中日新聞の「くらしの作文」に「警察沙汰?」というタイトルで、69歳の女性が投稿されていました。
「65歳以上のお客さまは、警察に連絡させていただきます」と、銀行員の女性がにこやかに笑っておっしゃいました。
私は、何事が起こっているのか分からず、唖然としました。
ちょっと大きな買い物をし、年末年始の生活費も必要だったので、虎の子の定期預金を解約したのです。
運転免許証を見せたら、コピーまでされたので、私が本人だと確認できた筈なのに、どうして? 私が頑張って貯めたお金なのに、どうして?
何がなんだか分からないうちに、警察の方と電話口で話をする羽目になりました。
警察の方は「何に使いますか?」「どうして現金が必要ですか?現金を持ち歩くのは危険です」「振り込みにできませんか?」と、矢継ぎ早に問いかけてきます。
私は、給料もボーナスもないから、生活費が必要だと説明して許してもらいました。
許してもらうは大袈裟かもしれませんね。
警察の方も特殊詐欺の被害に遭わないようにと熱心にご指導されているのですもの。
私事で大切なお仕事の時間を奪い、申し訳なく思っています。
詐欺がなければ、警察の方のお手を煩わせることはありません。
特殊詐欺をしているあなたへ。
子や孫の幸福と健康を願い、一生懸命生きている老人を騙さないでください。
おばあさんのお願いです。
以上です。
私も7、8年前に投稿者さんと同じ目に会ってます。
ある銀行の定期を解約して、この銀行より少しだけ金利が高い銀行に乗り換えようとしました。
定期預金を解約して引き出す時に、女子行員さんから別の席に移るように言われかみさんと別の席に移動しました。
女子行員さんが、警察に電話されました。
繋がったようで、電話機を私に渡されました。
私は「少しばかり金利の高い銀行に乗り換えようと思います」と言ったところ、納得されました。
警察の同意を得たので、女子行員さんから現金を頂きました。
早速金利の高い銀行へ持ち込みました。
ネットで事前に高額なお金を引き出す時には、警察官の質問を受けなければいけないと言うことを知っていました。
ダイジョウブ