昨日 かみさんが「中日新聞に良い記事が載っているよ」と言って、その記事の所を開いてくれました。

おじいさんの写真が写っていました。
内容を読もうとしましたら、きたやま おさむという名前が目に入ってきました。
「え~、あのフォークルで精神科医の北山修! どこのおじいちゃんかと思った。」と、かみさんに言いました。
以前フォークルを再結成してコンサートをされた時にテレビでその模様を見ましたが、
もっと若々しく思えたのですが。
かみさんが「病気でもされたかも知れないね」と、言いました。
私もそうかも知れないと思いました。
文章は私が学生時代尊敬にも似た気持ちで憧れていた北山さんそのものの文章でした。
ザ・フォーク・クルセダーズ時代から考えが一貫していて嬉しかったです。
北山さんの文章は、「熟考せず危うい決断」という表題で書かれていました。
特定秘密保護法や安全保障関連法の成立をめぐる慌ただしさを見ていると、
安倍政権はぱっと決断しないと物事が解決しないという強迫観念を抱いているように感じる。
潔さを尊ぶ日本の精神を表すかのようだが、どっちつかずのまま決断しない中途半端さこそが
大事だと強調したい。
私たちは戦後七十年間、
さまざまに評価が分かれる憲法九条の線上で、日本的な平和を築いてきた。
それを象徴する存在が自衛隊だ。
「戦力」と位置付けなかったのは、私たちに戦争中の反省や罪悪感が記憶として残っているからだ。
湾岸戦争時には「カネだけ出して何もしない」と他国に批判された。
だが、日本は同じ立場を貫いてきた。
そんなに「未熟な状態」なのか。
弱い者ほど外部の目で自分を評価する。
共同体から外されても、内なる孤独に強くならないといけない。
安倍晋三首相は、今国際的な脅威を訴え「大変だぞ、どうするんだ」という
問いを突きつけてきている。
問題は山積しているし、片付けていかなければならない。
だが、良いアイデアが浮かぶまでには時間がかかるし、
一生懸命考えて答えが出ないこともある。
熟考せず、決断ばかり優先すれば、その場の空気に流されかねない。
東京電力福島第一原発事故にしても、何もなかったように
他の原発は再稼働している。
本当に正しいのか。
国がとる態度は、国民一人一人の意思の総和であるべきだ。
国の意思を優先させるような論理には反対だ。
かって「戦争を知らない子供たち」という曲の作詞を手掛け
「私に残っているのは涙をこらえて歌うことだけさ」と書いた。
有事になれば「歌っている場合か」という声にかき消されるだろう。
それでも、小さな声で歌い続けていたい。
「今時ここまで書く人は少なくなった」と、かみさんが言っていました。
きたやま おさむさんには、これからも大いに発言してほしい。
映画「独裁者」で、チャップリンは、ヒットラーの真似をして演説をし、
その後、民衆はヒットラーが演説すると、チャップリンの「独裁者」の映画を思い出し、
笑う為に、ヒットラーが演説をしづらくなったように。(笑)
あの素晴らしい愛をもう一度 ザ・フォーク・クルセダーズ 2002

おじいさんの写真が写っていました。
内容を読もうとしましたら、きたやま おさむという名前が目に入ってきました。
「え~、あのフォークルで精神科医の北山修! どこのおじいちゃんかと思った。」と、かみさんに言いました。
以前フォークルを再結成してコンサートをされた時にテレビでその模様を見ましたが、
もっと若々しく思えたのですが。
かみさんが「病気でもされたかも知れないね」と、言いました。
私もそうかも知れないと思いました。
文章は私が学生時代尊敬にも似た気持ちで憧れていた北山さんそのものの文章でした。
ザ・フォーク・クルセダーズ時代から考えが一貫していて嬉しかったです。
北山さんの文章は、「熟考せず危うい決断」という表題で書かれていました。
特定秘密保護法や安全保障関連法の成立をめぐる慌ただしさを見ていると、
安倍政権はぱっと決断しないと物事が解決しないという強迫観念を抱いているように感じる。
潔さを尊ぶ日本の精神を表すかのようだが、どっちつかずのまま決断しない中途半端さこそが
大事だと強調したい。
私たちは戦後七十年間、
さまざまに評価が分かれる憲法九条の線上で、日本的な平和を築いてきた。
それを象徴する存在が自衛隊だ。
「戦力」と位置付けなかったのは、私たちに戦争中の反省や罪悪感が記憶として残っているからだ。
湾岸戦争時には「カネだけ出して何もしない」と他国に批判された。
だが、日本は同じ立場を貫いてきた。
そんなに「未熟な状態」なのか。
弱い者ほど外部の目で自分を評価する。
共同体から外されても、内なる孤独に強くならないといけない。
安倍晋三首相は、今国際的な脅威を訴え「大変だぞ、どうするんだ」という
問いを突きつけてきている。
問題は山積しているし、片付けていかなければならない。
だが、良いアイデアが浮かぶまでには時間がかかるし、
一生懸命考えて答えが出ないこともある。
熟考せず、決断ばかり優先すれば、その場の空気に流されかねない。
東京電力福島第一原発事故にしても、何もなかったように
他の原発は再稼働している。
本当に正しいのか。
国がとる態度は、国民一人一人の意思の総和であるべきだ。
国の意思を優先させるような論理には反対だ。
かって「戦争を知らない子供たち」という曲の作詞を手掛け
「私に残っているのは涙をこらえて歌うことだけさ」と書いた。
有事になれば「歌っている場合か」という声にかき消されるだろう。
それでも、小さな声で歌い続けていたい。
「今時ここまで書く人は少なくなった」と、かみさんが言っていました。
きたやま おさむさんには、これからも大いに発言してほしい。
映画「独裁者」で、チャップリンは、ヒットラーの真似をして演説をし、
その後、民衆はヒットラーが演説すると、チャップリンの「独裁者」の映画を思い出し、
笑う為に、ヒットラーが演説をしづらくなったように。(笑)
あの素晴らしい愛をもう一度 ザ・フォーク・クルセダーズ 2002