まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

長野は重要無形文化財

2008年12月03日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

プロ野球のFA戦線とか(横浜の三浦が西宮ヨコシマ球団行きを拒否したことで、広島出身のどこぞの元4番打者と比べてざまあ見やがれという、それだけで満足しているのですが)、トレードとか背番号の昇格とか、ストーブリーグも賑やかなこの頃。

そんな中で、ロッテから2位指名を受けたホンダの長野(ながのだかちょうのだか知らんが)選手が、今回も指名を拒否するという。2年前だったかのドラフトで日本ハムの指名を受けながら拒否した選手。あくまで「巨人に行きたい」という、本当に「まだこんな野球人が日本にいたのか」という、昭和30~40年代の精神を持ったプレーヤーである。まあ、技術的には昭和30年代クラスだろうが。

ある意味、重要無形文化財ですな。

昨今の野球界の盛り上がりを見れば、私がパ・リーグのファンであることを差し引いても、パのほうが熱狂的なファンの声援、それに後押しされたレベルの高い熱戦が観られると思う。でもまあ、巨人と阪神の野球しか知らない選手から見れば、そんなのは関係ないのだろう。長野も、そんな選手の一人に過ぎないのかな。野球=巨人という図式でしか見られない、ある意味哀れむべし選手である。テレビは国営と日本テレビ系列しか映らなかったのだろう。

大卒で拒否し、社会人で拒否する。プロに入団するには今が最後の機会だと思うのだが、選手層が厚く、若手も伸びている巨人が指名しなかったところを見ると、所詮はその程度の選手だったのだろう。一方で独立リーグの入団を目指してトライアウト受験を重ねる選手から見ればぜいたくな話であるが。

巨人のブランドがあれば女子アナやモデルともやりたい放題だし・・・ということかな。いやいや、最近の女子アナもモデルも目が肥えているから、巨人ブランドくらいでは落ちませんよ(←って、誰も落としたことのないお前が言うなって話)。

一方の巨人も、使えない選手はあっさりと放出しますからね・・・それでもいいのかな?

同じ「G」でも、そのうち「ゴールデンゴールズ」あたりでプレーしているのが所詮お似合いの選手のような気がしますが、いかがでしょうか(欽ちゃんのほうが願い下げかな)。

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ナイアガラ@祐天寺

2008年12月01日 | まち歩き

Pb294464「ナイアガラ」というのは、東急東横線の祐天寺駅のそばにある店ということで・・・。ある人から「こういう店があるよ」と教えてもらったこともあり、出かけてみた。

場所は祐天寺駅の東口のロータリーを見て左のほうにいけばすぐにわかった。喫茶店というかカレーショップというのだが、そのつくりというのが・・・。

Pb294454一目見てすぐにわかるというか、周りから浮いているようでこのあたりならまだ風景としてみることができるかなという感じの外見。

Pb294456中に入ればSLのプレートやら列車の行先票、ヘッドマークなど、これでもかいなという壁面。また座席も昔の車両のボックスシートを流用し、ホンマ、これでもかいなという内装。

また全国の駅長の筆によるサイン色紙やら、藤原紀香と陣内智則がドラマで共演したときにロケで使用したという席(そういえば、この二人っていまどのような生活を送っているのだろうか・・・関西ではまだこの二人のネタで引っ張っているのだろうか)があったりする。別に私は一人だし、時間が時間でガラガラだったから別の席に収まった。それにしてもこういうところでやれ「鉄道アイドル」などといういうサインを見ると、吐き気をもよおす。

Pb294459この店の存在は「その筋」の人なら誰でも知っていて一度は訪れたことがあるそうなので(私をそうと見込んでこの店を教えてくれたのだろうが)、どうも知らないのは私だけだったようだ。あまりこの手の店に興味を示さなかったこともあるが、正直、ここまで鉄道モノで埋められると逆に居心地が悪くなるかな。どういう観点でグッズを集めているのかというコンセプトもわからない。とにかく並べればいいというものではないだろう。

Pb294461そうこうするうちに、壁際に敷かれたレールの上を、SL列車に牽引されたカレーの皿がやってくる。面白いやり方ではあるが、店の人がわざわざ表に出てきて皿を列車に載せている光景を見てしまうと、「何もそこまでしてくれなくても」という気になってします。

Pb294463いまは見なくなった紡錘型というのかな、そういう盛り付け。味のほうも昔ながらというか、サラっとした感じのルー。ただ最近濃い味のカレーに出会うことの多い私から見れば(かつて、家庭で自分でこしらえていた時はとにかくドロドロしていた)、ちょいと薄いかなという味がした。

でもまあ、シチュエーションを楽しむならば訪れるのも悪くないだろう。ただ、昼下がりに男一人が入るとちょっとヤバいかな・・・。家族連れとか、誰かこの手の話ができる人と行くのがよいだろう。

Pc014467帰りに「どうぞ」といただいたのが、オリジナルの「硬券」。別に特典があるわけではないが、この店を訪れたという証かな・・・・。まあ、こういう個性的な店があるということで。

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