まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

広瀬香美の『吠えろライオンズ(LIONS 70thバージョン)』

2020年07月06日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

6月30日から所沢で行われたライオンズ対バファローズの6連戦。その前までマリーンズに屈辱の「同一カード6戦6敗」という目に遭わされたバファローズ、初戦を落として通算7連敗となったが、その後何やかんやで持ち直し、このカード6連戦は3勝2敗1分と勝ち越しとなった。まあ、展開次第ではどっちに転んでもおかしくない試合が続いたが、これは素直に喜んでいいだろう。ようやくホームに戻ることができることもプラスになればと思う。

さて、その6連戦の中継はCSのフジテレビTWOが中心で、ライオンズ推しの内容というのはもとより仕方がない。ラッキー7となるとビジョンに映し出されるファンのリモート応援とともに球団歌が流れるのだが、その『吠えろライオンズ』の声が昨年とは異なり女性のものになっていた。

何ぞや?と見るに、すかさず中継では「応援歌をリニューアルした」として、声の主はあの広瀬香美さん。「70thバージョン」として新たにリリースしたとのこと。広瀬さんといえば私が学生~社会人当時にスキー関係のCMなど冬にヒットする曲が多く、「冬の女王」の異名を持っていたが、当時、TUBEが冬にどうやって稼いでいたのかというのと逆に、この方は夏はどうやって稼いでいたのかが個人的に気になっていた存在なのだが、それはさておきこの起用である。ライオンズのホームページによると、広瀬さんが福岡出身で幼い頃に平和台でライオンズ戦を頻繁に観戦していたとか(となると、西鉄~太平洋~クラウン?)、進学した音楽大学が西武ドームの近くだったとか、そうした縁で球団がオファーしたという。

ライオンズの球団歌といえば松崎しげるさんの熱い歌唱のイメージだが、広瀬さんの歌声に久しぶりに接したこともあり、お試しの後、ダウンロードにて購入した。

そして「70th」とあるように、2020年というのはパ・リーグ設立70周年である。リーグ初年の西鉄は「クリッパーズ」という愛称で、そのシーズン終了後に西日本パイレーツを吸収して「ライオンズ」を名乗る。その後は各球団いろいろあって・・・現在の2020年に至る。長い歴史の中でセ・リーグの連中からバカにされ続けてきたが、今に至ってリーグとしてようやくここまで来たのかと感慨深いものもある(それでもいまだに名古屋、関西、広島ではパ・リーグというのはマイナーリーグの扱いで、マスゴミはが報じることはほとんどない。せいぜい、尺が余っているから埋め合わせに原稿を読むくらいのものだ)。

120試合制の公式戦、セ・リーグ側の都合で交流戦は失われたが、パ・リーグの中でレベルの高い試合はこれから続く。これからもガチンコで激しくやってほしいものだ・・・。

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