株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(4.18.07)

2007-04-17 20:17:34 | 明日のモニタリング銘柄
今の相場は、人よりも一呼吸早めに買いに入り、人よりも一呼吸早めに売りに入るといった戦術をとることが何よりも肝心なようです。

結局相場は、先物に引っ張られての日経の下落調整の動きで、新興市場も午前中のわずかな貯金を吐き出しての微増(マザーズ指数)か微減(ヘラクレス指数)での終了となっております。

マザーズ指数を除いて、各指標のOSCは少しだけ下落。マザーズも13日からは下落しており、またまた上空への飛翔に失敗しての下落モードに転落です。

直近IPOもストップ高、ストップ安が入り乱れ、銘柄毎の差がますます顕著になってきております。

後場は3846エイチアイを下で待っておりましたが、MM銘柄特有の一瞬の下落の勢いがあるため、うまく拾うことは出来ませんでした。このあたりの呼吸は、本来市場参加者がこの値段であれば拾いたいと思っている値段を、値動きを見て判断できるだけのスキルがないと難しいものだと、改めて思いました。ある意味で、この値段ならという腹の括りが必要ですね。

この突っ込み買いをするだけの度胸を持つことが肝要ですが、そのためのテクニカルな裏付けを、一歩先んじて理解し、人よりも先行して買うことがいかに難しいことか。それでも、何とか値動きに先んじることができるよう、少し今日は注目銘柄の選定に際して、見方を工夫してみました。特に、明確なボラティリティが現れている押し目銘柄に注目してみることとしました。キャッシュ100%で余力は十分です。

テクニカル用語の簡単解説

1.2459アウンコンサルティング
 227K~233Kで買い。かつOSCは29%以上のこと。今日は38%終了。

2.8942シンプレクスインベストメント
 119K~118Kで買い。OSCは45%以上のこと。今日は52%終了。

3.3810サイバーステップ 逆張り
 経常利益で約12%減の下方修正で下げるも、チョイと下げすぎ。166K~172Kで買い、OSCは29%以上のこと。今日は32%終了で-2K。下げ止まったか?

4.3846エイチアイ
 今日乗り損じたこの株。明日は497K割れがあればそこからの下抜きで買い。497Kを割ったときは、今日の安値の456Kに近づいてからの反発気配を見定めること。

5.9984ソフトバンク
 2660円を死守できることを確認。OSCは29%アップのこと。今日は31%で+10円。RSIも+3%の17%と上昇。ギリギリ切りかえし体勢。まだ油断禁物。

6.8604野村ホールディングス
 2250円~2300円に落ちたなら買い。OSCで33%はキープのこと。今日は+3%の36%で+50円。RSIも+10%の27%まで切り返し。

7.8882ゼファー 逆張り
 出来高がやっと伴ってきております。明日は257Kまで押されて割らなければ買い。OSCは43%以上のこと。今日は+3%の52%で-3K終了。

8.2395新日本科学
 1778円から1795円で買い。OSCは35%以上のこと。今日はOSCを+10%の45%まで上げています。チョイと上げすぎの反動を警戒。

9.2326デジアーツ
 OSC39%以上で買い。今日は42%で+3K。130K割れがあれば様子見。

10.6920レーザーテック
 2495円~2530円で買い。OSCは37%以上のこと。今日は+8%の48%まで急伸。

11.4290プレステージインターナショナル 逆張り
 245K~252Kで買い。OSCは前日同値の57%。OSC40%まで許容。

12.4835インデックス 逆張り
 43800円割れがなければ買い。OSCは33%以上のこと。今日は37%で-400円終了。

13.4974タカラバイオ
 395K以上で買い。OSC34%以上。今日は+13%の48%まで上昇。上がりすぎからの調整待ち。

14.8940インテリックス
 259K以上で買い。今日でOSCは+4%の23%で+1Kと低位安定。

15.8423フィデック 逆張り
 142K割れがなければ買い。OSCは28%→31%とコンバージェンス。

16.4689ヤフー 逆張り
 今日は39Kという瀬戸際まできております。OSCは+1%の34%と何とかコンバージェンス。明日、このラインを死守するのかどうか。OSC30%以上で39Kアップで買い。

17.1983東芝プラントシステム 逆張り
 OSC46%、955円以上での買い。今日はOSC+4%の50%で-10円とコンバージェンス。

チョイと数が多くなりましたが、場中も地合を確認しながら、こうした防御ラインとOSC値の関係に注意を払って、ボトム値近辺での売買がうまくいくのかどうかを検証してみたいと思います。
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上げない不動産株に気を取られて失敗

2007-04-17 11:14:34 | 株に出会う
持ち越しのケネディクスとアセットM、昨年までなら何の躊躇もなく上げにかかる位置取りでした。しかし、あのアセットMがここまで売り込まれる変調です。会計方式の一件で、各社の財務状況がよく見えなくなっていると聞いておりますが、やはりこうした段階でかかわりを持ったことは失敗。

マイナス圏での、先物に神経質に反応する、これらの銘柄の動きにはほとほと嫌気が指しました。筆者も気が短いのでしょう。こうした銘柄に付き合うのは、以前からそうですが、どうも性に合っていないようです。先物が下げた段階で、わずかですが損切りを実施。

これらに気を取られているうちに、朝方にわずか1K届かず出来なかった2413ソネットM3や4849エンジャパンの反攻、また今日はリバウンドするのではと見ていた8894原弘産といった銘柄が既に上空まで飛翔しておりました。

こういうのを、貧乏神に取り憑かれたとでも言うのでしょう。

と言うわけで、マザーズ指数もヘラクレス指数も共に上げているのに、何の成果もなしという情けない状態です。

TOPIXは少し下げておりますので、小型株はまだまだ軟調かと思います。ヘラクレスのOSCが+1%の39%となっており、このまま推移すれば底を脱した感じですが、マザーズ指数のOSCは10%の45%と上げすぎ状態であり、これは3月20日に9%上げた時の状況とよく似ております。

日経225平均は41円ほど上げてはおりますが、高値からの調整をしたため、OSCは-1%の52%と下降気味です。今日の引けにかけてもう少し上げておかないと、明日、仮にNYでもマイナスになれば、元の木阿弥に戻る可能性があるポジションです。

いやはや難しい相場です。反発しても1-2日のみで、上がったところを買えば落ち、下がったところを狙っても、地合に影響されて上がらずという、全くの目眩ませの相場です。もっと、別の視点からの投資行動を起こさなければならないのかと反省しております。

昼休みに登録の全銘柄をチェックして、何とか体勢を立て直さねばなりません。
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明日の注目銘柄(4.17.07)

2007-04-16 18:40:56 | 明日のモニタリング銘柄
今日は、新興市場銘柄が年初来安値を更新。13時前から14時にかけて、それでも少しは戻しましたが、その後は大きく下げないように踏ん張るのが精一杯でした。

しかし今日の注目銘柄から幾多の犠牲者が出ました。2385総医研は強電流を使っての心臓マッサージも及ばず、ついに金曜日の100K割れの回避で踏ん張った疲労がどっと出て、もはや心停止寸前です。4293セプテーニも貸借銘柄のため、情け容赦ないその筋の売りに晒されて崖から転落した模様。その他大勢の尊い犠牲者を出したようです。幸い、筆者はこうした悲劇には巻き込まれず、何とか命は長らえております。

しかし、もはや生き返らぬ死者を追悼し悲嘆に暮れている場合ではありません。何とか、明日は戦果を上げねばなりません。

そこで筆者は、今日の引けにかけて、先遣隊を2個師団派遣しました。2337アセットマネジャーズ(176K)と4321ケネディクス(530K)です。いずれも、一時は最強を誇った部隊ですが、このところの逆風で壊滅寸前だった不動産銘柄です。買ったのは、この今日の悲惨な戦闘にもかかわらず、何とか地獄から脱して、プラ転していたためです。その意気を今買わずしていつ買うのか。テクニカル指標も良好。だからといって明日の更なる勝利が確実となるほど、今の相場は堅固ではありません。まあ、いわゆる、やけのやんぱちの突っ込み買いです。こうした破天荒な相場での無我夢中の突っ込みというのが、意外と功を奏する場面を、筆者は数多くの戦闘シーンで目の当たりにしております。

さて、新興市場ですが、マザーズ指数を例にとると、今日の安値の978ポイントを付けた段階でOSCは29%でした。待望の20%台です。そこから引けにかけての動きで35%です。前日比-4%です。ヘラクレス指数のOSCも安値時には30%でした。そこから引けには38%と切りかえしております。

明日の前場が正念場かと思います。もし高く始まるようなら、今日の後場の押し目が底だったということで、買いが入るのではないかと思います。しかし、これも外部環境次第ですが、今日、日経平均とは逆に押したため、意外と明日は新興市場の、値動きが軽い押しに押された銘柄に資金が集まる可能性もあります。そのためには、今日の押し目でも頑固に底値から切りかえした、上げエネルギーに充ち満ちた銘柄にまず注目しなければなりません。

そこで、明日の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説

【底値が固かった押され銘柄】(明日の期待の星か?)

・4689ヤフー
 筆者はこの会社が嫌いですので多分買いません。しかし綺麗に切り返してのプラ転は、敵ながらあっぱれ。

・4088エア・ウォーター
 明日も1335円が固いようなら。OSCは+1%の50%ですが、上がり馬には屁の河童です。1370円を軽く超えるようなら、無事上空での安定飛行に入ったと見てもよいかと。そうなるとまさにペガサスです。

・5384フジミインコーポレーティッド
 OSC29%→32%で+30円。この動きだけで注目。優良株は押されません。半導体ウェハーの研磨剤で世界シェア9割の会社です。

・8923トーセイ
 地味ながら、OSCを+2%の54%まで上げての+1K終了。4月10日のOSC35%からの切り返し気配濃厚。明日不動産銘柄が上げるなら、この株にもお鉢が回ってくるはず。108Kを割り込む厄日なら諦めることです。

・7203トヨタ自動車
 この株も随分と押されていたのですね。VR改は何と33%です。RSIも22%→28%へ切り返し、OSCは36%→40%です。乖離幅も110円もあります。7080円の金曜日の安値はプロテクト。指数値は昨年12月11日以来の水準。ここまで条件が揃って明日更に下げるようなら、これは一体理由をどうつければよいのか? もっともこのところの下げは、収益源のアメリカの消費の落ち込みを懸念しての、収益下ブレ懸念から来ております。しかし、どうみてもクライスラーを抜いて、フォードも抜いているトヨタが、米国市場で仮にクルマの販売が頭打ちとなっても、その影響をGMやフォードと共に被るとは思えません。むしろ、彼らのシェアを食ってしまうのではないでしょうか。クルマの魅力に無頓着なアメリカだからこそ、一見快適で燃費もよい故障が少ないトヨタ車にコロッと参るのです。クルマ好きの筆者は絶対にトヨタ車は買いません。あまりに合理的に出来ていてクルマとしての魅力がないからです。本当のクルマ好きはトヨタには乗りませんが、株には乗ることもあります。

・3823アクロディア
 また500K乗せです。これでOSCも37%→39%へと切りかえしての+8K終了。4月2日と同じような状況ですが、果たして明日はまた爆上げがあるのかどうか注目です。

・2413ソネットエムスリー
 OSCが29%→32%へ。VR改も19%→29%へ。指数値も切り返し。これで明日は上がる日かと。

【理不尽に落されている銘柄】(売り枯れ期待の他人任せ)

・8940インテリックス 
 OSC19%まで落とされました。明日は250K前後で踏ん張れれば。もしいきなりプラスで始まるなら、切り返しに要注意。

・8423フィデック
 OSCが何と29%。しかし3月22日の25%からするとまだ底抜けてはおりません。明日はOSC25%を守り149Kを死守するなら切り返しか。

・6379新興プランテック
 この長期上昇株に異変が起きているようです。明日はOSC36%Upで1186円の今日の安値が突破されなければ。

・4974タカラバイオ
 崖っぷちにいることは確かです。OSCはまだ35%です。しかしこの株、最近はOSCを20%台には落としておりません。粘り腰を発揮するか? 400Kを巡る攻防戦。

・4849エンジャパン
 崖っぷちといえば、この株の方が先行しております。明日、510K&OSC26%が守られるかどうか、全くの瀬戸際におります。これまでの経験ではここまで追いつめられて反転するケースは稀です。明日の寄り付きからの雰囲気で判断。迂闊に救いの手を差しのべると、一緒に谷に引きずり落とされる危険が大いにあり。いっそ落ちきってからの復活場面で皆さんと一緒に甘い汁を吸うのが良いと思います。

・2395新日本科学
 売りが止まりません。OSCも-3%の35%まで下落。明日は一気に押される場面があれば、幾ら何でもそこからの反転はあるはず。貸借銘柄ですが倍率は1.36倍と穏当な水準。一体誰が何の目的で売りさばいているのか?OSC31%になるまでは我慢のこと。

・4755楽天
 この株、貸借銘柄のためいいように弄ばれております。明日は47600円の今日の安値をブロックできて、OSCも26%を下回らなければまた上昇か?

・2121ミクシィ
 やっとこの株下に動きました。OSCは前日同値の27%です。6日の26%に次ぐ水準。明日は今日の安値の175万円を巡る攻防です。まだプラ転するまでは油断禁物。

・3770ザッパラス
 110Kという3月6日の安値ラインに今日は近づきました。明日はこの攻防からの反転を期待。

【OSCコンバージェンス銘柄から】(復活の兆しありの株)

・3971東セロ
 底打ち気配濃厚。2月21日とそっくり。OSCで27%Up、安値1254円Upが買い条件。

・4290プレステージ・インターナショナル
 一筋縄ではいかない株です。ある程度下げると執拗な買いが入ります。OSCは+2%の55%のコンバージェンスはしているものの、並の株なら取り上げません。チョイと気障で変わった株故に注目。251K割れがあれば手を出さないこと。

・8937Human21
 OSCが34%→46%へ切り返しすぎ。明日の反動が心配。1577円が固ければ。

・1729三光ソフラン (決算延期、注意)
 OSCは28%→30%へ。以前として3月30日のOSC22%がベースライン。明日は意表をついて高めで出来高を伴って始まれば、4月2日の再来がなるかも知れません。明日の大穴候補。

以上です。明日は新興市場が持ちこたえるのかどうかの勝負時かと思います。
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底値掴みに失敗

2007-04-16 11:19:23 | 株に出会う
今週の市場は、日経平均の下落に引っ張られての新興市場の調整と予測しましたが、日経が上げたにも拘わらず、新興市場だけ年初来安値を更新しており、かなり深刻度が増しております。マザーズ指数のOSCが-8%の31%、ヘラクレス指数のそれは-5%の34%です。共に、3月19日のOSCに対して崖っぷちまで追い込まれております。ここから20%台への突入があれば、今度こそ中途半端なところからのリバウンドではなく、20%台の半ばまで落ち込んでの3番底を確認しないかぎり、もう狼少年もいいところです。

何だか、ノートパソコンのバッテリーの消耗度に似ております。中途半端な状態で「充電」すると、返って電池の寿命を縮めてしまうというものです。放電を完全に行わないといけません。

にもかかわらず、前場は3073ダイヤモンドダイニングを767Kで拾ってしまいました。その後+20K程に急伸したのですが、これは値幅が大きいため、リバウンド狙いの単騎の特攻隊が1つ2つ買い上がったためのものでした。その後は買値近辺でウロウロして、相場が少し上昇局面に入っても下げ続けるので、やむなく954Kで撤退。一方、9381エーアイティーで+4K抜きはしましたが、トータルではマイナスと冴えません。

とにかく、重大な局面を迎えました。今日売買しているのは、それらを承知の上での短期トレーダーだけと心得、引けにかけて明確なトレンドが見えるまでは、遊び程度に売買をしたいと思っております。

昨日、カナリア銘柄に指名した6730アクセルの動きが、今の新興市場を象徴しているかと思います。OSCはついに-4%の32%まで落ち、ここのところでは最低値更新です。
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明日の注目銘柄(4.16.07)

2007-04-14 14:27:21 | 明日のモニタリング銘柄
相場の現況は昨日のブログを参照して頂くこととして、明日の注目銘柄をスクリーニングしてみました。一応来週一杯を見通しての注目銘柄でもあります。

テクニカル用語の簡単解説

【底値狙い銘柄】

・3073ダイヤモンドダイニング
 指数値が今回の2連チャンのストップ高の前の水準を下回っての、上場来最低値更新です。大幅増収・増益を発表した9日以降の喧噪が嘘のよう。明日は767Kという下値が固いかどうかに注目。OSCはまだ47%で4日の34%からの上方乖離は60Kほどはあります。

・8937Human
 1625円という金曜日の安値ラインが死守できることが条件。市況次第では更なる下落リスクもあり。

・4293セプテーニ
 金曜日に筆者が96500円で降りましたが、その線で終わっております。OSCも+4%の39%と上げており、明日は95Kの底堅さが確認できれば動くかも知れません。引けでのプラ転確認買いでいいでしょう。

・6324ハーモニック・ドライブ・システムズ
 超安定株を1つ。大幅な反発は見込めません。その代わり大幅な下落もありません。唯一の手がかりはこの株にしては珍しく、前日にOSCを38%まで落としていることです。金曜日は+2%のコンバージェンス。昨年11月21日と10月12日の状況にそっくりです。3度目のジンクスがなるかどうか明日は10K越えの上昇があるかどうか注目です。明日の押し目狙い。651Kあたりまであれば反発必至か。

・4290プレステージインターナショナル
 小反発狙い。250Kが固いかどうかが焦点。上値は262K~266Kまで。

【順張り銘柄】

・6263プロデュース
 ちょっと気づくのが遅かったようですが、やっと長いトンネルから脱しようとしております。中期でのウォッチ銘柄。金曜日は出来高も急増。初動の3月29日の高値569Kはクリヤー。OSCは+2%の65%と高いのですが、一皮むけたのなら569Kを抵抗線として上を目指すかと思います。市況の急激な悪化で下げても25MAラインの520K前後で下げ止まる筈。

・9438エムティアイ
 癖株につき注意。但しOSCは+3%の35%と明確に反転。190Kまで行ってから182Kで終わっておりますが、174Kの前日安値は死守。問題は195Kあたりの壁を突き破るにはOSCを40%以上に上げるエネルギーが必要なことですが、この癖株にそれが残っているかどうか注目。明日はこんな癖株でないと市場の悪化に翻弄されるかも知れません。

・8894原弘産
 金曜日はついに息切れ。しかし最近の出来高と上げっぷりは見事。初動で乗るべきでした。株式新聞が取り上げた中国での風力発電ビジネス効果です。もう少し熱を冷ます必要がありますので、明日は少し押したからといって迂闊には手を出さないことです。指数値もまだ3連騰前の水準からは40Kほども高めです。しかし、一押しは買いという相場格言もあります。一応念のための注目です。必ず二の矢が近いうちに放たれるかと。いかに環境問題に市場も敏感かということの証左でしょうか。

【押されすぎ銘柄】

・2413ソネットM3
 OSC29%まで下落。この株20%台の前半まで押されたこともあり、ここ数日様子見。反転の明確なサイン待ち。

・9381エーアイティー
 指数値は安値更新。OSCは-7%の32%まで下落。300K割れから何処まで落ちて反転するか? 明日以降、291K、278Kという安値攻防戦に注目。

・1729三光ソフラン
 OSCを28%まで落としましたが、そろそろGU始まりに注意。3月30日の22%というOSCにはまだ間がありますが、高く始まれば気の早い方の買いが入るかも知れません。出来高次第。世の中が不穏な空気に包まれている時、こうした高齢者向けビジネスが意外と脚光を浴びたりするものなのです。ちなみに、筆者は高齢者ではありませんが、高齢者向けのビジネスを行っている(一見、善良そうな)会社に、いささか懐疑心を抱くひねくれ者です。(この会社がそうだと言っている訳ではありません。念のため)つまり、あらゆる「偽善者」に嫌悪感を持っているということですね。卑近なところでは、あの吉永小百合のおごそかぶったCFでの挙措(キョソ)など典型的です。筆者がCFプロデューサーなら、もっと早口言葉の歯切れの良い江戸っ子弁で、「キューポラのある町」(若い人へ、これは鋳物で有名な埼玉県川口市のことです。)での活気ある若々しい彼女の再降臨を狙い、世のいにしえのサユリストと若者の取り込みで一挙両得を狙います。このイメチェンのCFで、夢千代日記以来引きずってきた暗いイメージを払拭し、世の話題をさらう戦法を取ります。またまた余計なことを。。。。

・9436沖縄セルラー電話
 この株にしては珍しいOSC32%(-3%)まで下げました。後2日ほどは下げ基調かと思います。指数値もまだ22K分ほど高め。当面は333Kという3月6日の安値が意識されるところ。これを割り込んでからの復活局面で乗る手です。

・6730アクセル
 この株を、カナリア銘柄に推挙しておきます。炭坑の先端でガス漏れがあれば、いち早く察知して、いち早く死んでしまうという、世にも哀れなあのカナリアです。この株が300K近くまで押されるなら相場は3番底を付けるでしょう。もし反転するなら相場も反転するでしょう。そうした絶妙の位置に今はおります。チョイと後ろから押せば崖から転落死。チョイと憐れみをかければ息を吹き返すといった位置です。パチンコ用LSIの設計だけの業態から脱皮すれば株価も脱皮するのに、そこが悲しきカナリアの性です。パチンコ業界という居心地のよいところでずっと安逸な暮らしをしてきた?、篭の中の鳥、そのカナリアそっくりです。今になって篭の外に出たろころで、一体全体どこに向かって羽ばたけばいいのか??歌どころか「アクセル」の踏み方までも忘れたカナリアです。

・4080田中化学研究所
 いよいよ煮詰まって来ました。OSCは4月10日の25%を底にしての39%と上昇中。終値は下降中。つまりダイバージェンス度が強まっております。RSIは25%で安止まり中。山階鳥類研究所のような、この世の一切の穢れを超越したような無味乾燥な社名が、カタカナ文字の派手な新興企業に比べて、今1つ人気が続かない原因かも知れません。三光ソフランのように、何か意味不明のカタカナ文字を入れると良いかも知れません。あるいは山階に習って、皇室から役員を迎えるのも1つの手か?明日、920円に届くようなら一旦買いかと。

・2385総医研ホールディングス
 この株、もう息も絶え絶えです。早く抗疲労薬を世に出さないと、自身が疲労でぶっ倒れます。しかし、見方によってはあの金曜日の下げで100K割れを起こさなかったのは奇跡かも知れません。OSCも+1%の39%です。3月5日のように29%まで落とせば、強電流を流す心臓マッサージと同じで、この株、急遽蘇生するかも知れません。端で見ている親族(既存のホルダー)はその姿を見てショックでしょうが、あの世から連れ戻す手段としては致し方ありません。とにかく明日はご自身のこれまでの研究成果が試される時でしょう。

以上です。
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