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南信州のりもの倶楽部♪

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冬はつとめて

2013年02月02日 22時43分32秒 | 薪ストーブのある生活
現在の外の気温は8℃。雨降ったせいか2月にしては暖かいね。

まぁ、そんなには寒くないんだが、薪は山ほどあるからガンガン焚いてて、
今日のオカズはリンゴの木。
熾は力強いし真っ白い灰と相まって炉内は写真で見るより美しいのさ。

リンゴの木って燃え尽きてからの灰も美しく、
火を完全に落とすと炉内に雪が降ったように真っ白になり、
ドアを開けた時の風で羽毛のようにフワッと舞ってこれも綺麗なんだな。
だから俺はリンゴの木が大好きだ。

そう言えば皆は中学の古典で習った枕草子って覚えてるかなぁ?
春はあけぼのってヤツ。
俺もうる覚えなんだけど枕草子の一説に、
まぁ当然詳しくは覚えてないから俺的に訳すと、
「寒いから急いで火鉢に火を起こして熾になると真っ赤で綺麗だよな。
でも火が消えると灰が残るじゃん。アレって綺麗じゃないよね」みたいな話があったはず。

でも清少納言はきっとリンゴの木を焚いてないね。
もしリンゴの木を燃やしてたら枕草子はもう少し変わった書き方されてたかもしれないな。

俺の経験ではリンゴの他に桜や梨や桃など、
バラ科の木は灰が綺麗だと思う。
その反対に針葉樹は灰が汚くてまさに燃えカスって感じだが、
薪の王様と言われる楢はどうなんだろ?
去年少し焚いたんだが灰なんて気にしなかったからなぁ。

こんな事考えながらオーロラの炎を眺めつつ酒を飲む。
最高な大人の時間だと思うわ。

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