まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

JRかにカニ日帰りエクスプレスプランで行く「飲み鉄」の旅

2010年02月21日 | 旅行記E・関西

真冬のシーズン、窓の外に舞う雪を見ながらカニを味わい、温泉を堪能する・・・・。往復のJRと温泉旅館での昼食プランがセットになったJR西日本の「かにカニ日帰りエクスプレス」のプランが人気だ。JRの各駅でもこのプランのPRに懸命になっている。

実は本日21日、このプランを利用して出かけたのだが、いやこれが実に「堪能」という言葉が似合いましたな・・・。私の「飲み鉄」でもここまでのものは出るものではありません。

話は昨年の年末にさかのぼる。

その日は、かつて旅行サークルでご一緒し、その後は野球観戦でも懇意にさせていただいている鈍な支障さんとの会食。ちょうど私が「JR全線乗りつぶし」を達成したこともあり、そのお祝いも兼ねて一席設けていただいた時のこと。

そこで、「冬の時期でもあるし、どこかに出かけましょうよ」という話が出て、そろそろ「かにカニ」のパンフレットも出ていることだし、「山陰か北陸にカニでも食いに行きませんか」ということになった。そうなれば旅と野球の「盟友」?である大和人さんにも声をかけることになり、いろいろとお忙しいお二人の日程を調整する中で、2月21日決行ということになった。

行先についてはパンフレットを見た結果、山陰線は香住地区、その中に餘部鉄橋にほど近い「尾崎屋」のプランを見つける。香住まで行くのであれば、来年春で新型車両に置き換わる気動車特急「はまかぜ」で行くのがいいかな・・・。

そんなプランを描きつつ、発売開始となる1ヶ月前の1月21日、JRのみどりの窓口へ。そこで係員が機械を操作して、旅館のほうは無事に押さえることができた。ただ、「はまかぜ」というのは行きも帰りも「満席です」というもの。これにはびっくり。最初は「そんなに"鉄"が押さえにかかったのか?」とも思ったが、「かにカニ」利用の枠が限られているのだろうし、「はまかぜ」の通る神戸や明石など、そちらの駅からの利用客を優先しているのかもしれない。

結局列車交渉の末、大阪からの「北近畿」利用ということになった。お二人にもその旨を伝えたのだが、「温泉にカニに餘部鉄橋がついてその値段なら全然OKやで。はまかぜがそこまで人気ならしゃあないわ」ということで、後は当日を待つことに。

こうして迎えた当日。朝から天気予報を見るにある意味「冬らしくない」天候の中、「汽笛一声」のオルゴールに乗せられて大阪を出発・・・・。(続く)

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