7月10日から各地の球場で、最大5000人、または収容人数の半分以内のいずれか少ないほうの人数を入れてのプロ野球が始まる。
当初は私もどうしようかと思っていたが、普段とは違う球場の雰囲気というのはどのようなものか体感してみることに。こんな気持ち、2011年の東日本大震災の影響で仙台から甲子園に代替開催となったイーグルス対バファローズ戦の観戦以来ではないかと思う。
さて、バファローズ戦の観戦である。7月4日からファンクラブのゴールド会員を対象とした前売が始まったので、早速ホームページにアクセスする。ネット裏やベンチ上などの一部を除いてはまだ席に余裕がある。私のスケジュールの関係で、7月11日のファイターズ戦と、19日のホークス戦の2試合を申し込む。なお、ファイターズ戦については上段席の販売がなく閉鎖の模様。
座席については申し込み時に指定する。その座席図を見ると、前後は1列おき、左右は2席おきとなっている。普段からこのくらいゆったりとした間隔で観戦できればと思うのだが、今回はあくまで特別措置だ。
さて、実際の観戦にあたってはさまざまなルールが設けられていて、球団ホームページにも掲載されている。マスクの着用、入場時の検温、アルコール消毒のほかに、QRコードにて「大阪コロナ追跡システム」の登録をするよう求められている。感染者が出た場合、その感染者と接触の可能性がある利用者に対してメールで注意喚起を行うものである。もし感染した人が観戦、もとい観戦した人が感染したことが判明すると、私のところにもメールが来る仕組みだ。来られても困るが。
後は、売店は営業しているがスタンドに売り子が来ることはなく、アルコールは6回終了までの販売のようだ。
他には、応援団による鳴り物や応援歌合唱の応援や風船飛ばし、観客同士のハイタッチは禁止とある。球場で大声で声援するのが楽しみという方にとっては残念だろうが、ここもソーシャルディスタンスのキモの一つなので仕方がない。それでも人間だから、いいプレーには自然と拍手もすれば大きな歓声も挙がること。さすがにそこまでは禁止されていない。
そして、これは球団がどこまで責任を持てるかだが、やはり帰りの大正駅、ドーム前駅の混雑具合。まあ、普段の公式戦でもそこまで極端に混雑するという感じでもないのだが、今季については、さすがに大正駅前で一杯やって帰ろうかというのはちょっとためらわれるかもしれないなあ・・。
チームの現在の成績には不満なのだが、現地観戦ができるというのはファンとして明るい材料、前向きな気持ちで過ごそう・・・。