団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

世の中には、このような男性もいらっしゃるんですね。

2025-01-11 02:25:37 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「糠漬け」というタイトルで、92歳の男性が投稿されていました。

 認知症の妻とのマンション生活が6年目に入りました。

 当初はマンションに慣れず、誤操作や鍵を忘れるなどで部屋に入れなかったことも。

 それに加えて家事や妻の介護に追われて全く落ち着かない生活でした。

 ある日、妻が「おとうさん、私、久しぶりに糠漬けが食べたいわ」と言いました。

 早速コンビニとスーパーに行きましたが、ありません。

 子どもの頃、祖母が作っていたのを思い出し、家で作ることにしました。

 糠はフライパンで熱して殺菌し、塩と昆布を入れて熱湯でこね、ポリ容器に入れます。

 発酵するまで1週間ぐらい。

 試しに細かい胡瓜を入れたところ、翌朝には浅漬けができていました。

 妻は「おいしいわ、久しぶり」と喜んでくれました。

 このことをコンビニの女性店員に話したら「えらいわね。ヨーグルトを入れると美味しくなるよ」と言われ、早速実行しました。

 現在は大根、人参などを細切りして漬けています。

 苦手だった食事作りも、今では私好みの献立ができるようになりました。

 基本はコンビニの弁当ですが、それに他の具材を加えたり、増量したりしています。

 毎日が変化のない老老介護の生活ですが、次に何を作って妻を喜ばせてやろうかと思のが、今の私の生きがいになっています。

 以上です。

 世の中には、このような男性もいらっしゃるんですね。

 恐れ入りました。

 認知症の奥様と6年間も一緒に暮らされています。

 それだけでも大変だと思います。

 奥様が糠漬けが食べたいと言われて、市販で手に入らないとご自分で作られる。

 それも色々工夫されて。

 コンビニの女性店員さんのアドバイスを頂くと、すぐに実行され、またご自分なりに工夫されます。

>次に何を作って妻を喜ばせてやろうかと思のが、今の私の生きがいになっています。

 本当に奥様思いですね。

>苦手だった食事作りも、今では私好みの献立ができるようになりました。
 基本はコンビニの弁当ですが、それに他の具材を加えたり、増量したりしています。

 これは参考になりました。

 それにしても92歳でここまでやられる投稿者さんには、感嘆する以外ないです。

 私には無理です、まあ92歳まで生きる事自体無理ですが・・・。




秋の気配 / オフコース
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする