株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(3.5.08)

2008-03-04 21:44:44 | 明日のモニタリング銘柄
テクニカル用語の簡単解説

最初にいつものOSC4層分析です。

注釈:①から③に件数が移動するに従い、相場環境の改善を示唆しております。④は中立。
日付の後の( )内の数字はその日の日経平均の前日比。

①OSCが前日同値以下&終値が前日安値と同値かそれ以下で終了
②OSCがコンバージェンス&前日比マイナス引け
③OSCが前日以上&プラス引け
④いずれにも該当せず

1月24日(+264円)①5件  ②17件 ③169件④12件
1月25日(+536円)①5件  ②6件 ③181件④12件
1月28日(-541円)①114件②4件 ③7件  ④76件
1月29日(+391円)①17件 ②1件 ③48件 ④134件
1月30日(-133円)①46件 ②45件③63件 ④45件
1月31日(+247円)①8件  ②49件③135件④7件
2月1日 (-95円) ①31件 ②28件③66件 ④74件
2月4日 (+363円)①30件 ②5件 ③118件④60件
2月5日 (-114円)①61件 ②17件③41件 ④84件
2月6日 (-646円)①117件②36件③23件 ④26件
2月7日 (+108円)①65件 ②10件③43件 ④85件
2月8日 (-190円)①80件 ②37件③37件 ④50件
2月12日(+5円)  ①104件②7件 ③48件 ④44件
2月13日(+46円) ①38件 ②18件③79件 ④65件
2月14日(+558円)①8件  ②1件 ③136件④57件
2月15日(-4円)  ①14件 ②26件③128件④34件
2月18日(+13円) ①12件 ②33件③114件④43件
2月19日(+123円)①40件 ②17件③65件 ④80件
2月20日(-448円)①122件②30件③18件 ④33件
2月21日(+378円)①12件 ②7件 ③132件④51件
2月22日(-188円)①28件 ②62件③72件 ④38件
2月25日(+414円)①20件 ②7件 ③69件 ④107件
2月26日(-90円) ①78件 ②0件 ③20件 ④101件
2月27日(+207円)①32件 ②12件③92件 ④65件
2月28日(-106円)①46件 ②17件③83件 ④54件
2月29日(-323円)①39件 ②106件③42件④14件
3月3日 (-611円)①147件②21件③12件 ④21件
3月4日 (+0.1円)①77件 ②19件③48件 ④58件

①は半分に減りましたが、②はまだ減少中。③の増加は良い兆候ですが、④の執行猶予枠入りが増えております。

②が増えない限り反転の勢いはまだないと言えます。最悪の4連チャンでの下落は免れておりますが、まだ背水の陣というのか瀬戸際というのか、ちょうど駒が回る勢いをなくしかけており、右にも左にも転ける前の微妙な立ち位置にあると言ってよいでしょう。

今晩のNY市場ですが、テクニカル面ではOSCを5%伸ばして58%、売買判断指数もまだ95%と反発体勢にはあります。しかし、この時間(21時)、欧州株の下げが拡大しております。その流れからNYダウも、重要イベントを控えての「自然落下」のような下落(100ドル未満)はあるのかも知れません。安値の12155ドルがキープできるのかどうかが焦点。

そうした不安定な位置取りですが、明日のモニタリング銘柄です。

1.2142ユーエスジェイ
 1月22日の64100円を割り込むのかどうかの瀬戸際。しかし公募価格49Kにしては良く健闘している株です。OSCは+5%の40%と抜け出す気配。RSIも17%となり機が熟してきております。64Kあたりでの攻防に注意。

2.9432日本電信電話
 明日は452Kを再度試しに行ってからの反転に期待。なお、464Kの10DLMA(過去10日の安値の平均値)を割り込んでおりますので、そのまま底なし沼に入ってしまう危険も伴っておりますので注意。

3.9022東海旅客鉄道
 3日連続下落ですが、これでOSCも35%→45%へとコンバ0-ジェンス。明日は984K以下での仕込み。
ついでに9020東日本旅客鉄道も同じような良い位置関係にあります。しかし、如何せんチョイと上げては成り売りの攻勢で、10枚以上の資金をタイミング良く投入しない限り、今日のところはなかなかトリッキーな動きに終始しておりました。しかしそろそろ上に抜ける頃かと。

4.4543テルモ
 そろそろ目覚めよフランチェン銘柄。やはり5350円の安値は意識しておくこと。

5.6758ソニー
 何度かドバイが買い足しているのかも知れませんが、株価は今ひとつ冴えません。まあ、ソニーに限ったことではありませんが。しかしサイクリックな値動きからすると、今日のOSCを38%→39%に伸ばしてのプラス終了で、そろそろ立ち上がるのかも知れません。まだRSIが52%もあるのは少々気がかりではあります。

しかし余談ですが、例の液晶パネルの調達で、サムソンとシャープの二股をかけるとは、ソニーブランドはまだ腐っても鯛というところのようです。但し、プレステ用のセル製造ラインまで東芝に譲ってしまったソニー。パネルも半導体も他社依存では、一体、何で液晶テレビの優位性をこれから保つのか?ここが今ひとつ見えません。東芝はその点、自らが得意とする半導体(IBMと共同開発のセルもあり)で、液晶テレビの付加価値を上げる戦略がまだ見えております。(実は、筆者はこうした東芝ファンの一人であり、昨年REGZAを購入。画像の美しさとHDD内蔵録画機能に家人も大満足の様子。もっと早く買って上げれば良かった。)

6.6967新光電気工業
 一発大穴狙いはこれ。3日にOSCを38%にまで落としての今日は41%とコンバージェンス。もう一度1300円台への突入待ち。

7.8316三井住友フィナンシャルグループ
 最後に、徹底的に押されている金融株からこれを。筆者はめったに金融株を取り上げません。それは金融業というのが嫌いだからです。だからといって、この株に恨みがある訳ではありません。それどころか、まだ勤めている時に、6%ぐらいで借りた年金融資を、当時のさくら銀行から会社経由で2%チョイで借り換えることが出来て大変感謝しております。あれで家の借金が早くなくなり、お陰でリタイアーも早めることができました。
ところでこの株、昨年11月12日の707K以来の709Kまで今日は付けております。ここが割れればチョイと様子見ですが、この株、このところOSCが30%台になってからは反発を示しております。今日はまだ42%です。もうひと下げあるのを待ちます。とにかく、この株に限らず、金融株は長期低落銘柄に堕しているようです。今の時勢、これはやむを得ませんが、時折反発する時に乗らない手はありません。

以上です。
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為替の動きが株を制する

2008-03-04 11:23:51 | 株に出会う
今日はNYダウの引けにかけての騰勢と、シカゴCMEの145円高という好環境から高く始まりました。ところが、後から気が付いたのですが、ドル・円は場が始まってから下落一途でした。しかし、1分足で見ると10時半頃に10時10分頃に付けた安値割れを回避してからは、前引けにかけて上昇(円安方向へ)です。これに歩調を合わせるように、日経先物の先物がリバウンドです。

ここで雰囲気はガラッと変わったようです。

日経先物は一度13000円どころで押されるも、再度そこを奪取してからは一気に13100円までの上昇です。

ドル円を始め、円の主要通貨に対する今日のポジションは、スイスフランを除いて、すべてコンバージェンスしておりました。昨日の非常に大きな押し目からのコンバージェンスですので、朝方に再度下値を模索する、そのタイミングが外貨の買い場であると見て、珍しくその下値確認のためにFXの4本足チャートを開けておりました。結果はドル・円は一度も103円を割ることなく買い戻し優勢となっております。

前場はその10時過ぎまでの下落局面で昨日の雪辱を期して、160Kでの上値追いの禁じ手をまたしてもやらかした2167ウェブマネーを、-2Kの158Kで返り討ちに合いました。為替の動きを見ていなかった咎です。

場が始まるといつもの習性で、為替の動きを注意深く見守ることはしておりませんでした。国債価格は、これは習慣付いておりますので、買いタイミングを計る意味では見ておりました。ところが、国債価格と先物は裁定取引の関係で実によく連動しているのはいいのですが、MACDで買い時を図ろうとすると、サイクリックにチャートが動くため、つい、買い時を逸してしまいがちとなります。これはこの欠点。今日は為替を十分に注視すべきでした。

前場は、引けにかけて底打ちからの反転の気配を見せている3859シナジーマーケティングを348Kで買いました。ホールドはこれのみ。場合によっては追加する予定。

今日は非鉄の一角と海運の調子が良いようです。これらのセグメントは先物の動きに敏感に反応しますが、そうでないシナジーのような「いじめられっ子」は、かなり心の中が卑屈になっているというのか、疑心暗鬼の塊になっているようです。野良猫と同じで、容易に人を信じない習性が付いているのです。この程度の先物の上昇の値動きを見せられても、頑として動きません。むしろ、弱気筋の売りが気勢をそぐ有様。従って、こうしたいじめられっ子銘柄は、その心中が癒えるまで根気よく暖かく見守ってやる必要があります。

そのためには、今日の安値を割りそうになるまでは、断固ホールドというのが何よりのクスリになるかと。その「思いやり」も、今日のNYダウがあえなく失速すれば水泡に帰するかと。いや、そんな人ごとのような綺麗ごとのセリフは止めておきましょう。より正確には、我が身可愛さ憎さ百倍にこの株が転じるということです。株に対する「愛」など、もとより、こんなもんです。こんなこと書くと、また例の次官に阿呆呼ばわりされるかも。。OKです。どうぞ、為替の主力、機関投資家のデイトレーディングも一緒に阿呆呼ばわりして下さい。
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