団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

「家事や育児は女性がするのが当然」という考えは、小学校の頃の教育から改めさせたいです。(笑)

2012-12-02 08:08:46 | 日記
今朝は寒いです。温度は1度ということで、氷点下になるのも真近です。

今朝のNHKニュースで”産後クライシス”という問題を取り上げていました。
ヒゲを剃りながら視ていましたので細かい内容は分からなかったのですが、「出産直後から妻の夫への愛情が急速に下がる」という実態を報道していました。
この期間に生じた不仲はその後の夫婦関係に長く影響することもあるようです。

NETで調べますと、NHKの「あさイチ」でこの問題をすでに取り上げており、
民間の調査機関ベネッセ次世代育成研究所がおよそ300人を対象に行ったところ、

<夫(妻)への愛情を実感する>
・妊娠期
男性・・・74.3パーセント
女性・・・74.3パーセント

・0歳児期
男性・・・63.9パーセント
女性・・・45.5パーセント

・1歳児期
男性・・・54.2パーセント
女性・・・36.8パーセント

・2歳児期
男性・・・51.7パーセント
女性・・・34.0パーセント

この結果を見ますと、妻の夫への愛情が時が経つにつれ、冷めていくのが読みとれます。
この原因の多くは、男性側が「家事や育児は女性がするのが当然」と思っていて、妻へのねぎらいが低く、育児参加も低いため妻の愛情が下がる傾向にあるようです。

産後クライシスの克服方法として

1.自分が何をして欲しいかを言葉で伝えている。

『男の人は察する事ができない。だから言葉で伝えよう』

2.家事協力してくれた夫をほめる

3.家事をした場合に『6割でOK』と考える

女性がその完成度に不満をぶつける事で男性のやる気を削いでしまうことがある。

以上 3点があげられていました。納得できます。(笑)

「里帰り出産に意外な落とし穴あり」ということも書かれていました。

「里帰りをすると夫が父親としての実感を抱きにくくなる」との傾向が浮かび上がり、里帰り男性の父性を阻害する恐れがあるとのことです。

男性は仕事で昼間は家事や育児をやれないので、生まれたばかりの赤ちゃんを昔からの風習であたりまえのように里で出産するケースが多いのですが、これも問題があるとは思いもしませんでした。これをなくそうと思えば、一ヶ月くらい育児休暇をとれる社会の応援体制が必要に思いますが?

「男は敷居をまたげば七人の敵がある」という言葉があります。
ようするに”男は社会に出ると7人もの敵がいて大変だ”ということだと思いますが、この言葉で男性は家事や育児をせず、仕事だけを一生懸命すれば良いという隠れ蓑になっているのではと思っています。
私も子供の頃 学校で先生から「男は敷居をまたげば七人の敵がある」言われ、男というものはそうなんだと思いました。(笑)
これでは私達の時代の女性は苦労した筈です。

私は家事や育児に非協力的でしたので言う資格は持っていませんが、あえて言わせて頂きますと、やはり産後は女性の一番大変な時ですので、男性は家事や育児に積極的に取り組むべきですし、社会もそれをバックアップしてくれる体制ができていると良いですね!

「家事や育児は女性がするのが当然」という考えは、小学校の頃の教育から改めさせたいです。(笑)


【いつまでも変わらぬ愛を】 織田哲郎
コメント (8)
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