て取れます。こちらも、朝の押し目で昨日の安値(5650円)が破られなかったことを確認しての買い上がりです。

前場に大きく調整しておりますが、再度、この抵抗線まで降りてきて反発する力があるのかどうかが焦点ですが、一度富士山に登り詰めてから、一旦裾野まで降りてきてしまうと、その日、再度富士山のてっぺんを目指す方は、多分稀でしょう。もうエネルギーが残っていない筈です。従って、後場に仮にそこまで落ちてきても、これは拾わない方が良いかと思います。拾っても結構ですが、富士山の急勾配を老人を1人、2人背負って上るだけの気力と金力と体力の3拍子揃った方でないと、多分途中で音を上げる(損切り)ことになるかと。

そんな訳で、前場は木村化工機の暴れん坊ぶりを久し振りに「堪能」?させてもらいました。後は、悪材料が出ながらも、478Kで地合に拘わらず踏ん張っていた、8697大証を481Kで拾いましたが、これは凶と出るのか吉と出るのか後場のお楽しみ株です。

OSCは新興市場が大幅高、日経平均、TOPIXそして先物も2-4%上げております。ヘラクレス指数など66%まで9%も上げておりますので、これもチョイとオーバーシュート気味です。今買っている人は後場に何とかした方が良いのかも知れません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする