株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(3.19.08)

2008-03-18 22:26:06 | 明日のモニタリング銘柄
相場が終わってから、近くの社会保険庁に年金の受給手続きに行ってきました。例の問題で混み合っていて、ちょうど3時間かかりました。うち、待ち時間は2時間45分。長い人は4時間待ちもあったそうです。

待ちくたびれて、もう担当者に何か質問する元気もありませんでした。はい、はい、と頷くだけ。

他の皆さんも、こうして合法的に骨抜きにされていたようです。

そうか、これが連中の手だったのか?

最後にやけに深々と挨拶されて7時過ぎに帰宅しました。何だか、担ぎ上げられた感じです。

さて、明日の相場では下手に担ぎ上げられてから、脳天突き落としを喰らわないように、OSCの4層分析で火曜日の相場を振り返って見ます。

注釈:①から③に件数が移動するに従い、相場環境の改善を示唆しております。④は中立。
日付の後の( )内の数字はその日の日経平均の前日比。

①OSCが前日同値以下&終値が前日安値と同値かそれ以下で終了
②OSCがコンバージェンス&前日比マイナス引け
③OSCが前日以上&プラス引け
④いずれにも該当せず

1月11日から2月22日までのデータ

2月25日(+414円)①20件 ②7件 ③69件 ④107件
2月26日(-90円) ①78件 ②0件 ③20件 ④101件
2月27日(+207円)①32件 ②12件③92件 ④65件
2月28日(-106円)①46件 ②17件③83件 ④54件
2月29日(-323円)①39件 ②106件③42件④14件
3月3日 (-611円)①147件②21件③12件 ④21件
3月4日 (+0.1円)①77件 ②19件③48件 ④58件
3月5日 (-20円) ①80件 ②21件③31件 ④71件
3月6日 (+243円)①20件 ②13件③119件④51件
3月7日 (-433円)①127件②32件③19件 ④24件
3月10日(-250円)①166件②11件③7件  ④20件
3月11日(+126円)①5件  ②33件③159件④7件
3月12日(+203円)①4件  ②8件 ③97件 ④96件
3月13日(-428円)①125件②26件③25件 ④29件
3月14日(-192円)①110件②18件③22件 ④50件
3月17日(-454円)①103件②43件③36件 ④18件
3月18日(+177円)①26件 ②48件③84件 ④41件

②のコンバージェンス銘柄が増えたのは良い兆候ですが、③もそれなりに増えて、①が激変していますので、今日はかなり上昇した日と言えます。

個別銘柄で見ても、テクニカルには結構魅力のある形をしているものが多くなっております。

ざっと27銘柄ほど、第一次のノミネーションに引っかかりました。この中から厳選するとすると、ここのところ採用している、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」戦法で、初志を貫徹したいと思います。あまり、軸足をコロコロと移すのは、結局それなりのデータすら集まらない徒労に終わる可能性がありますので。

1.7222日産車体
 本家日産も押されておりますが、こちらの方がプラ転させながらも、OSCも+1%と控えめな反転に終わっております。よって、モニタリング銘柄としてはこちらを取り上げます。1月下旬からの上昇相場の中では、OSCは最低値レベル。

2.9793ダイセキ
 ここのところ、よく理由が分からないままに押されております。しかし、この株としてはOSCもRSIも最低値レベルまで落下しておりますので、明日あたりは反撃の狼煙を上げて欲しいもの。一応2609円という2月8日の安値は意識。(1.1で分割しておりますので端数は出ております。)

3.9984ソフトバンク
 この元祖、通信価格破壊会社を、これまでの顕著な功績に鑑み、そろそろ持ち上げてやりたくなりました。皆さん、もうこのあたりで良いではありませんか。孫さんに何の恨みがあるというのでしょう。そりゃ、多少は皇太子殿下に似ております。しかし、それが何だと言うのでしょう。日台友好の証として貴重な存在かも知れません。ところで、テクニカルには申し分ありません。明日こそ、白犬がモンキーを叩く日か??

4.6330東洋エンジニアリング
 特段悪い材料はないとは思いますが、強いて言うと、海外工事はドル建てが多いのかも知れません。それにしては700円越えの株価が400円割れとは、ドル・円の減価を遙かに超えているではありませんか?365円で打ち止めになるのかが焦点。

5.4503アステラス製薬
 武田も酷く落ち込んでおりますが、乖離幅条件から、この株をモニタリングします。明日は押し目狙いです。3700円割れからがチャンス。

以上です。無理やり5銘柄程度に絞りました。やはり、少ない銘柄の朝からの動きを十分に理解した上で買いに入らないと、つい動き出したからと言って咄嗟に衝動買いをすると、これは女性の買い物と同じであまり良くないようです。後から、手痛いしっぺ返しが来ます。ある程度、その株の流れやら出来高が醸し出す雰囲気のようなものを察知して、買い時をうまく地合に合わせて計るというのが正攻法のようですね。
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市場概況(3.18.08)

2008-03-18 20:45:26 | 市場概況
3月18日(火曜日)の市場概況です。

テクニカル用語の簡単解説

・日経先物:OSC33%(同値)ボトムは3月10日の30%で切り返し中
・日経平均:OSC35%(+5%)ボトムは3月10日の29%で切り返し中
・TOPIX:OSC37%(+5%)ボトムは3月10日の30%で切り返し中
・マザーズ指数:OSC35%(同値)ボトムは3月10日の29%で切り返し中
・ヘラクレス指数:OSC45%(+4%)ボトムは3月10日の28%で切り返し中
・国債先物:前日比70銭安 OSC54%(-1%)ピークは3月17日の55%で下落中
・NYダウ:420ドル高 OSC60%(+9%)ボトムは3月10日の40%で切り返し中 更新
・シカゴCME日経先物:12460円(大証比+580円)更新
・ドル円:99.76円(+2.37円)OSC49%(+7%)3月14日の38%をボトムに円安切り返し中 更新

後場に少々安く始まりましたが、その後プラスを維持して終了。昨日と比べて大きな波乱はなし。為替も一旦落ち着きを見せております。

国債先物のOSCは1%ですが下落。日経先物のOSCは前日同値。まだ、上に行くのか、あるいは再度下値を模索するのかは決着がついておりません。

この時間、欧州株は高値圏で揉み合っております。銀行株や資源株が引っ張っているようです。

日経先物のイーブニングセッションも、大証比で+80円で終了。

今のところ、上げ傾向で世の指標は進んでおりますが、果たして、今晩のFOMCや金融関連のニュースでどうなるかは予断を許しません。

欧州の資源株が上げていると言うことは、アメリカの1%程度の利下げにより、インフレの昂進で、余剰資金が再度商品市場に向かうと見ているのかも知れません。

しかし、このままスルスルと上昇するなら、チョイと拍子抜けの感があります。これまでは、駄目押しにもう1回底を試しに行っていたものです。その「儀式」がないと、どうも底打ち感がないのですね。

今日も、だらだらと戻している感じでした。

さて、素人が下手な予想をしても無意味ですので、明日は明日の風が吹くとして、明日のモニタリング銘柄をすくリーニングしてみます。

稿を改めます。

19日朝のコメント

NY市場は、リーマンブラザーズとゴールドマンサックスが市場予想を上回る1Q好決算を出し急騰。FFレートの下げ幅は0.75%に終わり、これにより一時170ドルの一気下げでしたが、売りをこなしての急速な買い戻しで引けは高値で終了。

面白いのは、ベアスターンズの2ドルでの身売りが「不当に安い」として、株主訴訟が提起されるのではないかと、真面目な論調があることです。身売り価格がつり上がるかも知れません。たった1日でここまで変わるとは。。。江戸時代の貧農の親が、食うために泣く泣く、娘を相場の1割の1両で身売りに出したところ、思いがけずに、いい旦那がついたとの風の便りに思わず我欲が目覚め、仲買人に未練がましくおねだりしているかのようです。

結果的には、OSCの4層分析で②が依然として増えていたことが素直に市場の先行きを読んでいたことになりますが、これは結果論。

本日は全面特買いで始まるのは確実ですが、3月12日の時は見事な寄り天でした。今日は果たしてどうなるか?泣く泣く娘を売った事実は決して消えないことを、肝に銘じていた方が良さそうです。他の貧農の親まで、時を経ずして娘を身売りに出すことになれば、相場は再度冷えるのは確実かと。その時にいい旦那がつく保証はありません。

実際にどうすれば良いのかって? それは運次第、風次第でしょう。
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強弱対立

2008-03-18 11:19:11 | 株に出会う
今晩のFOMCを控え、また公的資金が投入されるのかどうかを巡って、波乱の1日が予想され、またアメリカの大手銀行の決算を控えている現時点では、買いに出るのも躊躇されるし、かといって、今日は昨日のような投げ売りも見られないため、早めの仕掛けで気が焦ったりもして、どちらに転んでも吉と出るのか凶と出るのかはお天道様次第というのが今の現状かと思います。

こういう時はテクニカル指標で判断する以外に、どちらの気持ちが勝っているのか分かりませんので、チョイと見てみます。

日経先物はOSC33%で前日同値。依然として3月10日の30%は割り込んでおりません。日経平均はOSCが+5%の35%で回復基調です。マザーズ指数は前日同値の35%、ヘラクレス指数は+5%の46%です。

どうやら、買いが少し上回っているようです。

と言う訳でもなかったのですが、へそ曲がりの筆者は、今日押されている銘柄に前場は手を染めてしまいました。

6269三井海洋開発を上に抜けるかと思っての、馬鹿な指し値買いでの2970円で。これはその後、逆に今日の下値の2940円を抜けてしまいました。それから、市場に逆らう癖のあるイタリア娘の4293セプテーニを157Kで。

両方とも見事な討ち死に。前場の終わりに先物が上昇するにも拘わらず、このへそ曲がり2銘柄は逆に押される始末。ここは少し我慢しますが、あまりに酷いとこれは一旦撤退と相成るのか。。。海の荒くれ者と、あの世界では一枚上手のイタリア娘では、うぶな筆者が食い物にされるのも当然か?

為替は一応小康状態です。

それから注目すべきは、長期国債先物が前日比-50銭安です。これで収まってくれるとOSCは前日同値の55%となります。日経先物も前日同値の33%です。両者、拮抗して綱引きを行っている様子が、このデータからも見て取れます。

要するに今日のところは、大きな変動は、突然のニュースでも飛び込まない限りないかと思います。そうなると、今日持ち越し玉を持つのかどうかが大きな勝負の分かれ目です。引けにかけてそのあたりは判断したいと思っております。

このまま食い物にされるのも癪ではありますが、どうやって見返してやれば良いものやら。少々相手が海千山千過ぎたのかも知れません。

なお、OSCコンバージェンス銘柄は、前場終了段階で47件となっております。前日比+4件です。この点からは回復基調は継続中。①は79件と24件減少しております。これらからも、強弱感が対立している今の相場の現状を現しております。
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