ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

米国野生動物事情

2008年09月21日 | 米国○○事情
そして再びいいお天気です。
家の五十路三毛猫ショーティものびのびと昼寝をしています。



息子Kは寿司屋のバイトに、旦那は最近末期の肝臓癌が見つかった友人のお見舞いに出かけ、
わたしは衣替え(ほんとは引っ越してからする予定だった……)の埃アレルギーに襲われ鼻水垂らしながら書き込んでます。

昨日、コネチカットではコヨーテや黒熊が庭に出没すると聞き、
いやあ、ニュージャージーではスカンクとアライグマどまりかな~なんて話してたら、
家のドライブウェイに入る所で、急にライトに照らされて呆然と固まるアライグマと鉢合わせしました。
彼らは夜行性で、結構おっきくて力も強く、時に凶暴になるので、動物園のノリで近づいたりしてはいけません。
大人ひとりでは持ち運べないサイズのゴミ箱の、しっかり閉めてあるフタを開け、
夜な夜な食べ物を物色するのが得意です。

どちらかというと、彼らがのんびりと暮らしていた場所に、人間がドカドカと勝手に入り込んできて、
そればかりか、好きな様にあちこちいじくり回したり変えちゃったりしているのだから、
向こうには向こうの、語り尽くせない言い分ってのがあるんでしょうけどね。

アメリカ郊外の町の、夜の庭には、いろんな野生動物がやって来て、きれい時の花をパクパク、熟れ時の野菜をガブガブ、
それらを丹誠込めて育てている人達を大いに悩ませ泣かせます。

人間と自然と動物の共生は、可笑しくもあり腹立たしくもあり、いいこともあり困ることもあり、
これはまあ、自分以外の人間と共生するのと、似たようなもんなんですけどね。

あ、突然思い出しました。
うちの、前にもお話しした、どうしようもない不良リス達、
旦那の証言によると、わたしの車をウ○チまみれにしたのは、他の誰でもない、彼らなんだそうです。
ある日の夕方、家の後ろ側にあるトイレに入ってたら、聞いたこともないトントンという音が聞こえてきたんだそうです。
なんだろな?と思って小窓から外を見てみたら、
ガレージ前の車の上で、リスが数匹、ウ○チをポロッとしてはその周りで小躍りしてたって……(ウサギさん代行)。
ほんまかいな???
かなり疑わしい横目で見たんですが、旦那はあくまでも真面目顔。「ウソじゃないで、マジでほんまやで」と繰り返します。
「両手上げて飛び跳ねてたん?」と、身振り手振りで聞くわたし。
「いや、手は胸の前やった」……。
ま、ヤツらの手がどこにあろうが別にどうでもええことですが、あの擦っても擦っても固まって落ちんかった超頑固ウ○チ、
おのれ~確信犯!逮捕しちゃる~

おいおい、さっきまでええ格好言うてたくせに……ま、わたしはこんなもんですね。
そろそろ衣替えの続きやろっと。