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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

守り続けていきたい集落、失いたくない風景。故郷愛に満ちた男のロマンの物語

2014-10-27 14:00:06 | 日記
ビデオで録画しておいた「人生の楽園」スペシャル番を昨日視ました。
どちらかと言うと定年後に実践される男性の夢を、番組は追いかけています。
この番組をよく視ますが、ほんとうに「人生の楽園」だろうか?と疑問に思うことも
たびたびあります。
特に定年後、田舎でそば屋を始める方が多いです。
こんな田舎にほんとうにそばを食べてきてくれるお客さんが、何人もいるのかな?と
思えるような場所でお店を開店する方が多いです。

ところで今回はスペシャル番組として、3名の方の「人生の楽園」を紹介されていました。
最後に放送されたのは、大沢集落に民宿を立ち上げた66歳の男性の「人生の楽園」でした。
下記がその放送内容です。

~“天空の里”の農家民宿~

舞台は静岡県浜松市水窪町。川に沿って山道をひたすら登ると、山の斜面にへばりつくようにたたずむ大沢集落があります。“天空の里”とも称されるこの地で農家民宿を始めたFさん(66歳)が主人公です。
大沢集落で生まれ育ったFさんは、中学を卒業後、農業をしていました。28歳のときに山を下り、磐田市の会社に就職しました。定年後、集落に戻ってみると、過疎が進み高齢者ばかりになっている姿にがく然としました。故郷に活気を取り戻そうと、Fさんはたった一人で地域おこしを決意。その一環として去年、「農家民宿H」 をオープンしました。
守り続けていきたい集落、失いたくない風景。故郷愛に満ちた男のロマンの物語です。

「故郷愛ならば俺たちだって…」と“楽園の旅人”に名乗りをあげたのは、栃木愛にあふれるU字工事です。「農家民宿 H」に宿泊体験。かまどで炊くごはんから、地元在来のじゃがいも、とうもろこしを使った料理を自炊しました。
さらに地域おこしを手伝おうと、山々を一望できる場所にベンチを作りました。このベンチは「天空癒しのベンチ」として集落の名所になりました。

この大沢集落には3軒5名の方がいらっしゃるだけです。
ほとんどの方が80歳以上で、とても守り続けることができるような集落には思えませんでした。
テレビでは詳しく報じませんでしたが、Fさんは会社時代に結婚された奥様とは別れられていて、今はフィリッピン人の31歳の奥様と5歳の娘さんを伴って故郷の集落に戻り、農家民宿を始められたのです。
800メートルぐらいの山にある集落で、山を削ってできた畑は道が狭くて足を踏み外したら谷底まで落ちてしまうようなこわい場所です。
フィリッピン人の奥様も、こんな山奥には住みたくない?のではと思ってしまいました。
5歳のお子様は小学校の通学はどうするのかな?子供は他に見当たらない!
何が「人生の楽園」か!と思ってしまいました。

男のロマンって、何かとんでもない勘違いのような気がしました。
10年後のF家の姿を視てみたいです。




さよなら - オフコース
コメント (10)
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