ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

嗚呼オイルタンク!

2008年09月10日 | お家狂想曲
これは、アメリカ北東部の、しかも買おうとする家が築100年ぐらいで、
アップデートもなんもしてない、昔のまんまで維持されてきた家だった……という、
かなり限定された状況に陥った人でないと、さっぱりさっぱりな話と愚痴です。
だから、さらっと聞き流してもらえたらありがたいです

オイルタンクの件が、今買わんとしている家の、最初っから最後まで引っかかる問題になるのは分かっていました。
けれどもほんまに、ほんまのほんまに、千回ぐらいほんまに、なんともややこしくてうんざりです
昔はおおらかやったっちゅうか、なんも考えてなかったっちゅうか、
そんな、金属製のタンクにオイルを満杯入れて地中に埋めちゃったりしたら……、
劣化したタンクからオイルが漏れたらどないするって、当時はだ~れも考えへんかったんでしょうか???
地中のタンクと地上のタンク、これらをどちら側が責任取るかってんで、夏の間中もめてたんですが、
秋になった今も、なぜだかまだ、うちと向こうのテーブルの上でピンポン球が打たれては返され……、
時々、地球を一周でもしてきたんかって思うほど、返ってくるのが遅かったり……

チャッチャと済ませたいわたしと、いつもは気が短いのに、なぜだかこういうデカい物事に遭遇するとおっとりする旦那。
それにしてもダラダラダラダラ、事があまりにも進まないので、旦那にひと芝居打ってもらいました。
それでやっと、今朝のことですが、オイルタンクの件が片付いたようです。(片付きました、と言えないのが哀しい……
地中のオイルタンクを取り出して、土の汚染状況のテストをし、結果次第では浄化をし、
問題がすべて解消されたという証明書を州の機関の確認を得て作成する。
以上のことを、売り手側が全責任をもって行う。
地上のオイルタンクも劣化が顕著なので撤去し、新しいオイルタンクを地下室に設置する。
以上のことはわたし達がするのだけれど、撤去にかかる費用の半分を、売り手側にも負担してもらう。

まあ、タンクのことはすべて向こうの責任でやってもらいたかったけれど、
新しいオイルタンクの購入費と、撤去分の半分を負担するというところまで折れたんですね。

で、これまで待たされ続けてきたタンクの件、
なのに突然向こうから、我々が地中のタンクをどうこうしている間に、さっさと新しいタンクを入れてもらわないと困る、などと言ってきて、
さすがの旦那もムカっとしたのか、ステュアート(弁護士)に電話で抗議してました

あの家に住んで、少しずつきれいに整えていって、心地良い空間にしていきたいと思っているのだけれど、
それと共に、頑張ってお金を貯めて、ヒーティングシステムをオイルからなにか他の物に換えないと。
日本人の得意技、個別ヒーティングももちろん選択肢の中に入っているのだけど、
如何せん、ここの冬の寒さはちょっと、半端じゃないので、どういうふうにできるのか、今年の冬が初挑戦です

毎日のように、鼻水たらたら~な記事を書くことにだけはならないようにしたいものです。

コメント (2)
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