団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

開けゴマ!

2019-02-08 06:38:06 | 日記
 コメント欄は閉じてます。




 中日新聞の「中日春秋」というコラム欄の記事から。



 命懸けの場面で、肝心の言葉が出てこない。
おなじみ「アリ・ババと40人の盗賊の物語」に、アリ・ババの兄の挿話がある。
弟から聞き出した呪文で洞窟に入り、財宝をかき集める。
脱出のとき、忘れるなと念押しされていたはずの呪文の一語を忘れた。
あろうことか「開けゴマ」の「ゴマ」である。

 あわてて「大麦」と叫んでももちろん扉は開かない。
「小麦」「エンドウ豆」も、ほかの穀物もダメ。
結局、現れた盗賊の手にかかってしまう。

 現代の呪文を思わせるパスワードを巡って、似たような怖さが今も存在しているようだ。
カナダで最大という仮想通貨交換所の経営者が急死した。
現地などの報道によると、顧客の仮想通貨を個人的なパソコンに保管していた。
専門家の努力にもかかわらず、この中の仮想の財布が開かない。

 パスワードや開く手順を、妻らにも伝えていなかったためという。
開かない扉の向こうにあるのに、引き出せない額、日本円にして150億円である。
業者は経営に行き詰まった。
「永遠に取り出せないかもしれない」とみる専門家もいる。

 仮想通貨にも大金にも縁遠い身ながら、肝心なときにパスワードが出てこず、
あせった覚えなら何度か。
怖さに少しうなずける。

 呪文のようにいろんな扉は開けられるが、ちゃんと管理しないと怖いものだと、
現代の技術について語る逸話に思えてくる。


 以上です。


>おなじみ「アリ・ババと40人の盗賊の物語」に、アリ・ババの兄の挿話がある。

「アリ・ババと40人の盗賊の物語」は、子供の頃 寝る前にお手伝いさん(実家が商売をしていたので)に、
絵本を読んでもらい、かすかに覚えています。

 「アリ・ババの兄の挿話がある。」、こちらは覚えがないです。
「開けゴマ!」とは、よく言っていました。(笑)


>現地などの報道によると、顧客の仮想通貨を個人的なパソコンに保管していた。

とんでもない経営者ですね。
仮想通貨という最新の通貨を扱っているのに、セキュリティー管理は最悪です。
世の中 いろんな仮想通貨が出回っていますが、まさかこのようなセキュリティー管理を
している経営者は、他にはいないでしょうね?

 パスワードがわからなくなってしまうことは、私も経験があります。
やはり管理が杜撰だからでしょうね。
もっとしっかり管理しなければと思いました。








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コメント
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