昨日のブログに書いたように、新しい電話機にしました。
相手から電話がかかると「録音させていただきます」というメッセージが流れるようです。
私はアップルの相談室にたまに電話しますが「恐れ入りますが、この内容を録音させていただきます」と言うメッセージが流れます。
それと同じですね。
このメッセージで、半分ぐらいは詐欺電話を防げるような気がします。
詐欺グループは、録音されるのを嫌がるでしょうから。
そういえば息子が学生で家にいた時、「よく女の子から電話がかかって来たな」と、かみさんに言いました。
いかにも友達のように装って。
「〇〇(息子の名前)君、いますか?」
私は女の子ですので気を使って「いません、帰ってきたら電話させましょうか」と答えていました。
息子が帰って来たので「〇〇さんから電話があった」と言うと、息子は「そんな女の子、知らない」と言いました。
友達を装って、何かを売りたいようでした。
あの頃、宝石を学生に売りつける詐欺電話がありましたので、その類いなんでしょうか?
かみさんが「そう言えば、息子の友達を装って百科事典を売りつけようとした若い男がいた」。電話を切った後、おかしいと思いすぐにリダイヤルしてその男が出たので「若いのにそんな詐欺のようなバイトをするな!」と叱ってやったと言いました。
かみさんには、「参った」と思いました。
若い頃、新宿の喫茶店でバイトしていました。
サッカーの釜本さんのお姉さん?という方がリーダーになって、若い男女にブリタニカの百科事典を売るように指示されていました。
買いそうなお客さんを見つけると、私が働いている喫茶店に連れて来てブリタニカの百科事典を売り込むのです。
一式買うと、相当な値段だったと思います。
私が思うには、その頃の金額で30万円ぐらいしたのでは?
相当な価格で、購入された方は支払うのに苦労されたのでは。
あの頃、居間に百科事典を飾るのが、一種のステータスのようでした。
私は、そんな高価なものを買ったことはありませんが。
ネスカフェのCMで、コーヒーを飲みながら「違いのわかる男」と、有名人が出ていたCMがありました。馴染みの音楽と共に。
その居間のバックに百科事典一式が置かれていたように思います。
Righteous Brothers -- Unchained Melody (Live, 1965) (Picture and Sound Restored)