今日はロンシン125のフルパワー化エンジンを作っていて、その前にチェンジスピンドルを交換していた。
せっかくここまでバラしたからキックスピンドルの遊びを確認してみたんだが、
遊びが多過ぎて蹴りしろの半分くらいが遊びだった。
これじゃ始動が難しかっただろう。
このエンジンに限らずGPXなどもストッパーのポンチ位置が間違っている物がほとんどで、
今回のエンジンは2つ分ズラしてやっと適正位置になった。
GPXやロンシン125のキックタイプはCD90と同じCタイプと言うかラチェットタイプだから、
もし遊びが増えてしまったとしても調整は出来るんだけど、
中華エンジンの場合は組み立て間違いではなくポンチ位置が根本的に間違っちゃってるから買ってから調整してやるしかない。
この調整にはクラッチを取らないと出来ないからなかなか面倒なんだけど、
直ると蹴りしろが凄く増えてキックのトルクが強くかかるようになるから、
未だ調整せず使っている方は是非とも調整してもらいたいと思う。
ちなみに遊びを少なくし過ぎるとエンジン始動中にラチェットが擦れる音がするようになるから気を付けてもらいたい。
今年のイベントは何するか全く考えていないが、
多分何らかのエンジンをバラすか作ってると思うよ。