南信州のりもの倶楽部♪

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機械は同じ機能なら簡単な構造の方が偉い

2012年01月26日 19時09分07秒 | 一般整備編
やぁ。なんか知らんけどバイク整備がやめられなくなってしまった「のりもの倶楽部」南信州版でございます。
ブログ始めた当初なんて覚えたての猿みたいに毎日更新してたけど、
最近はアレに近いもんがありますな。

さて、昨日も書いたと思うけどNSR50のレストアね。

キャブを掃除したんでせっかくだからエンジンをかけて様子を見たかったんだけど、
何が悪いのか知らんけどプラグが全然点火してくんないの。
仕方ないのでPOSHのCDIを使って点火回路だけの配線を作ろうと思いまして。
まぁ簡単に言うとNSRをレーサー化する時の配線になるって事かな。

ネットで調べたらその配線図はあったからそれを参考に簡単にまとめたのが上の写真、って言うかただの殴り書き。
このNSR50は前期型のジェネレータなので、それ用の配線図を書き起こしただけなんだけど、
CDIから出ている配線は全部で5本。
そのうちCDIからジェネレータに接続するのがパルスと点火用電源の2本だけで、
後はCDIから出ている黄色い配線をIGコイルのアースとは逆の端子に接続し、
緑色はIGコイルとジェネレータ含む全部をつなげる感じでアースを張り、
白い配線はアースさせるとエンジンストップ。
たったこれだけで点火用の回路は完成しちゃうのさね。

昔作った時は白い配線なんか接続せずにエンジンストップの時なんか、
ギアを入れてクラッチをパッと放してエンストさせてたっけなぁ。

この配線を既存のメインハーネスに配線を切って接続するのではなく、
純正のCDIだけ殺してただ単に割り込ませる形に配線すれば当然充電系の回路も使えるってことだよね。
高校生の時は大枚はたいてリミッターカットを買ってきてカプラーオンでしか配線出来なかったけど今は知恵が付いたなぁ。
当時こんな事知ってりゃかなりのセービングマネーができたと思うぞ。

この配線を組み込んで、もし火花が飛ばなかったらハーネスのどこかが断線してるんだろう。
生産から20年も経過してりゃ何が壊れても不思議はないし、
そもそもそんな昔のバイクって気もあまりしないなぁ。
今でも似たようなフレームでレーサーだけは作ってるくらいだし。

今日は配線図書いただけで他は何もしてないんだけど、
次に弄れるタイミングが来たらさっさと配線してみて点火だけでも確認できたら、
その時のバイタリティにもよるけど腰上だけでも空けて中を見てみたいんだよねぇ。
もしかしたらシリンダ内はサビサビでピストン交換とホーニングくらいはやらなきゃかもしんないし。
ん? だったら先にやれって? ごもっともだw

そんな訳で次には点火だけはしてると思うから、
タンクの錆取りも少しづつだけどやっていく予定。

それではまた見て下さいな。


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コメント (4)
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