ミルフォードクルーズ
ワナカ湖
12月8日
フランツジョセフ発8:00のバスでクイーンズタウンに向かいました。クイーンズタウン着は16:30です。
少し肌寒い、どんよりした曇りでした。私は長袖ティシャツと長袖ワイシャツの上に薄いウインドブレーカーにしましたが、
それでも肌寒く感じました。
8時間半のバスの旅というと長時間過ぎて大変と思われと思いますが、ほぼ1時間から1時間半毎に撮影ポイントに来て、
休憩したり、30分ほどの休憩と30分のランチ休憩があるので想像ほどでは無いと思います。
フランツジョセフでバスを待っている時、昨日グレイマウスから同じバス来た男性から「日本人ですか?」と聞かれました。
リタイアして6年ほどと言うから私より幾分若いかもしれません、川崎市に住む男性でした。
とても穏やかな人で、余計なことはしゃべらず、英語は私より出来ますが、ぺらぺらというわけではなく、
休憩の時は集合時間をドライバーに確かめたりするのは私とよく似ていますし、ランチも前日にスーパーでピザを
買ってきていて食べたりしていました。一緒にお昼をいただきました。お弁当持参の人も結構います。
最初の休憩場所は、「Salmon farm」というサケを養殖し、食事を提供するレストランとドライブインを兼ねたようなところでした。
回りには、店など無く森の一軒家でした。9時45分について30分の休憩でした。
壊れたトイレ
次は、Knights Pointと言う海が見える観光ポイントでした。(10:45)
バージンフォレスト・原生林とも言われるHast地区に入って、雨が少し降りました。サザンアルプスの峠です
12:00にトイレ休憩がありました。この場所で、運転手の交代がありました。クイーンズタウンから来たバスの運転手と
フランツジョセフから来たバスの運転手がこの場所で交代、Uターンするのです。
12:45にMakauraと言うところで30分のランチ休憩がありました。
その後、Lake Haivea
Lake Wanaka
などで休憩、撮影休憩がありました。 交通事故は初めて見ました。 ワイン畑の送風機
4:40頃クイーンズタウンに着きました。想像していたよりはるかに小さい町なのに珍しく交通信号がありました。
おそらくそれは住民のためというより、観光客が多いためではないかと思います。急な坂が多い町です。
バス終点からホテルまではわずかな距離ですが、ホテルは、ものすごい坂の上あり、スーツケースを引いて
上るのには一度休憩したほどです。
大型スーパーもセンターにあり、早速食材を買いに行きました。
ホテルの部屋は広く、ミニキッチン電子レンジと冷蔵庫があるのですが、テーブルと椅子がありません。
外に、喫煙用の椅子があったのでテーブルように借りました。
洗濯機はありませんでした。白ワインを買ったのですが、甘くておいしくありませんでした。
【12月8日終わり】
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12月9日 今日は、ミルフォードクルーズ現地ツアーです。
ピックアップ場所は、8:50、ホテルから2分のスタンレー通りバス停でした。
いくつかのバス停で客をピックアップし、ツアーがスタートしたのは9時頃で、満席でした。
アロー湖で、トイレ休憩
そのほか各所で撮影タイムとトイレタイムそしてランチタイムがありました。
11時頃、南アルプスに入り始めると、ものすごい雨でした。
外人は、傘を差しません。フード付きコートを着るのですが、ずぶぬれでした。傘を差していたのは私だけでした。
ミルフォードサウンドに着いたのは、なんと15時ちょっと前、さっそくクルーズの開始です。
大きな船ではありませんが、他のツアーグループを含めて、100人ほど乗る小さな船でした。
船は大きく揺れ、特に2階船室は大揺れ、船酔いしそうでしたので、1階船室に行き、撮影の時だけ後ろデッキに行きました。
ボーウェン・フォール
スターリンフォール
フェアリフォール
特にスターリンフォールではクルーズ船が滝近くまで近づくのでまさにスコールの中にいるようです。
レインコート無しにはずぶぬれです。
私はカメラが濡れないようこのポイントが終わってから後方で写真を撮りました。
海中展望台
14:30、1時間30分のクルーズでした。滝の付近は、水しぶきが強風にあおられ、私たちはずぶぬれです。これがウリです。
若い人々は、ずぶ濡れになった後、着替えていました。
晴れていれば、定めし良い写真が撮れるのでしょうが、この雨が雄大な滝の景色を作ります。
ミルフォードサウンドは雨の町だそうです。
タスマン海からの湿った偏西風が、サザンアルプスにぶつかって膨大な雨と雪をもたらします。
この雨が、ニュージーランド特有の原生林とシダ類やコケ類、そしてが数え切れない名前のないたくさんの滝、
そしてと氷河を生み出します。
クイーンズタウンの町に近づくと先ほどまでの雨は嘘のように晴れました。
夕日の写真は、夜9時の写真です。日の入りは、なんと9:30です。
私はここまでは、順調でしたが、ホテルに着いて、驚きました。レセプションが閉まっていたからです。
小さなホテルでは、24時間営業ではなく、特にニュージーランドでは、そのようなホテルが多いことは分かっていたのに、
出かける時、たまたまセプションに人がおらず、鍵をカウンターに置いてきてしまったのです。
ツアー先で、鍵を紛失したら一大事と思ったからです。
このままでは、野宿か、泊まれるホテルを探すしかありません。近くに警察があるので行くと閉まっていました。
私は、最悪、24時間あいている店があるのでそこで一夜明かせば良いとは腹をくくり、ホテルのレセプションの扉に
書かれていた電話番号に電話をかけようとしたのですが、携帯は部屋において来ていました。
公衆電話を掛けようとしましたが、現金ではかけられない機械で、途方に暮れました。
私は、思い切って24時間開いているお店に飛び込んで、事情を話しました。
初め、彼は単に場所を聞くのだろ思ったのでしょうが、私の説明に半信半疑でしたが、彼の携帯で電話を掛けてくれました。
店の番号から、職員の携帯に転送されたのでしょうか、職員の携帯につながりました。
彼女は、静岡出身の若い日本人女性で、すぐホテルまで来てくれました。「鍵は持っていて下さい」と諭されました。
実は、昨年ドイツに行ったとき、私は出かける日にちを間違える大失態を犯したのですが、それ以来の大失敗でした。
昨夜、実は、旅も中日を過ぎて、疲れも出ている、注意力が散漫になっているから注意しなければと思っていたところでした。
こうして、私は無事、野宿をしないで、ホテルで休むことができたのでした。
ショックは大きくなかなか寝付かれませんでした。
この大失態、恥は書かない方が良いかとも迷いましたが、思い切って書きました。【12月9日終わり】