リーマン・ブラザーズが破綻し、バンク・オブ・アメリカがメリルリンチを買収し、そこには兆の桁の紙幣がヒラヒラ~
、
低所得者向け高金利型住宅ローンという、名前からしてけったいで意味不明なローンが破綻して始まった経済危機は、
こんな小さな街角で、小さな家を買おうと奮闘している小市民にまで、薄気味悪い影を落とします。
総資産65兆円の会社が、いったいどんなふうにアホを重ねたらコケるのか、経済オンチのわたしには想像もつかないけれど、
旦那が話をしに行った住宅金融公庫のどこもが複数の調査機関を使い、
こいつらにお金を貸しても大丈夫なのかどうか、徹底的に、いやらしいほどに、わたし達のことを調べているんですね~。
こういうのを、とんだとばっちりを受けるって言うんでしょーか
。
あ、でも、少しだけ嬉しいこともありました。あくまでも、わたし個人としての小さな幸せです。
ニューヨーク円が上昇したので、家にある、わずかではあるけれど円をかき集め、銀行にダッシュ
!
最初に出てきた為替が納得できなかったので、ダメもとで交渉してみたんですね。
「日本の新聞で毎日のように円の動向を見てるんですけど、ほら、昨日のアレがあったでしょ、
(ここで銀行マン、意味ありげにニヤリ
。なるほど、他所の火事は嬉しいのね、と心の中で皮肉るわたし
)
んで、今日はひとつのチャンスかな、とド素人のわたしなんかは思うのだけど、
やっぱエキスパートのあなたにしか分からないんでしょうね、こういう世界のことは」
なんて言いながら、すがるような目で見つめてみたら
、増えちゃいました、ドル
。
でも……なんで増えたんでしょうね……言うたもん勝ちの国だとはいえ、銀行で両替って時にそれはちょっと……。
これまでに円をドルに換える毎に、えらい減るなあっていう印象でしたが、
もしかしてぼったくられてた
?やめとこ、考えんとこ。
こないだのコンサート当日、リーマン・ブラザーズのビルを見上げながら、
こんな立派なビルでも、今頃中は大変なんやろなあ、と思いながら通り過ぎました。
今時の世の中、倒産もリストラも、別に珍しくもないことだけど、家族としてどちらも身近に、しかも何度も経験したので、
あのキツさと暗さを、今まさに抱えなければならなくなった家族や個人のことを思うと、たまらない気持ちになります。
物事や会社や国が大きくなり過ぎた時、それらの上に立って司る人達は、よほど賢く、狡くなく、冷静でなければなりません。
彼らがバカで、強欲で、本質を見失うほど興奮してしまうと、その歯車が巨大なだけに、狂気が広範囲に蔓延してしまいます。
地球がずいぶん病んでいて、その大方の原因を何の反省もなく作り続けている巨大国アメリカ。
どうやら自然の神は、気にもとめていない振りをし続ける利己主義なこの国を懲らしめるには、
ハリケーンや竜巻だけでは足りんのだな、と思ったのかしらん。
『流血の日曜日』なんて、呑気に名前つけてる場合かね?アメリカよ
。
P.S.
日本の新聞に、バンカメっていう名前が盛んに出てきて、それを読むたびにわたしは、夜な夜な徘徊している
さんを想像してしまうんですね。
名前や言葉を省略するのは日本の得意芸だけど、なんだかな~
、
Bank of Americaとバンカメの間には、深くて暗い河が流れているように思うのはわたしだけ
?

低所得者向け高金利型住宅ローンという、名前からしてけったいで意味不明なローンが破綻して始まった経済危機は、
こんな小さな街角で、小さな家を買おうと奮闘している小市民にまで、薄気味悪い影を落とします。
総資産65兆円の会社が、いったいどんなふうにアホを重ねたらコケるのか、経済オンチのわたしには想像もつかないけれど、
旦那が話をしに行った住宅金融公庫のどこもが複数の調査機関を使い、
こいつらにお金を貸しても大丈夫なのかどうか、徹底的に、いやらしいほどに、わたし達のことを調べているんですね~。
こういうのを、とんだとばっちりを受けるって言うんでしょーか

あ、でも、少しだけ嬉しいこともありました。あくまでも、わたし個人としての小さな幸せです。
ニューヨーク円が上昇したので、家にある、わずかではあるけれど円をかき集め、銀行にダッシュ

最初に出てきた為替が納得できなかったので、ダメもとで交渉してみたんですね。
「日本の新聞で毎日のように円の動向を見てるんですけど、ほら、昨日のアレがあったでしょ、
(ここで銀行マン、意味ありげにニヤリ


んで、今日はひとつのチャンスかな、とド素人のわたしなんかは思うのだけど、
やっぱエキスパートのあなたにしか分からないんでしょうね、こういう世界のことは」
なんて言いながら、すがるような目で見つめてみたら


でも……なんで増えたんでしょうね……言うたもん勝ちの国だとはいえ、銀行で両替って時にそれはちょっと……。
これまでに円をドルに換える毎に、えらい減るなあっていう印象でしたが、
もしかしてぼったくられてた

こないだのコンサート当日、リーマン・ブラザーズのビルを見上げながら、
こんな立派なビルでも、今頃中は大変なんやろなあ、と思いながら通り過ぎました。
今時の世の中、倒産もリストラも、別に珍しくもないことだけど、家族としてどちらも身近に、しかも何度も経験したので、
あのキツさと暗さを、今まさに抱えなければならなくなった家族や個人のことを思うと、たまらない気持ちになります。
物事や会社や国が大きくなり過ぎた時、それらの上に立って司る人達は、よほど賢く、狡くなく、冷静でなければなりません。
彼らがバカで、強欲で、本質を見失うほど興奮してしまうと、その歯車が巨大なだけに、狂気が広範囲に蔓延してしまいます。
地球がずいぶん病んでいて、その大方の原因を何の反省もなく作り続けている巨大国アメリカ。
どうやら自然の神は、気にもとめていない振りをし続ける利己主義なこの国を懲らしめるには、
ハリケーンや竜巻だけでは足りんのだな、と思ったのかしらん。
『流血の日曜日』なんて、呑気に名前つけてる場合かね?アメリカよ

P.S.
日本の新聞に、バンカメっていう名前が盛んに出てきて、それを読むたびにわたしは、夜な夜な徘徊している

名前や言葉を省略するのは日本の得意芸だけど、なんだかな~

Bank of Americaとバンカメの間には、深くて暗い河が流れているように思うのはわたしだけ
