南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

ちょっと変わったパンク修理

2006年07月06日 15時12分07秒 | 自分で出来るメンテナンス編
普通、パンクと言えばチューブレスタイヤはタイヤ表面、チューブタイヤはチューブを外してその表面をパンク修理するのが一般的ですね。
しかし今回の患者さんは、なんと自分のKLX250、ついこの間19インチ化したばかりのリアタイヤからです。
バイクの取り回しがやたら重いので不思議がっていたところ、リアタイヤの空気がない事が発覚、早速パンク修理となりました。
しかし強化チューブですのでレバー引っ掛けただけで簡単に穴が空くとも思えず、それに自分で言うのもなんですが、僕がタイヤ交換したので誤ってパンクさせたとも思えません。
実際、チューブを外して空気を入れてみましたがどこからも空気漏れの音はしませんでした。



しょうがないので、空気を入れたチューブに石鹸水をスプレーしてみた所、バルブのナットの付け根から空気が漏れているのを発見しました。
写真では良く分かりませんがナットの頭あたりが泡立っています。
しかし、ここで困った。どうやって修理しようかと言う事です。
お手軽にアロンアルファで固めようとも思いましたが、昔にエアーのホースを車のフロントガラス用接着剤で修理したのを思い出し、早速挑戦してみました。
この接着剤は耐候性が良く、弾力も接着力も良いスグレモノです。
それに仕事でガラス交換をやるのでこの接着剤は売るほどあるんですよねー
(これが一番の理由…)



まず始めに接着剤を塗る所にプライマーを塗ります。これは下地処理剤で、これを塗らないと接着剤は簡単に剥がれてしまいます。



プライマーが塗り終わりました。プライマー自体に接着力は無く、しかも液体ですのでさらっとしていて軽い付け心地です。(何のナプ○ンのCMだ…?)



接着剤を塗っていきます。



塗り終わったら指先で綺麗に拭って、一晩乾燥させたら終了です。
まだ装着してはないのですが、空気漏れの状態が漏れているかいないか分からないくらいでしたのでこの方法で大丈夫だと思いますよ。今は別のチューブが付いていますので、気が向いたら付けてみようと思っています。
そのうちにテスト走行も兼ねて何処かへ行ってきますのでその時をお楽しみに!





























おまけ



バイクをジャッキアップする時に便利なのがチェーンブロックです。
悪友H君の会社からの頂き物ですが非常に重宝しますよ。
フロントはハンドルにタイベルトをかけてジャッキアップでき、リアはシートやカウルを外した時に出てくるフレームにベルトをかけてジャッキアップできます。
両方上げたい時にはレーシングスタンド共用で何とかなりますよね。
自分の首にベルトをかけて自分をジャッキアップするという粋な遊びもできますよ。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« KLX250のリア19インチ化に... | トップ | パンク修理 チューブ編 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
さては! (Too's)
2006-07-07 10:05:02
ビードストッパ入れないで、空気圧抜きまくりで林道走りましたね!?

↑こいつをやっちゃうと、間違いなくそこに負荷がかかります。



ついでにたまにあるのが、リムプロテクタ(でっかい輪ゴム)がずれたり切れたりして、リムとチューブがすれてバーストした事あります。

去年のGW。

街道沿いのコメリの駐車場でリア周り全部ばらして再度組んだけど。



ビードストッパ、面倒くさいけど入れるべきですかねえ。

因みにリムプロテクタ代わりに、ビニールテープを使ってます。

汚くなるけど、裂けるよりはマシ。

こういうノウハウの交換もしたいっすね!
返信する
なるほど (マサ)
2006-07-07 11:32:54
このチューブはKDXのホイールに付いていた物をそのまま使ったんです。

確かにビードストッパーは入ってませんでした!

前の使用者が痛めたんですかねー?

そう言えばついさっき修理したチューブ入れなおしたばかりなんですよ…

ついでにストッパー入れておけばよかった(涙

次回からは入れるようにしますね。



リムプロテクターの代わりにテープを使うってのも聞いたことありますよ。

でも、言われてみればそこまでこだわった事無かったです。

今度タイヤ交換する時に全部やってみますね!

ホント色々教えていただいてありがとうございます!

返信する