
昨日だが山梨県の中華エンジン仲間であるF15BTSさんから凄い壊れ方をしたGPXエンジンの写真が届いて、
何とカム山が減って尖っているしロッカーアームも谷のように減ってしまっていたらしい。
原因はただの焼き付きでちゃんとオイルメンテはしていたみたいなんだが原因にもちゃんと理由がある。

オイルレベルゲージがモンキーの純正と交換されていたらしく、
このゲージをあてにするとオイル量は500ccほどしか入らないからオイル不足となってしまったようだ。

ちなみにコレは正規品のゲージでこれでオイルを入れるとクラッチまでちゃんとオイルに浸かるんだけど、
モンキー用だとクラッチが潤滑出来なくて板は減るしスラッジが凄く出る事になる。
ゲージを交換しちゃっただけでこれだからレベルゲージはちゃんとエンジンに付いて来た物を使って欲しい。
で、これは私の場合なんだがGPXのカバーを使っていた時はツーリングを頻繁にしていたためレベルゲージなんぞ見ずオイルを入れる口いっぱいまで入れて使っていた。
当然抵抗は増えるんだが気にならないレベルだし量が増えるから汚れるペースが遅くなり交換時期が伸びることになる。
まぁ真似しろとは言わないがオイルってホント大事だから量の確認はしょっちゅうだし、
エンジンのメンテなんてオイル交換くらいしか無いから乗る前とかは絶対行っていただきたい。
ちなみにブローしたエンジンはほぼ全損らしいから新品を買い直した方が安く済むと思われる。
オイルレベルゲージを交換しただけでこんな悲しい事になってしまいオーナーさんは気の毒だが、
次からはちゃんとしたゲージを使ってオイルメンテを行なっていただきたいね。