風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

西新井大師を歩く

2009年07月04日 | ウォーキング
西新井大師を歩いた 2009/7/2

梅雨の合間、涼しかったので、関東三大師と言われる通称・西新井大師=總持寺を歩いた。
中野区にある新井薬師と同じ真言宗豊山派の寺院で、空海(弘法大師)が開いたされる。
境内に弘法大師による加持水の井戸があり、この井戸が本堂の西側に所在することが西新井の由来と言われる。
交通の便はあまり良くなく、自転車でも行ける距離ではあるが、王子から都バスで行くことにした。
都バスに乗るのはかなり久しぶりであった。本数はかなり出ており、約20分、一律200円で、スイカで乗れる。
この路線はかなりの乗客が乗り降りしていた。
また、都バスは信号待ちする時は省エネのためにエンジンをストップしていた。
だが、冷房が効きすぎで、車内は寒かった。
東京都の新線・舎人ライナーも魅力的だったが、西新井大師の駅はちょっと離れているので都バスにした。



参道                 1.山門                                 2.金剛力士像


3.塩地蔵                            4.六角観音堂


5.大日如来像         6.鐘楼                        7.水洗い地蔵


8.三匝堂[栄螺(さざえ)堂]      9.加持水                         11.井戸            井戸の脇に、福寿地蔵尊


10.身代わり地蔵・水子地蔵     12.不動堂[自由に中に入ることが出来る]                         


13.弘法大師立像     14.稚児大師像                   15.毛塚      16.十三宝塔


17.弁天堂                              18.権現堂               



19.如意輪堂[女人堂]      20.奥の院                        22.出世稲荷


21.大本堂

  
本尊は十一面観音と弘法大師だが、公開されていない。正面左に阿弥陀三尊が。
 

23.鳥塚           24.光明殿                                25.八角堂[大師堂]


西新井薬師の前に西新井氷川神社があった。       王子駅に戻るバスの中から、“長崎の平和像”[王子駅前/北とぴあ前]が見えた。


境内は広くはないが庶民的というか年寄りが散歩の途中に立ち寄る感じ、
平日の割には参拝者が少なからず居た。
昼過ぎ、交通安全祈願の札などの加持祈祷が行われていて、私は札は買わないが参加した。
真言宗では加持祈祷の時、火を焚く。
8人の僧の読経の声、太鼓の大きな音、鐘、そして赤々と大きく立ち上がる炎、
これらがそろうと荘厳と言うより、独特の雰囲気・集団意識を醸し出されると感じた。
この宗教が生まれ普及しだした頃、多くの信者が合掌したり、この儀式にひれ伏したり、読経しただろう、と思う。
集団で念仏を唱えたり、太鼓を叩いたり、踊ったりする宗教などもこうした集団的儀式による一体感や共同幻想を作り出したのだろう。
シャーマニズムなどは特にこの傾向が強いと思う。

このお寺、不動堂、大本堂は入ることが出来る。
大本堂の本尊は御簾で隠されているが、不動堂内は撮影が出来る。
境内の藤棚の下でおむすびをゆっくり食べた。
中野の新井薬師もそうであったが、西新井大師境内にも多くの屋台があった。
また、境内のあちこちに『禁酒』の看板が、飲酒でのトラブルがたくさんあったことを窺わせる。

中野の新井薬師については、私のブログ、『哲学堂公園再訪・2008/3/1』と『中野~哲学堂~を歩く』に少し触れている。

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