「七日間」
作:宮本容子
神様お願い この病室から抜け出して
七日間の元気な時間をください
一日目には台所に立って
料理をいっぱい作りたい
あなたが好きな餃子や肉味噌
カレーもシチューも冷凍しておくわ
二日目には趣味の手作り
作りかけの手織りのマフラー
ミシンも踏んでバッグやポーチ
心残りがないほどいっぱい作る
三日目にはお片付け
私の好きな古布や紅絹(もみ)
どれも思いが詰まったものだけど
どなたか貰ってくださいね
四日目には愛犬連れて
あなたとドライブに行こう
少し寒いけど箱根がいいかな
思い出の公園手つなぎ歩く
五日目には子供や孫の
一年分の誕生会
ケーキもちゃんと11個買って
プレゼントも用意しておくわ
六日目には友達集まって
憧れの女子会しましょ
お酒も少し飲みましょか
そしてカラオケで十八番を歌うの
七日目にはあなたと二人きり
静かに部屋で過ごしましょ
大塚博堂のCDかけて
ふたりの長いお話しましょう
神様お願い七日間が終わったら
私はあなたに手を執られながら
静かに静かに時の来るのを待つわ
静かに静かに時の来るのを待つわ
ある方のブログを拝読していましたら、上の詩が紹介されていました。
以前 朝日新聞に掲載された詩のようです。
「妻が願った最期の「七日間」
宮本英司(神奈川県 71)
1月中旬、妻 容子が他界しました。入院ベッドの枕元のノートに「七日間」と題した詩を残して。
妻は昨年11月、突然の入院となりました。すぐ帰るつもりで、身の回りのことを何も片付けずに。そのまま不帰の人となりました。
妻の願いは届きませんでした。詩の最後の場面を除いて。
「私はあなたに手を執られながら 静かに静かに時の来るのを待つわ」
容子。2人の52年、ありがとう。(2018/03/09付「朝日新聞」より)
以上です。
以前にもブログに書きましたが、このシチュエーションは勘弁して欲しいです。
逆のシチュエーションで逝きたいです。
大塚博堂 ♪ 過ぎ去りし想い出は
作:宮本容子
神様お願い この病室から抜け出して
七日間の元気な時間をください
一日目には台所に立って
料理をいっぱい作りたい
あなたが好きな餃子や肉味噌
カレーもシチューも冷凍しておくわ
二日目には趣味の手作り
作りかけの手織りのマフラー
ミシンも踏んでバッグやポーチ
心残りがないほどいっぱい作る
三日目にはお片付け
私の好きな古布や紅絹(もみ)
どれも思いが詰まったものだけど
どなたか貰ってくださいね
四日目には愛犬連れて
あなたとドライブに行こう
少し寒いけど箱根がいいかな
思い出の公園手つなぎ歩く
五日目には子供や孫の
一年分の誕生会
ケーキもちゃんと11個買って
プレゼントも用意しておくわ
六日目には友達集まって
憧れの女子会しましょ
お酒も少し飲みましょか
そしてカラオケで十八番を歌うの
七日目にはあなたと二人きり
静かに部屋で過ごしましょ
大塚博堂のCDかけて
ふたりの長いお話しましょう
神様お願い七日間が終わったら
私はあなたに手を執られながら
静かに静かに時の来るのを待つわ
静かに静かに時の来るのを待つわ
ある方のブログを拝読していましたら、上の詩が紹介されていました。
以前 朝日新聞に掲載された詩のようです。
「妻が願った最期の「七日間」
宮本英司(神奈川県 71)
1月中旬、妻 容子が他界しました。入院ベッドの枕元のノートに「七日間」と題した詩を残して。
妻は昨年11月、突然の入院となりました。すぐ帰るつもりで、身の回りのことを何も片付けずに。そのまま不帰の人となりました。
妻の願いは届きませんでした。詩の最後の場面を除いて。
「私はあなたに手を執られながら 静かに静かに時の来るのを待つわ」
容子。2人の52年、ありがとう。(2018/03/09付「朝日新聞」より)
以上です。
以前にもブログに書きましたが、このシチュエーションは勘弁して欲しいです。
逆のシチュエーションで逝きたいです。
大塚博堂 ♪ 過ぎ去りし想い出は
>素晴らしい覚悟
七つの覚悟ですね。
よく推し量ることが出来たと感心します。
最期の7日間の願い、どれも奥様の思いがこもっていましたね。
>最後の二行が感動を呼びます。
私はあなたに手を執られながら
静かに静かに時の来るのを待つわ
奥様の最後の願い。
実現できてよかったです。
よく推し量ることが出来たと感心します。
最後の二行が感動を呼びます。
私はあなたに手を執られながら
静かに静かに時の来るのを待つわ
>いずれにしても悔いのない人生を送りましょうという事でしょう
そうだと思います。
>むしろいい人生だったとご主人に感謝してたんじゃないかと思えてなりません
そして最後に一番の願いだったことが実現できた。
僕は感謝の詩だと思います。
あれこれやりたいことがあったようですが、一番の願いだけが実現できたようです。
でも、お子様もお孫さんもこの方の思いが分かって感謝されていると思います。
>ジィ~んと・・・。
生まれたなら一日、一日、死が近づいているのですけど
自覚してはいないですが、間違いなく1日、1日死が近づいていますね。
>余命宣告を受けたなら・・・と思うと
そんな気持ちってなってみなければ想像もつきません。
そんな日がやってくることを想定して
一日、一日を大切に過ごさなければ・・・と思いました^^
何気なく日々を過ごしていますが、考えてみれば貴重な1日ですね。
1日、1日を大切にしていきたいですね。
でもこの方は最後の7日間。理想の7日間を記されたのですが決して悔いがあったんじゃないと思います
むしろいい人生だったとご主人に感謝してたんじゃないかと思えてなりません
そして最後に一番の願いだったことが実現できた。
僕は感謝の詩だと思います。
生まれたなら一日、一日、死が近づいているのですけど
余命宣告を受けたなら・・・と思うと
そんな気持ちってなってみなければ想像もつきません。
そんな日がやってくることを想定して
一日、一日を大切に過ごさなければ・・・と思いました^^
masaさん、ありがとうございます☆.。.:*・°^ー^.。.:*・°☆
>この方の7日間とは多少違いはあっても残してゆく家族への思い
自分自身がし残したことへの思いや後悔
いろいろなことが頭をよぎります
あれもしたい!
これもしたい!
と思うと、7日間は短すぎるかな。
>理想の形ですが、あとのことを考えると私もこれは主人と私の立場は逆でなければ・・・と思ってしまいます
逆の方が残された家族にとっては良いと思います。
お父さんの悲しみを見るのも辛いでしょうし、お母さんとの暮らしの方が過ごしやすいと思いますから。
この方の7日間とは多少違いはあっても残してゆく家族への思い
自分自身がし残したことへの思いや後悔
いろいろなことが頭をよぎります
愛する人に手をとられ静かに旅立つ・・
理想の形ですが、あとのことを考えると私もこれは主人と私の立場は逆でなければ・・・と思ってしまいます
>心に響きました。
悲しい詩だけど、
良い詩だなあと思います。
詩を書かれた女性の思いが伝わりますね。
>くちこも、先に逝くとしたら、家族に詩を遺して逝きたいなあ、とも。
本当に、逝く前は、誰にでも、一週間、貰えたら良いのになあと思います。
1週間って短く思えますが、大切な人とのお別れができる時間ですね。
この方は1週間という時間を神様から与えられなかったようで残念です。
でも一番愛するご主人に手をとられながら亡くなったのは幸せだったと思います。
悲しい詩だけど、
良い詩だなあと思います。
くちこも、先に逝くとしたら、家族に詩を遺して逝きたいなあ、とも。
本当に、逝く前は、誰にでも、一週間、貰えたら良いのになあと思います。
ロサンゼルスは午後の2時頃かな?
お忙しいところ、わざわざコメントありがとうございます。
ご子息とお孫さんに別れを告げられたのですね。
ご子息とお孫さんは関西方面にお帰りですか。
オレンジさんが無事成田に帰られるのをお待ちしています。
成田空港に迎えに行けなくて申し訳ないです。(笑)
全然違う意味で、先程息子と孫娘と空港ないで「さよなら」したら私が涙してしまったのです(あちらは関空こちらは成田へ)
これからANA で帰ります。
ロサンゼルス空港より