やぁ。冬は輝けないダメ男、「のりもの倶楽部」南信州版のお兄さんだよ。
この歳になって良く分かった。「冬は寒くてバイクやってらんねぇ」
10年以上前は真冬にCB1300SFのレストアをやったもんだけど、今はそんなん無理だわ…
仕事終わったらサッサと帰って薪ストーブにあたりたいもん。
その前に俺のCBってもうそんな昔から所有してんのか。
もうこのまま墓場まで一緒で良いかもね。
んで、冬は寒くってやってらんないので別の話なんだが、
俺って実は料理すんのが好きでさ、よく子供のために作ったりしてるのさ。
料理って手間や愛情をかければそれが必ず返ってくるもんだと思ってて、
これってバイク整備や薪作りと一緒で、
バイクは手間と愛情で高耐久になっちゃったり、
薪も手間かけて割って愛情を注いで乾かせば凄く暖かい。
ただバイクや薪って結果は感じる物でしかないけど、
料理って味となって返ってくる。
ここがリアルな所でもあるし面白いところでもある。
俺が今まで会って来た人でバイク好きか薪ストーブ好きは料理出来ないって人居なかった気がするな。
まぁ好き嫌いや得意不得意ではなく、出来ない事はないって人は居なかったと思うよ。
ただ料理ってお金かければ美味しい物が作れて当たり前、みたいな所があるけど、それじゃあ面白くない。
やっぱお金かけずにそこそこ美味しい物が作れればいいのさ。
毎日食うんだもん。一食の食費に大金は使えない。
そんな訳で、この地区のカリスマ主夫と言われる俺が、
簡単で安くて美味しい料理を、バイクやれない代わりに紹介していこうと思う。
そこでまず今日作ったのが「偽親子丼」
本物は鳥のモモ肉を使うんだけどそこそこ高いから、
代わりに1枚220円の半額で買ってきた山賊焼きをつかって親子丼を作ってみたアイデア料理だ。
ちなみに山賊焼きってのは長野県では有名だけど、
おおざっぱに言えば鶏むね肉の唐揚げ。
名前の由来は知らんけど信州のリアルバンディッド達はホントにこんなもん食ってたんかねぇ。
まず用意するのは山賊焼き一枚を半分にして薄く切った物と、
あとは卵一個と玉ねぎ1/4個のスライス。たったこれだけで、
味付けは麺つゆだけで行う。どう?簡単そうでしょ。
作り方は麺つゆを水で3倍に薄めた液体で山賊焼きと玉ねぎスライスを煮て、
良い感じになったら溶き卵をかけて半熟になったらご飯にのせれば出来上がり♪
お好みでネギや三つ葉をのせても美味しいよ。
玉ねぎを煮込むと甘みが出るから砂糖は使わなくても良い代わりに玉ねぎの料で甘さを調整してみよう。
完成はこんな感じ。
余った玉ねぎとネギ使ってあおさの味噌汁も同時進行で作ってみた。
味は想像通りの唐揚げ使った卵丼だけど、
100円以下でこのボリュームなら満足でしょ。
それに時間が経った山賊焼きって肉は硬くて美味しくないけど、
煮込んで柔らかくするから残り物処分として考えれば我ながら合格点だと思うよ。
ただ残念だったのが、この量を子供が食いきれるはずもなく、
ほとんど俺が頂いてしまったが…
なんか、いつも作りすぎちゃうんだよなぁ。
まぁこんな感じで料理を楽しんでいるが、
結局は子供に美味しく食べてもらいたいだけで作っているだけかもね。
例えば晩飯のメインが焼き魚だけだったらガッカリするけど、
焼き魚でなくて美味しい魚料理なら子供だって食べてくれると思うのよ。
こんな思いから色々研究して、失敗を検証ながらも頑張っておりますです。
このように俺が作る料理はたまらないほど美味しくはないけれど、
そこそこ美味くて安くまとまっていると思う。
だから男性諸君も「男子厨房に立たず」とか言ってないでレッツクッキング♪