昨日の中日新聞に「9条にノーベル賞を」というタイトルで神奈川県の女性が紹介されていました。
「憲法九条に平和賞」のアイデアを思いついたのは、神奈川県座間市の主婦 鷹巣直美さん(37)。
一昨年、欧州連合(EU)が「地域の統合により、国家の和解と平和を進めた」として平和賞に選ばれたことから、
「戦後七十年近くも日本に戦争をさせなかった九条にも資格がある」とひらめいた。
安倍政権が改憲への動きを活発化する中、「受賞すれば九条を守れる」と思ったことも大きかった。
「社会問題に無関心な学生」だった鷹巣さんを変えたのが、留学先のオーストラリアで出会った各国の難民だった。
戦火や暴力で心身共に深く傷つき、それでも立ち上がろうとする姿。
「戦争に巻き込まれずにすんでいるのは平和憲法のおかげだ」と実感した。
七歳の長女と一歳の長男の子育ての傍ら、昨年一月からネット上で「九条にノーベル平和賞を」という
キャンペーンを始めた。
集めた署名は、ノルウェーのノーベル委員会に随時送った。しかし、委員会からはメールで「個人か団体に授与するもので
憲法のように抽象的なものは候補になれない」との返信があった。
九一年に「第九条の会」を米国で立ち上げたオハイオ大名誉教授のチャールズ・オーバービー氏(87)が過去に
推薦しようとしたが、鷹巣さんと同じ理由で委員会から断られていた。
鷹巣さんは諦めなかった。思案の末、「九条を保持している日本国民」という枠組みを考えつく。
鷹巣さんが地元の団体に話したところ、賛同する市民らによる実行委員会が昨年八月に発足した。
石垣義昭共同代表(72)と、メンバーの岡田えり子さん(53)は「最初は受賞なんてできるのかと感じたが、
署名を集めるうちに、それだけの価値が十分にあると確信するようになった」と口をそろえる。
ノーベル平和賞のノミネートには、推薦人が必要となる。資格があるのは各国の国会議員や閣僚、大学の学長、
社会科学や歴史学など一定分野が専門の教授。
平和や外交政策の研究所長、国際裁判所裁判官、過去の受賞者やノーベル委員会の関係者も有資格者だ。
「実現性はある」と大学教授らに協力を呼びかけると、推薦人が集まり始めた。
その一人、、勝村弘也・神戸松陰女子学院大教授(聖書学)は「戦争に直接関わらない国は世界で珍しい。
それを改憲で崩そうとする動きに、若い人の関心が希薄すぎると感じる。
こうした活動は日本社会がよって立つ土台を見直す機会になる」と評価する。
ノーベル平和賞の推薦締め切りは二月一日。昨年は二百五十九の個人・団体がノミネートされた。
多くの推薦人が多様な理由で推薦することと、賛同する人の署名が多いほど、委員会へのアピールになるという。
詳しくは「「憲法9条にノーベル平和賞を』実行委員会」の署名サイト(http://chn,ge/1bNX7Hb)へ。
この鷹巣さんって、頭がいいですね!
第九条が安倍内閣によって改憲されようとしているにもかかわらず、何も打つ手がないと思っていました。
が、「憲法九条がノーベル賞」受賞となれば、安倍内閣もちょっと困ったことになると思います。
まさかノーベル賞を受賞した憲法九条を簡単には改憲出来ないでしょう。
私も署名しようと思います。
池上線 西島三重子 1996 詞:佐藤順英 曲・西島三重子 昭和51年1976
「憲法九条に平和賞」のアイデアを思いついたのは、神奈川県座間市の主婦 鷹巣直美さん(37)。
一昨年、欧州連合(EU)が「地域の統合により、国家の和解と平和を進めた」として平和賞に選ばれたことから、
「戦後七十年近くも日本に戦争をさせなかった九条にも資格がある」とひらめいた。
安倍政権が改憲への動きを活発化する中、「受賞すれば九条を守れる」と思ったことも大きかった。
「社会問題に無関心な学生」だった鷹巣さんを変えたのが、留学先のオーストラリアで出会った各国の難民だった。
戦火や暴力で心身共に深く傷つき、それでも立ち上がろうとする姿。
「戦争に巻き込まれずにすんでいるのは平和憲法のおかげだ」と実感した。
七歳の長女と一歳の長男の子育ての傍ら、昨年一月からネット上で「九条にノーベル平和賞を」という
キャンペーンを始めた。
集めた署名は、ノルウェーのノーベル委員会に随時送った。しかし、委員会からはメールで「個人か団体に授与するもので
憲法のように抽象的なものは候補になれない」との返信があった。
九一年に「第九条の会」を米国で立ち上げたオハイオ大名誉教授のチャールズ・オーバービー氏(87)が過去に
推薦しようとしたが、鷹巣さんと同じ理由で委員会から断られていた。
鷹巣さんは諦めなかった。思案の末、「九条を保持している日本国民」という枠組みを考えつく。
鷹巣さんが地元の団体に話したところ、賛同する市民らによる実行委員会が昨年八月に発足した。
石垣義昭共同代表(72)と、メンバーの岡田えり子さん(53)は「最初は受賞なんてできるのかと感じたが、
署名を集めるうちに、それだけの価値が十分にあると確信するようになった」と口をそろえる。
ノーベル平和賞のノミネートには、推薦人が必要となる。資格があるのは各国の国会議員や閣僚、大学の学長、
社会科学や歴史学など一定分野が専門の教授。
平和や外交政策の研究所長、国際裁判所裁判官、過去の受賞者やノーベル委員会の関係者も有資格者だ。
「実現性はある」と大学教授らに協力を呼びかけると、推薦人が集まり始めた。
その一人、、勝村弘也・神戸松陰女子学院大教授(聖書学)は「戦争に直接関わらない国は世界で珍しい。
それを改憲で崩そうとする動きに、若い人の関心が希薄すぎると感じる。
こうした活動は日本社会がよって立つ土台を見直す機会になる」と評価する。
ノーベル平和賞の推薦締め切りは二月一日。昨年は二百五十九の個人・団体がノミネートされた。
多くの推薦人が多様な理由で推薦することと、賛同する人の署名が多いほど、委員会へのアピールになるという。
詳しくは「「憲法9条にノーベル平和賞を』実行委員会」の署名サイト(http://chn,ge/1bNX7Hb)へ。
この鷹巣さんって、頭がいいですね!
第九条が安倍内閣によって改憲されようとしているにもかかわらず、何も打つ手がないと思っていました。
が、「憲法九条がノーベル賞」受賞となれば、安倍内閣もちょっと困ったことになると思います。
まさかノーベル賞を受賞した憲法九条を簡単には改憲出来ないでしょう。
私も署名しようと思います。
池上線 西島三重子 1996 詞:佐藤順英 曲・西島三重子 昭和51年1976