株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

T&Gニーズの教訓

2006-03-27 12:14:30 | 株に出会う
今日は、朝高から思ったように伸びず、3776BBTの526K売りの+24Kはいいとして、4239ポラテクノは、339K売りで-6K、そして期待していた4331T&Gニーズは、172Kの+1Kでやっとの思いで撤退しました。
また、落ちてくる刀を拾ってしまった2725ITXは、209Kでの試し買いでしたが、前場終了段階で-4Kの含み損です。

問題はT&Gニーズです。まだ今日の終了まで分かりませんが、TOPIX買いの期待で買い上がりが見られたものの、金曜日も高値の177Kから171Kまで降りてきて、筆者が追加買いができた程でした。皆さんの期待を盛り上げておいて、そこから一気に売り浴びせるという、その筋のプロの方々の策略にどうも嵌ったようです。今日はテクニカルには172K以上で終わらないと、明日以降第三弾の爆弾があるかも知れません。166Kまで前場に降りてきたときはすぐに指そうとしましたが、到底間に合いませんでした。165Kでとりあえず第三弾の投下があったときのために待機しておりますが、果たしてどうなりますか?

教訓は、金曜日の177Kから171Kまでの第一次の爆弾投下を見て、風雲急を告げていることを察しなければなりませんでした。ところが、金曜日はその後の盛り返しでOSCも+1%の53%と理想的に終わっていたのです。BBTの売り時は慎重に見極めておりましたが、このT&Gも177Kを上回れない朝の勢いから一旦利確に走るべきだったのですね。

話題で上げた銘柄は、その裏で密かに高値で売り抜けようとする勢力が必ず存在すること、これをこれからは肝に銘じなければなりません。好業績で上げてきた銘柄が発表前日をピークに下げに転じるなど、このパターンの典型ですね。このあたり、良いニュースとテクニカルなポジション、そしてこれから反転してもおかしくないチャートポジション、こうした要素が重なり合っていたため、筆者はある意味で相当に安心しておりました。ここに落とし穴があった訳です。もちろん、今日177Kを抜いていれば、こうした潜在的な売り圧力も後退していた訳ですね。そこは紙一重の攻防でした。

前場では、2471エスプールが、本格反転に転じる日だったようです。最初の急騰時に320Kで指しておりましたが、321Kまでは急降下してきたのですが、タッチの差で出来ずでした。勢いが良い日の株は、多少高めで指すべきでした。ちなみに320Kというのは前日終値でした。

これだから本当に株は難しいものですね。普通にやっていたのでは、今年のような難しい相場ではイーブンがいいところでしょう。
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明日の注目銘柄(3.27.06)

2006-03-25 22:48:15 | 明日のモニタリング銘柄
土曜日は、知り合いのダンス研究家から学生の団体割引用チケットが入手できましたので、トリシャ・ブラウン・ダンス・カンパニーのダンス公演に行ってきました。トリシャ・ブラウンは、ポストモダンダンスで1960年代から注目されているアメリカの女性振付師です。ジョン・ケージの音楽を使ったり、一時バッハの「音楽の捧げもの」でオペラの演出をしたりしておりますが、今回の公演を見た限りでは、何らかの感動を筆者にはもたらすことはありませんでした。昨年のピナ・バウシュのヴッバタール舞踏団の公演も同様でした。どうも、筆者の感性がずれているのか、それともポストモダンのダンスの限界を常に切り開こうとするとこうした演出となるのか、どちらかでしょう。音楽にあって、ダンスにはないものがあります。それは「楽譜」の存在です。振付師が一応それを兼ねていることにはなっておりますが、あくまで指揮者と同じように振付師はダンス表現の方に力点があるように思えます。そして、音楽における楽器に相当するものが、人間の肉体そのものというのも、ある意味で大きな限界かと思います。様々な楽器によるオーケストレーションが困難だからですね。勢い、人間の肉体を使った新規性の高いダンス表現に傾斜していかざるを得ません。現代音楽がケージのように無音の演奏会にまで行き着いたような、この種の芸術性の追求における隘路があるのではないでしょうか。

前置きはさておき、明日(3月27日)の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説


1.2432DeNA ○

 やはり金曜日の引けの勢いはただ者ではありません。さくらインターネットを間違えて買ってしまい、この株を321Kで買い損ねたのが少々悔やまれる程です。338Kまでのもう一段の上げは明日は期待できるかと思います。OSCは58%まで伸び、既に直近ピーク値と2月27日の高値マーク時の46%は抜き去っております。

2.3800ビーエスピー ▲

 直近IPOからはこの株をまず取り上げます。OSCはデータが少ないのですが、12%から27%へと伸びました。また、乖離幅は-100円です。IT系システム企業を標榜する割にはPERは30倍を切っております。切り返しの条件は整ったようです。

3.4239ポラテクノ ▲

 金曜日は安値328Kから、3月20日の安値341Kをきれいに抜いて終わっております。OSCも+10%の44%となり雲の上に抜けた感じです。

4.2471エスプール △
 
ロックアップのないベンチャーキャピタル(上場株数の3倍も保有)の売りがここまで激しかったのかと、この株を見て改めて思います。上場来相当な出来高をこなしながら下落しておりますので、もうVCの売りは一段落したことでしょう。OSCが+5%の39%と伸び、3月9日のそれに並びました。プラ転終了も久しぶりです。295Kという上場来安値がありますが、ここからはその下落懸念もあまりないでしょう。ここまで押しに押された銘柄です。相当にホルダーは卑屈になっている筈です。いきなり大きな反発は期待薄かも知れません。RSIも22日の18%を底に、26%まで回復しております。

5.6121滝澤鉄工所 △

 この地味な会社が出来高を伴い上げました。OSCも+13%の63%と急伸。2月7日の484円まで後16円です。一気に抜き去り一人旅を続けるかも知れません。2月14日に上方修正しているPER14倍の工作機械の老舗です。

6.8339東京都民銀行 △

 25日移動平均をきちんと抜いて来ただけでなく、2月28日の高値マーク時のOSC55%も3%上回って58%と伸びました。明日は5200円から、場合によっては5300円を窺うかも知れません。出来高も回復しております。

7.1766東建コーポレーション ▲

 これも地味ですが、OSCを5%伸ばして58%になり、60%への突入となれば2月7日の8700円の奪還への一歩となるかも知れません。

8.2725ITX ○

 これは癖株です。投資事業での収益のぶれも大きく一筋縄ではいきません。注目の理由は一応、OSCが49%まで急伸し、3月13日の222K高値を付けたときのOSCを1%ですが抜いたためです。明日は、場合によっては225Kあたりまでの反発があるかも知れません。208Kの25日線に阻まれる可能性はありますが、もし高く始まるようだとそのまま上を目指すかも知れません。とにかく、ここ2日ばかりの動きに注目。

9.4771エフアンドエム △

 この株どうしたことでしょう。もたついております。これで指数値が2月20日以来の水準まで落ちました。OSCは一応+2%の40%でコンバージェンスしておりますので、240Kを切るようなら買っておいても良いかも知れません。あくまで逆張りです。

10.2759テレウェイヴ ○

 こちらももたついております。この株がOSCで30%台になればその後の反発は必至です。金曜日は+1%の39%と底打ち感が出ておりますので、切り返しに要注意です。なお、指数値は2月20日以来の低水準です。いつ反発態勢に入るのか注目。業績面は3月13日に上方修正&増配を発表しており不安はないはずです。

【その他注目銘柄】

・2465ラヴィス 3月13日のOSC48%を1%抜き49%へ急伸
・2410キャリアデザイン OSCがピーク値抜け。58%に。460K近辺が目標。
・6667シコー技研 2月24日のOSC48%に並ぶ。一発何かあるかも。
・5803フジクラ 2月28日の高値1309円が射程に。
・5491日本金属 2月27日のOSCを3%抜いて53%に。300円越え期待。
・4287ジャストプラニング 好業績でOSCも+8%の50%と急伸。
・6900東京電波 2月24日のOSCを3%抜いて47%へ。1850円奪回へ。

明日は、古豪、新参、癖株、など入り乱れて、百花繚乱の楽しい株に出会えそうです。
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DeNAとさくらの取り違え

2006-03-24 19:33:36 | 株に出会う
後場は、結構忙しくトレードしました。

まず、3776ブロードバンドタワーの寄り付きの雰囲気がおかしいので、そのまま成り買い。502Kでした。その後の噴火はご覧の通りでした。昨日からのウォッチの甲斐がありました。そのまま持ち越し。

それから、マイナスからリカバリーしてきた4239ポラテクノを335Kで買いました。これはその後、危機ライン(341K-3月20日の安値です。)が突破されそうだったので、341Kで売りました。その後、揉み合っておりましたが、引けにかけて明らかにこの危機ラインを抜きにかかってきたので、やむなく345Kで再度購入。そのまま持ち越しです。このところ9連敗中の、偏向フィルムなど薄型TV関連の有望銘柄です。このまま沈む訳はないとの考えから切り返しを狙っていたものです。今日でOSCが+10%の44%まで上昇し、3月10日以降での最高値まできました。

またまたミスったのは、2432DeNAです。画面のすぐ横に置いていた3778さくらインターネットと間違えてオーダーを入れてしまったのです。321KでDeNAを買うところを、305Kでさくらインターネットを買ってしまいました。321Kのオーダーが入らないよう、システムでロックがかかっていたので助かりました。その後+2Kでさくらは売り抜けましたが、DeNAについては321Kで買えた筈でしたが、その後の反騰で、引けには手の届かぬところまで行ってしまいました。

ひょっとするとボケが始まっているようです。MM銘柄でとんでもない値幅の指し値で買わなくて良かったと思う他はありません。まあ、さくらがその時の307Kが最高値で、引けは298Kで終わっているのが不幸中の幸いと言えます。

それから、結果的にまた買えてしまったのが、朝からずっと171Kで指していた4331テイクアンドギヴニーズです。一時は177Kまで伸びたので、これは巡航速度に入ったと安心はしていたのですが、世の中、筆者のような楽観主義者ばかりではなかったようです。何とあの重い株が171Kまでじりじりと降りてきたのです。まるで天から蓋をされたかのようでした。そして、ついに追加で買えました。これでこの株、OSCが+1%の53%で2月27日の高値200Kを付けたときのOSCに並びました。理想的な上がり方です。そろそろ春の結婚シーズたけなわとなります。この株のニーズもぐ~んと高まることを期待。

最後に、前場にも愚痴をこいた4306バックスグループを182Kでやむなく売りました。-3Kです。久しぶりの敗北です。180Kのラインを死守したかに見えますが、OSCの下落(-1%の36%)と、前日安値を超えて終われなかったこと、この2点の重なりは、筆者の損切りルールですのでやむを得ません。来週反発しそうに見えるのですが、少なくとも筆者のチャート理論からは×としなければ、これまでに積み上げてきた考え方に反してしまいます。ここは喩え月曜日に後悔しようと、頑固に損切りする以外にありません。このことで、今年も損失を最小限に留めることが何度もできているのですから。唯一の失敗は6787メイコーのケースでした。この株は、買ってからの下落途上で、OSCのコンバージェンスや前日同値終了と、終値のプラ転終了が交互に出現し、ついに意地で底値からの脱出までの一部始終を見てしまったのです。8700円買いの9000円売りまでに何と11日かかりました。一時は1000円ほども落ちました。これは、この株が優良株だからこそ我慢できたのですね。そうでない右肩下がりのじり貧株だと、喩えて悪いのですが、2318ビービーネットだと、切り返しどころか、最後の脳天一撃まで食らっていたことでしょう。

その点では、銘柄選びというのは非常に重要だと痛感しております。筆者が見ている250ほどの銘柄も定期的に入替えのメインテナンスをしていますが、基本は右肩上がりの優良株という選択基準です。もちろん、ブロードバンドやターボリナックスのような「間歇温泉銘柄」は、動くときのその激しさに魅了されますので、多少の右肩下がりには目をつぶって残してあります。このボラティリティの高さは捨てがたいものがあります。世の中、おとなしいセダンやユーティリティの充実したSUVだけだと、何となく物足りないのと同じことです。あのホリエモンが、夜中にフェラーリで首都高を飛ばしていた気持ちは分からなくはありません。筆者はもう腰が言うことをきかないので、あの狭いコックピットに入る気は毛頭ありませんが、気持ちだけは一度は入ってあのどう猛なエンジン音を肌で感じてみたいと思っております。もっと入りたいのは、最新型ジェット機のコックピットですけれどね。

今日は、久しぶりにおいしいイタリアンの食事から帰ったところです。もうお腹が満腹ですので、明日の注目銘柄は消化し終わった明日以降にぼちぼち検討してアップします。



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自然調整を待っているかの動き

2006-03-24 11:29:57 | 株に出会う
朝方に日経が上げても、新興は水面上には決して浮上せず、日経が下げ始めるとそれに追随してしまう有様です。ということは、一部の値動きの激しい銘柄を除いて、資金は東証の方に今は行っているのでしょうか?

そんな中で、訳も分からず爆上げした2438アスカネットや、注目はしていたもののいきなり高く始まってしまった3778さくらインターネットの陰に隠れて目立ちませんが、じりじりと押し戻している3776ブロードバンドタワーや、TOPIX買いを期待しての4331テイクアンドギヴニーズなどは、一応堅調な動きといえるでしょう。筆者が一昨日思わず手がけてしまったMM銘柄の博打株4306バックスグループは、いよいよ危機ラインを前場に突破しました。OSCも-3%の34%となり、前日安値の182Kすら上から抜いてしまいました。引けにかけていよいよ損切りの出動かと思われます。まあ、こうした博打株は普段から丁寧に動きを監視していて、いざ出陣というタイミングで流れに乗って買えばいいのです。何も揉み合っているからと言って、先んじて買う必要もないのですが、つい欲が出てしまうのです。少しでも利益を大きくしようとしてね。これがほとんどのケースで災いします。筆者がこれに気づいて、実はOSCの見方にしてもあくまでも初動での上昇傾向を捉えて、翌日の確かな反転を確認しての買いという方向に昨年後半あたりから変えております。ところが、あまりに場が停滞して退屈してくると、こうした博打株での一発勝負につい手を出してしまうのが悪い癖なんです。

人間の性格というのはなかなか改まりません。多分、その人の深いところのDNAの構造から来ているのでしょう。また、それぞれの人の生まれてからこの方の来歴が、大いにその持って生まれた素質を磨き込んでいる訳でもあります。それを1年や2年の「修行」でおいそれと変わる訳はありません。特にこれから結婚などという「博打イベント」を控えている、特に真面目そうな若い方、どうか目先のかわいさとか美しさには決して惑わされないよう、余計なことですが忠告しておきます。どうせなら、相手の本性の神髄に迫るところまで降りていって自分でとことん確かめることですね。どうして確かめるかって?それは筆者も分かりません。何故なら、筆者も今の愚妻の「金遣いの荒さ」は、一緒になるまで分かりませんでした。未だに、サラ金に手を付けなかったことを度々誇らしげにのたまうのですから、どうしようもありません。こうすりゃいい、などと言えた柄ではとてもじゃないがありません。

またまたいい加減なことを愚痴ってしまいました。後場は何か良いことがありますように。
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明日の注目銘柄(3.24.06)

2006-03-23 16:49:03 | 明日のモニタリング銘柄
今日の後場の取引は、OSCが+9%の52%とほぼ2月27日の高値の53%を抜いた4331テイクアンドギヴニーズを、辛抱強く171Kで待っての買いと、後述の丸千代山岡家だけでした。前場に買った4306バックスグループは、今日は買い値の185Kで終わっております。182Kまで落とされましたが、執拗に数十枚の買い上がりがありました。どなたか買い集めているのが見え見えのようでした。183Kで待っておりましたがついに降りてきませんでした。後場の途中から急上昇に気がついた3399丸千代山岡家を落ちてきたところの511Kで買い、速攻売りの521Kでした。560Kまでぶっ飛んでおりますが、それは結果論です。MMは何と言ってもリスクが大きいです。

と言う訳で、持ち越しはこの2つの株だけです。

さて、ぼちぼちと動きも見えてきましたので、明日動きそうな注目銘柄を選んでみました。

1.8789フィンテックグローバル ▲

 着実に切り上げております。OSCは+1%の54%です。売買指数も94%まで下がりました。明日も、押されたところからの反発買いがよいかも知れません。同じ不動産系では、8941レイコフも、OSCがダイバージェンスしており、今日の上げは小さかったものの、明日に期待が持てそうです。

2.3360グリーンホスピタルサプライ △

 切り返しの足取りは重く見えますが、OSCが+6%の53%と切り返し、3月10日の水準である46%をあっさりと抜きました。明日は期待が持てそうです。そろそろ動物病院プロジェクトがカットオーバーでもされたのでしょうか?ちょっと頂けませんね。このような獣医向けのサービスでの道草は。人間様の病院向けに色々とやることがあるでしょうにね。

3.4566LTTバイオファーマ ▲

 この株、今日噴いたようです。あまりに出来高も少なく筆者はほとんど無視しておりました。ところが、今日は出来高が1843です。昨日はたったの49。明日は、この結果を見てデイトレの方々が群がってくるかと思います。このOSC64%というのは既に抜けております。後は一気に上げるだけですが、その動きが明日見られるなら多少のリスクは犯しても押したところで参入もいいかと思います。デイトレのテクニック磨きに明日は最適でしょう。

4.4563アンジェスMG ▲

 久々にいいポジションにきました。OSCがきれいに2月24日の高値808Kを付けた時の57%を抜いて61%となっております。この勢いは引けでのことでした。明日は高く始まらないなら寄り付きからの参入がよいかと思います。760Kから800Kまでの上昇があるかも知れません。

5.3747インタートレード ▲

 分割権利取りを控えて上げてきたようです。今日でOSCが+6%の54%となり、3月15日の高値130万をマークしたときの値に並びました。明日は1180K~1210Kの間での待ち受け買い。

6.4340シンプレクス・テクノロジー △

 ついでに、この同業も取り上げます。何とか100K台を回復し、OSCも+2%の37%と伸ばしてきました。2月2日のOSC47%を越える勢いの礎を明日築くかどうか、インタートレードと合わせてご注目下さい。筆者ははるかにこの会社が好きです。

7.4290プレステージインターナショナル ○

 この株は、このところ軟弱な新興市場の中でも稀有な上昇株です。終値が前日の安値を上回って終わっている日が、これで23日連続なのです。この間OSCは57%から67%の間で推移しております。今日も+3KですがOSCは+2%の66%です。この持続力、一体何なのでしょうか。是非あやかりたいものです。同じようなことが3760ケイブでもありましたが、ケイブは17日連続でした。しかも出来高はたったの2桁でした。ここは3桁から4桁です。こうした傾向が続く場合、最後はOSCが70%台から場合によっては80%台をマークしてエネルギーが尽き果てます。まるで、白色矮星のようです。この太陽系の中心である太陽も、あと45億年もすれば超高温で燃え尽きる白色矮星化して、地球もろとも宇宙の塵となることが確定的です。今がまさに最盛期ですね。地球環境も今が最盛期です。そんな先まで見通せるようになった人類の叡智を何としても株式投資に生かさねばなりません。そんな感慨を込めて明日のこの株にご注目下さい。CRMをやっている会社のようですが、あの南部靖之氏が絡んでいるところが、筆者の気にくわないところです。よって、この株は何か今回のような話題性がないと過去はあまり取り上げなかった筈です。

8.6492岡野バルブ △

 最後に燻し銀のような会社です。以前にもご紹介したことがありますが、あまりに地味でつい普段のテクニカルチェックがおろそかになっておりました。今日は1Qの決算が前年比で売上1.5倍、当期利益2.3倍というパーフォーマンスになったことが、昨日発表されての上げでした。今更気づいても遅いというものです。前々から、こうした株には目をつけておくことが必要でした。しかし出来高も少なく、いくら燻し銀の味といっても、普段の目も眩むような派手な株バトルに慣れきった身にとっては、あまりに地味でした。その咎がこうして現れるのです。人生も同じようです。特に若い人心して下さいね。ところで、この株のOSCは当然ながら急伸して+16%の69%となりました。記録を付けだした去年の6月以来の最高値が2月14日の69%です。これに並びました。明日は、このOSCの記録を破るかどうか、破るなら当然株価も更に上がります。幸いというか、今日上げたと言っても、たったの40円です。出来高もわずか133000株です。まだ、注目されておりません。この株1月30日は50万株も出来ております。明日は、その再来があるかも知れません。今時、歴史ある企業でこんなに業績を伸ばす会社はあまりありません。何かあったに違いありません。革新的な技術開発をしたとか、なんとか。今日は、そのあたり調べる根気がもうありません。いずれ見てみます。


【その他注目銘柄】

・3776BBT OSCが+2%の40%とじりじりと上げております。何時噴火してもおかしくない状況ですので、ウォッチだけでもしておいて下さい。

・3778さくらインターネット 今日もこれだけ上げて、OSCは3日連続50%です。出来高も増えております。押し目で買いか。

・2448イーコンテクスト 今日の注目銘柄ですが、最後に地力を発揮しております。途中から監視を外したのは迂闊でした。デジタルガレージも上げています。これとの連動かもしれませんが、明日も引き続き注意。

いやいや、明日も今日以上に面白そうな株に出会えそうです。時間をかけて分析した甲斐があったというものです。皆さんの株運の向上に少しでも貢献出来ますように。
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