まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

2月DM検診結果

2010年02月08日 | ブログ

本日は月に一度のDMの検診ということで専門医を訪れる。今年明けてから、朝に服用する飲み薬の量を半分に減らして様子を見ようということだったが、日々の血糖値自己測定では以前に比べてやや高い数値が出ることもあり、内心ではヒヤヒヤとしていたものだ。

さて、気になるHbA1cの数値だが、前回とほぼ同じの5.0%。何とか正常値をキープすることができ、やれやれ。本日の担当医は初めて診ていただく先生だったが、とりあえず薬の量は現状維持ということで「契約更改」。やれやれ。

また、前月の血液検査の結果をいただき、肝機能、腎機能ともに何とか正常値まで戻すことができた。これで一応は「人並みの身体」(もっとも、外見はともかくとして・・・)を取り戻すことができたが、油断すればすぐにぶり返すというもの。そうならないようにこれからも気をつけなければね・・・。

コメント

友とはありがたいものです。

2010年02月07日 | ブログ

今夜(といっても日付が変わった後なので、6日の話なのだが)は、大学時代の友人たちとの約1年ぶりにミナミで会食。

大学卒業から早いものでもう14年。その間には既に結婚している人(このたび2人目のお子さんが産まれた)、初めてパパになろうとしている人、奥さんとラブラブな人、そうかと思えばまだまだ独身貴族を謳歌している人、自分がこれという仕事に打ち込んでいる人・・・・人生、そろそろアラウンド・フォーティーの域になろうかという段階なれば、それぞれ充実した生活を送っているように見えた。

さてそれに引き換えて私はどうだろうか・・・。こういう感じでブログを書いてみたり、今年はtwitterに挑戦してみたりというのはあるが、旅行記をいろいろと書くように、どうも他の人と比べて自分の地盤を固めていないのではないかという気がする。正直、私が一番極楽とんぼなのかな・・・?また、ブログ上で自分がDM患者ということもあり、本来ならこのような席で昔のように飲んでもいいのかというのがあるのだが、さすがにその辺りについてセーブというのか、声掛けをしてくれるのも友人たちならではである。

席上では結構昔の話も出た。その中で、卒業以来一度も会っておらず懐かしく思い出される人もいる。ぜひ機会があれば久闊を叙して今後の友好の広がりにもつなげていきたいものである。元気でやっているのかな・・・・?

やはり友というのはありがたいもの。これからも、このつながり、絆というものを大切に守っていきたいものである・・・・。

コメント (2)

オリックス・小瀬外野手が転落死。自殺か?

2010年02月05日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

オリックス・バファローズは岡田監督を迎え、ローズの退団はあったもののT-岡田やら田口やらでそこそこの明るい話題も見えて、ファンとして今年は期待できるかなと思っていた。

職場からの帰り際に何気なくYAHOOをのぞいてみると、こんな衝撃の見出し。

小瀬外野手といえば今年3年目。俊足と巧打が売り物で、当時在籍していた清原からは「イチロー2世や」と言われたほどの潜在能力があった選手。外野の競争は激しくなるが、個人的には小瀬-坂口-岡田でバファローズの将来の外野の布陣ができるのではないかという期待もあった。そんな矢先の出来事である。

現在のところ情報は事実のみで、転落死なのか自殺なのか、何が原因だったのかはこれから明らかになるのだろうが、キャンプ中にこのような出来事があるというのは前代未聞ではないだろうか。レギュラー争いに何か壁のような悩みを抱えていたのだろうか。

チームに与える衝撃は大きなもので、このショックからどう立ち直るか。残った選手は小瀬外野手の分まで頑張ってほしい。

ともかくも、若き猛牛戦士のご冥福をお祈りいたします・・・・。

コメント

横綱朝青龍が引退表明

2010年02月04日 | ブログ

今日の一番の話題といえば、このことにつきるだろう。

モンゴル出身で初の横綱、歴代3位の25回の優勝で角界に一時代を築いた横綱朝青龍が突然の引退。このところの暴行疑惑やら、それ以前の素行の問題が取りざたされてのことである。

まあ、このところの騒ぎで「解雇」も含めた重い処分が検討されていたことでもあり、辞めるのも時間の問題と言われていただけに仕方ないのかな、というところだが。

それにしても、こういうことが取りざたされるたびに「横綱とは?」ということに思いを致さざるを得ない。「横綱」と「チャンピオン」の違いは何だろうかと、改めて思うところである。

また、相撲だけに特別なものを求める気持ちというのも、どこから来るものだろうか。

P6011227その相撲にしても、現在の朝青龍、白鵬まで江戸時代以降69人が推挙されているが、その69人全てが品格方正であったわけではなく(中には優勝1回もないのに、東西に横綱を据えなければならないという理由で横綱になった人もいましたね)、その基準というのは本当にどこにあるねん、てなもんである。品格、品格と言い出したのはいつの頃からだろうか。

その一方で、横綱というのはその時代の空気を表現するものかな、と思う。そりゃ、谷風とか小野川の時代までさかのぼってはいけないが、明治~大正の古武士の様相の梅ヶ谷、常陸山に始まり、戦前に神格化された双葉山、戦後の復興の支えになった栃錦・若乃花、高度成長時代に力士も大型化した柏戸・大鵬、日本が経済大国となり、外国からみて憎らしいまでの存在となった時代の北の湖~千代の富士、バブルからバブル後にかけての若乃花・貴乃花、グローバル時代の曙・武蔵丸、そして朝青龍に白鵬。もっとも、朝青龍には現在の「勝ち組・負け組」「実力があれば何をやってもいい」とか「モラルハザード」も時代背景かな。

結構こじつけもある分析と思うが、「国技」というものがその国の諸相の一つを表すのであれば、横綱も「時代の子」と言えるのだろう。

20045_044さて、これからの大相撲の興行はどのようになるのだろう。このままでは白鵬が優勝を重ね、当面は強力な横綱・大関も出現しないことから、優勝も軽く20回を超え、朝青龍の記録を抜くのも間違いないだろう。ただ、「それでいいのか?」という気もする。

今回の一件というのは、先の理事選挙とも合わせて改めて「横綱とは?」「国技とは?」ということについていろんな問題提起と示唆があるように思う。この国の社会の構造とも合わせて、奥の深いテーマとして考えていく材料にはなるのではないだろうか。

コメント

『地域の力~食・農・まちづくり』

2010年02月02日 | ブログ

twitterをやる中で、「地域活性化」に取り組んでいる人たちやコミュニティからのフォローを受けることが増えている。全国のニュースでさほど取り上げられているというわけではないにしても、全国見渡せばいろんな形で「地域活性化」に取り組んでいる人がいるわけで、結構大きなテーマと言えるのではないだろうか。

さて今回取り上げたのは、『地域の力~食・農・まちづくり』(大江正章著、岩波新書版)。

Photo149820_3小泉改革路線以降、都市への一極集中であるとか、都市の「ファスト化」などが「地方の疲弊」とセットになって語られることが多くなった。ただその中にあって、独自の取り組みで地域の活性化に成功し、必ずしもこの公式に当てはまらないぞという地域が出てきているのも確かである。先の「地域活性化」のコミュニティなどはそれらの現れだろうか。

本書ではその中でも「第一次産業、特に農業・林業」に焦点を当て、それらの分野で住民と自治体が一体となって魅力を発信している地域を取り上げている。地域資源の活用や、有機農業、林業、食育、公共交通の充実など・・・・。

学者が難しい理論を展開するというのではなく、実際にその地に赴き、自らの足で歩き、地元の人たちへのインタビューで得たもので構成されており、結構生き生きとしたルポに仕上がっている。こういうルポもので、鎌田慧著の『日本列島を往く』シリーズを読んだことがあるのだが、こちらが読むごとに「陰」の部分が強調されて暗澹たる気分になったのに比べて、本書はあくまでも前向きな姿を捕らえようとしている。実際に自治体全体を取り巻く環境は厳しいものがあるのは事実だろうが・・・・。

Dscn6919中でも関心を持ったのが、自分の趣味の分野でもある交通のところ。ここでモデルとなったのは「路面電車」を地域活性化の切り札に選んだ富山の街。ルポの時点ではまだ万葉線とポートラムしか出来ていなかったが、現在はこれにセントラムが加わった。このポートラム転換と万葉線への移譲というのが、地方の公共交通のあり方に一石を投じたのは大きい。

地域活性化というと、大掛かりな公共工事を行うとか、何かカネを落としてくれそうなものを誘致するということを考えがちだが、それらが数年後にはうまく立ち行かなくなっているケースが多いのも事実。その一方で、いかに大地や人などの「地域資源」を活用することで活性化につながるかということが紹介されており、これはいろんなところでヒントになるのではないかと思う。

・・・個人的には、各地で発足している、あるいはその動きのある「野球の独立リーグ」がどこまでこの動きに沿ったものになるかというのに興味があるのだが・・・・(私がこの点でどのリーグを評価し、どのリーグをボロカスに言っているかはおわかりかと思うのですが)。

コメント

貴乃花親方が理事選挙に当選

2010年02月01日 | ブログ

どっちに転ぶかと思っていたが、こっちに転んだか。

1日に行われた日本相撲協会の理事選挙で、貴乃花親方が事前の予想を覆す形で10票を獲得し、理事選挙に当選したというもの。報道では、自身の1票、支持派の6票のほかに、立浪一門から2票、二所ノ関一門から1票入ったという。

朝青龍の問題をはじめとして、その前には大麻問題、力士の暴行死、今やすっかり過去の話となった八百長疑惑など、大相撲を取り巻く環境は厳しいものがあり、その中で「改革」を訴えて選挙に立候補した姿勢に対する世論の後押しもあったのだろう。

よく「相撲協会は閉鎖的だ」という論調が目立つ。「役員を決めるのも馴れ合いで、旧態依然だ」というもの。ただ、実際の日本社会でいろんな物事を決めるにあたり、果たして「何でも選挙で決める」という慣習はあったかしらとも思うのである。確かに政治の世界、議員は選挙で決める、政党の党首は選挙で決めるということはある。ただその中身といえば実質「信任投票」であったり、「いかにして自分の支持グループ、組織を固めるか」で結果の趨勢が決まる(本当の意味での自主投票ではない)傾向がありはしないか。こと相撲協会の理事選出方法だけをあげつらうのではなく、「日本社会にもこういう一面が多々ある」という見方をすべきだと思うのだが・・・・。

そういう思いがあるからこそ、今回の選挙結果というものに世の中が関心を示したということだろう。相撲協会だけではなく、日本の団体における「選挙」にも一石を投じることになったのでは。

個人的には、巡業、稽古の充実をうるさく言っていて、巡業の稽古に出てこない力士に喝を入れていた大島親方が落選したのは残念なのだが。

問題はここからで、「改革」といっても任期は2年である。いっぺんにいろんなことができるというものではないが、貴乃花親方は「相撲の底辺拡大」を主眼に据えているという。これは、相撲協会の財団法人としての「寄附行為」にある「青少年・学生に対する相撲の指導奨励」に合致するものである。「何をしたらよいか」で迷うなれば、そもそも「相撲協会とは何をするところか」という原点に帰ることも大切だろう。

私個人としては、同じ寄附行為にある「相撲道に関する出版物の刊行」なんてのもPRには欠かせないことだと思うのだが・・・・(先日発刊されたベースボールマガジン社の「映像で見る国技大相撲」のDVDマガジンは全巻収集しようと企んでます)。

これから「貴乃花親方対武蔵川理事長」なんてのをワイドショーで取り上げることになるだろうが、そういう視点だけではなく客観的な目でこれからの相撲界というのを見守って行きたいものである・・・。

コメント